OPINEL ステンレス #8 オークウッドをカスタムする 削る

で書いたように、少しでも自分の好みになるように、というかもっと使いやすくする為に、カスタム開始(有言実行)。この辺は木製ハンドルで削りやすいのと、#8で3000円しない安い価格がメリットではあるね。うん。まずはブレードをマスキングする。

こんな感じに確実に削る部分は省いて、ブレードの背の方は都度確認しながら削ろう、うん。よく何かをするときに分解からする人が多いが、マスキングで済むなら極力分解しない方がいい。何より楽だしセンターが出て立体構造を把握しやすいのもある。例によって図面というかイメージは頭の中だけにあるので、目見当で(苦笑)

グラインダーで切っ先変更と、ハンドルも削る

グラインダーで削って、好きな形に整えるだけ(苦笑)

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OPINELの良さが全くわからない。

私は30年以上キャンプをしてきて、いまだかつてOPINELのナイフを所有したことがない。店頭で見ても欲しいと思ったことすら買おうと思ったことすらない。

安っぽすぎて。上の写真見ても「かっこいい」とか「おしゃれ」とは全く思えないんだよなぁ・・・。そりゃスーパーなどで売ってるいわゆる包丁や、果物ナイフしか知らない人は多少はおしゃれに見えるのかもだけど・・・。

OPINELは本当にキャンプでの最初の一本なのか?

個人的な考えを書かせて貰えば「否」だ。わたし的には最初の一本ならVictorinoxの方を勧める(ただし不必要な機能がわんさとついてない、必要最低限のタイプ)。概ねOPINELを最初の一本として勧められる理由はこんなだ

  • 安価で手が出しやすい
  • ブレードをしまってる時も開いている時もロック機構があって安心
  • 軽い
  • よく切れる

が、これ、

  • 安価で手が出しやすい → つか、安っぽい。ハンドル材のブナ材のおかげで、かなり安っぽく見える。フランスの越後守と言われる所以。でも例えば双璧をなすだろうVictorinoxもじゅうぶんに安い。しかもとっさに必要になったりするプラスアルファの機能が本当に便利。そもそも安さ優先なら似たような大きさのケース付き果物ナイフの方が安い。
  • ブレードをしまってる時も開いている時もロック機構があって安心 → 確実なロックだが、回転式なので片手で操作できない。Victorinoxのミディアムの一部とラージにはロック機構がある。
  • 軽い → 確かに軽い。がVictorinoxでも同じナイフのみのタイプならそこまで変わらん。
  • よく切れる → 買ったばかりで研いでない場合や、ズボラでノーメンテならVictorinoxの方が切れる。

つまり、刃物が好きでメンテもちゃんとできるという人以外の多くの場合、Victorinoxと比べた時のメリットは「安い」だけだ。OPINELはカーボンスチールブレードもステンレスブレードも購入時は研がないといけない。加えて私がOPINELを勧めない一番の理由が・・・

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いまさらだけど、あまり話題に登らないけれどmont-bell コンパクトランタンがすごい

ソロ〜2人ぐらいのキャンプでバイク移動の場合、装備を極力コンパクトで軽いものにしたい。ランタンは今時ならLEDの方が使い勝手が良い。私は大型のもコンパクトなのも、むかーしのガスを使うランタンしか現在持ってなかったので、コンパクトなLEDランタンを一つ追加することにした。

最初は定番のGENTOSにしようかとも思ってたがコンパクトさに欠ける。コールマンのLEDランタンは信頼性に欠け散々な目にあったことがあるので、絶対に選ばない。Snow Peakはコスパが悪い。形に拘って重いのは言語道断。持ち運ぶときにはコンパクトである程度の明かりがあれば十分。写真右のIP-MBLは60W相当なので今で言えば700lm〜800lmぐらいか。でもソロキャンプではそこまで明るくなくて全然良いので150lm以上あればテント前に設置したミニテーブル周りは十分照らせる。吊るさず、テーブルに置いて使う場合にある程度の高さにできると尚いい。サブにマグライトなりヘッドランプなりがあれば間に合うし、全体としてコンパクトになる。ある程度絞って比較。

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シェラカップは万能ではない

私が今持ってるカップ類。この他にもう一つチタンのシェラカップもある。写真左のCaptain Stagのステンレスシェラカップなんて実に30年前に買ったものだが買って数度使ったきり出番はない。私のスタイルで必要になったこともない。

世の中のアウトドア雑誌やアウトドア系のブログ、動画で「シェラカップ超便利!」「シェラカップ万能!」「アウトドアやキャンプを始めるなら必ず欲しいアイテム、シェラカップ!」なんていうのが溢れているが、半分くらいは自分が買って嬉しいから書いているだけってのが多い。そもそもシェラカップって万人向けじゃないんだがなぁ・・・。おしゃれとも思わないし、かっこいいとも思わない。

シェラカップは一部のスタイルの人には万能で便利なギア

キャンプや登山などで、ある程度の人数で調理担当が決まっているような場合、それ以外の人はシェラカップ一つあれば取り皿にもなるし、調理する予定がなくても個々でちょっとしたものを作ったり飲んだりが、シェラカップとストーブ一つあれば出来て究極コンパクト。

ブッシュクラフト側のスタイルの人は極力ギアを減らしシェラカップ1つないしは2つでなんでもする。調理に使い、カップに使い、アルコールストーブの風防に使い、スコップがわりになり・・・。まさに万能ギアだ。

だが、まて。それはそういうスタイルだからなのであって、一般のキャンパーに便利な万能ギアってわけではない。なのに何故かみな絶賛するのが不思議でならない。初めに謝っとくが「ごめんさない、悪気はないです・・・」、シェラカップを無理に使っている人、カッコ悪く見えるし、ダサいと思います。お洒落でもない。逆にアルミホイルとシェラカップがあればコッヘルなんざ要らないなんて豪語する人はカッコいい。

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する事ないので(苦笑)Primus イージークック・ソロセットSでごはんを試し焚き。

で、買い替えたコッヘル。ひとまわり大きい方のライテックトレックケトル&パンの方は良いとして、イージークック・ソロセットSが大きい方でも630mlと小さめなので、これでご飯1合炊いたらちょうど良さげだなぁ、と。それからついでにこの小さなコッヘルにOD缶の110と一緒に入るPrimus最小のストーブ、P-115フェムトストーブも買い足したので、合わせて火加減や水加減の見当をつけるためにも試し焚き。最初は米1合(180ml)と水が大体210ccぐらい。手持ちのチタンカップで210ccの見当つけて研いだお米に水をいれてスタート。

・・・・。10分蒸らして・・・・。OPEN!

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NatureHikeという中国のアウトドアメーカーが流行って?いるようだが・・・。

NatureHikeという聴き慣れないアウトドアメーカー。どこかと思ったら中国です。でも、Ankerなどと同じく、真面目には取り組んでいるようで、実際ブログやYouTubeなどでも評判はすこぶるいい。が、評価しているほとんどの人が単なる人数稼ぎやアフィリエイター、アウトドア趣味も最近初めたばかりなど、どこまで信頼していいのやらってのが圧倒的なんだが、NatureHikeに関しては一部のベテランにまである程度の評価は得ているので、一定レベルのところまでは行っているのだろうが・・・、どこもかしこも高評価ばかりなので本当なのか?と改めて冷静にみてみよう・・・。

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テントはNEMOアトム2Pとか其の他いろいろ買替え。

の、続きというか、一番最後に「テント・・・」と呟いている通り、自身の装備なんだが、年季の入ったものが多いので、いつくか買い替えねばならないものがある。一つはテント・テントマット、一つはコッヘル、そして追加で欲しいなぁと思ってるのが椅子とテーブルと超コンパクトストーブ。

テントを買替える

ずっと使ってきたのはシュラフメーカーのISUKAの1人用テント(今はもうテント作ってませんが、昔は作ってたんだよぉ〜)。それが完全にダメになった2016年に、安かったのでDunlop R127を一瞬入手するも以前のDunlopツーリングテントより使い勝手悪そうなのと、DunlopブランドのRシリーズが廃盤になり山岳用のみプロモンテブランドになる・・・という話を聞いた(現在すでにそうなってます)のもあって、サポートが期待できないなぁというのと、新品のまま使わずにいたのもあって、2017年にはフリマ行き。それからテントが無い状態が続いたが、GROMを入手したことで「あぁ、やっぱりまたソロキャンプしたい!GROMで」という思いがまたふつふつと(苦笑)

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これからキャンプ道具を揃えようとしている人に。燃料選択について(チラ裏な雑記)

ゆるキャン△の影響もあってバイクツーやソロキャンが一時期よりまた流行ってるらしーが、普通に道具を選ぶ分には多分問題はないのだが、ベテラン臭を醸し出した似非ベテランキャンパーの「キャンプ歴○年の僕がお勧めする道具」とかいうのがYouTubeにもブログにも溢れてて吐き気がする。そう言うのに共通するのがスペック厨。パソコンやスマホ、車やバイクなどありとあらゆるところにスペック厨はキャンパーにも居る。ほんと、スペックでモノを語っている時点でたかが知れるってもんだと思うが・・・。

自分の目的に合った物を使う(揃える)のが鉄則

キャンプ道具に関しては特にだが「使わないスペックは完全に無駄」だ。登山もしないのに平地キャンプで靴にアイゼンつけるバカはいないのと一緒。なんでもありゃいいってもんじゃ無い。同じで山岳スペックのテントも普通のキャンプで使えないことはないが、それ用のテントの方がそれ用に作ってあるので快適なのだ。シュラフもキャンプ地・季節の気温によって適した物があるのは想像がつくだろう。が、まぁ、テント・シュラフに関しては個人差もあるだろうからあまり細かく言う気はないが、問題はストーブ(バーナー、以下ストーブ)やランタンなどの選び方にある。

ゆるキャン△の真似が実は一番良い

ゆるキャン△でリンちゃんが使ってるSOTO製OD缶のストーブ、先生が使っている同じくSOTO製CB缶のストーブ。大いに真似して欲しい。ゆるキャン△、題名がアレなのでしばらくバカにして見もしなかったが、ふとみてみたらどーしてどーして、ちゃんとしててビックリ。つか、ゆるキャン△はきもちがゆるいだけで、やってることはヘビィキャンパーだ(笑)。アルコールストーブの危険性もちゃんと描かれていたり、ソロキャンプの楽しさ大変さも丁寧に描かれていて、とても良い。なんの話だっけ・・・あ、そうそう、ガスをお勧めって話。

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Victorinoxに始まり、Victorinoxに終わる。

私が30年以上前に一番最初に手に入れたのはVictorinoxのチャンプだった。人に譲ってしまって今はもう手元にない。その後BUCKやらガーバーやらスパイダルコやら一通り使ってLEATHERMAN Blastにたどり着き、そのBlastも最近人に譲って小さなVictorinox Swiss Lightと愛着があって捨てられないVictorinox SWISS MEMORYとLEATHERMAN Squirt ES4と初期のP4のがあるのみになった。

多分もう壊れない限り、新たに入手し直す事はしないと思い一ヶ月ばかり最後の一本ならどれだろう・・・と思案して1本(+α)を決めた。それが写真のVictorinox トレイルマスター MW カモフラージュ(Victorinoxの日本語サイトだとクォーターマスターとなっているが、他の言語のサイトだとトレイルマスターとなっているし、届いた箱の表記もトレイルマスターなので日本語サイトの誤表記だと思われる)だ。

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