寒くなってきたのと、ちょっと暇だったので、焚き火とかする。

UCO フラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット

昔使ってた焚き火台はとうの昔に朽ち落ちて一昨年に「ピコグリルもどき」をとりあえずと買ってはみたけれど実戦投入はされず。なぜか。私の使い方では使いにくいから。本物のピコグリルでも多分それは変わらずで「私には合わない」と判断した。

で、結局私が選んだ、というかやっぱりこれだよな、と新たに入手したのはこれまた昔からあるUCOの焚き火台の方。私のスタイルではUCOの方がしっくりくる、と、ピコグリルもどきを使ってみて認識できたので迷わず選んだ。さっと取り出せてさっと組み立て。片付けもさっと出来、畳むとコンパクト。似たようなのがキャプテンスタッグ始めいろんなメーカーから出ているが、これが本家だ。

ちなみに、なんちゃってアウトドアユーチューバー達が「ロストルがないので、ユニフレームのロストル買おう!」的な誰かの知識の受け売りを垂れ流しているが、このUCOには特に必要ではないので、注意(苦笑)。昔から変わらずあるものにはそれなりの理由があるのだ。

さらに因みに、付属の全面をおおう大きさの焼き網が付属しているが、当然これを全面につけると薪は追加できなくなるが、これが不便だとして先のなんちゃってアウトドアユーチューバー達は別な網とかお勧めしているが、愚問だ。手前に半分ずらしてその辺の枝利用して支えを加えてもいいし、90度回転させるだけで好きな範囲に焼き網を載せられる。ただそれだけなことで、応用力がないのだろうか?ていうかそもそも・・・(略

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ポータブル電源追加 GOLABS i200

の続編。MILIN製のポータブル電源 MLLPS002を実際に夏場から使ってみて、ちょっとだけ不安に思ったことが一つ。主にドローンのバッテリーを出先で充電とかするのに使ったわけだが、特にドローンのバッテリーはいわゆるリポバッテリーといわるリチウムポリマー電池というやつで、小さく軽くできる反面その構造上、高温に弱く低温にも弱く、経年劣化などや扱い方が悪かったりすると膨張して爆発する危険性もあるという実は扱いにくいもの。なのでドローンのバッテリーを複数持ち運ぶのに専用の防火ケースなんてものまであるくらいだ。そこへ行くと普通のリチウムインバッテリーはマシなものの、「コバルト酸リチウム」なのでリポバッテリーほどではないにしろ同様の危険性はある。つまり、車の中に置きっぱなんてのは極力避け必要な時だけ積む、というのが望ましい。DJIのドローンのインテリジェントバッテリーは数日使わないと自動で自己放電し安全な半分ぐらいまで減らして保管モードにするというぐらいなので、満充電状態で保存というのもあまり良くない。

また、これらの「コバルト酸リチウム」は充放電回数が500回程度、自己放電は月3%ぐらいと言われている(きちんと安全に制御されている状態で)。

これ・・・どうにかならんのかなぁ・・・と思うのは当然だが、解決策はあっさりあったりする。「LiFePO4リン酸鉄リチウムバッテリー」採用のポータブル電源を選べばいいのだ。「コバルト酸リチウム」に比べて密度が低くより安全性に優れており、高温にも低温にも強い。膨張して爆発もしにくい、そして充放電回数は2000回に及び、充電池によくあるいわゆる「メモリー効果」も少ない。と、いい事づくめだ。デメリットは製造コストが高く大きくなりやすい事だがこれは製造側の問題で、ユーザからしてみれば「LiFePO4リン酸鉄リチウムバッテリー」採用のポータブル電源が安く手に入ればただただ嬉しい、ってわけだ。ちなみに自己放電のバッテリーの特性的にも性能の良い物で月1%ぐらいだそう。

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15:00からちょっと時間が空いたのでGROMでお散歩、と、トップケース他買換え(え?)

うちの隣町の山奥のキャンプ場、私がむかーしむかしによく言ってた田代キャンプ場というところまでお茶セットをトップケースにつめてGROMでふらっと行ってきました。昔は林道を行くしかなかったのですがダムが出来て立派な舗装道理が出来て行きやすくなってたんですねぇ。途中の二ツ石ダム。

綺麗ですねぇ。。。ちょいと走るとこんなところあるんですねぇ。知りませんでした。

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Primus IP-110のコストを下げる

これまでは車だったので暖かい時期ならIP-500Gをメインに小さめの場合でIP-250G、寒い時期にはIP-250TやIP-500Tを使ってた。現在IP-250G1つとIP-500Gが4つとパワーガスのIP-110が4つほどストックしてある。今後ソロキャンプで、バイクで、となるとPrimus Primus IP-110をメインで使うことになるかと思うのだが、IP-110は小さいけれど、近場では手に入らないのと、ネットだと350円〜450円/個(送料別)ぐらいか。うーん・・・IP-250Gと同じぐらいの価格・・・流石にコスト悪いなぁ・・・。それとガス缶使っている人が一度は思う「缶を捨てる時にちょっと罪悪感がある」もある。IP-110なんかだとあっという間に空き缶だらけになる。その度に「ガソリンストーブに変えようかなぁ・・・」とちらりと思う。どぉにかなんねぇかなぁ・・・。

そうか、詰替ればいんじゃね?

注)ここから先は、ほんと私は責任持ちませんので、参考程度に読んでください。完全自己責任でやってます。万人に勧めるわけでもないですし、大雑把な性格の人には特にお勧めできません。

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OPINEL ステンレス #8 オークウッドをカスタムする 仕上げ

昨日の続き。と言うか出来上がり。before afterで比べてみてもらえば分かる通り、ドロップポイントに変更した切っ先で扱いがより楽になってます。

before
after

後ろの方に3mmの穴を開けて、食品衛生法適合の水性ニスを2回塗り。100均で売ってた皮紐を適当につけて終わり。・・・かと思ったら回転式のロックが渋くなってたので(削りカスが入り込んだ模様)リングをスナップリングプライヤーを利用して外して(ペンチでブレード掴んで無理やり外す、みたいなこと書いてるブログあるけど、やめた方がいいです、それ用の工具を使いましょう)みたら、案の定削りカスがいっぱい(苦笑)。綺麗にして元に戻して、やっと終了。

爪を引っ掛けるところも大きく露出して取り出しやすくなったし、圧倒的に持ちやすく、使いやすくなりました。うん、これなら今度使ってみようかな。

OPINEL ステンレス #8 オークウッドをカスタムする 削る

で書いたように、少しでも自分の好みになるように、というかもっと使いやすくする為に、カスタム開始(有言実行)。この辺は木製ハンドルで削りやすいのと、#8で3000円しない安い価格がメリットではあるね。うん。まずはブレードをマスキングする。

こんな感じに確実に削る部分は省いて、ブレードの背の方は都度確認しながら削ろう、うん。よく何かをするときに分解からする人が多いが、マスキングで済むなら極力分解しない方がいい。何より楽だしセンターが出て立体構造を把握しやすいのもある。例によって図面というかイメージは頭の中だけにあるので、目見当で(苦笑)

グラインダーで切っ先変更と、ハンドルも削る

グラインダーで削って、好きな形に整えるだけ(苦笑)

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OPINELの良さが全くわからない。

私は30年以上キャンプをしてきて、いまだかつてOPINELのナイフを所有したことがない。店頭で見ても欲しいと思ったことすら買おうと思ったことすらない。

安っぽすぎて。上の写真見ても「かっこいい」とか「おしゃれ」とは全く思えないんだよなぁ・・・。そりゃスーパーなどで売ってるいわゆる包丁や、果物ナイフしか知らない人は多少はおしゃれに見えるのかもだけど・・・。

OPINELは本当にキャンプでの最初の一本なのか?

個人的な考えを書かせて貰えば「否」だ。わたし的には最初の一本ならVictorinoxの方を勧める(ただし不必要な機能がわんさとついてない、必要最低限のタイプ)。概ねOPINELを最初の一本として勧められる理由はこんなだ

  • 安価で手が出しやすい
  • ブレードをしまってる時も開いている時もロック機構があって安心
  • 軽い
  • よく切れる

が、これ、

  • 安価で手が出しやすい → つか、安っぽい。ハンドル材のブナ材のおかげで、かなり安っぽく見える。フランスの越後守と言われる所以。でも例えば双璧をなすだろうVictorinoxもじゅうぶんに安い。しかもとっさに必要になったりするプラスアルファの機能が本当に便利。そもそも安さ優先なら似たような大きさのケース付き果物ナイフの方が安い。
  • ブレードをしまってる時も開いている時もロック機構があって安心 → 確実なロックだが、回転式なので片手で操作できない。Victorinoxのミディアムの一部とラージにはロック機構がある。
  • 軽い → 確かに軽い。がVictorinoxでも同じナイフのみのタイプならそこまで変わらん。
  • よく切れる → 買ったばかりで研いでない場合や、ズボラでノーメンテならVictorinoxの方が切れる。

つまり、刃物が好きでメンテもちゃんとできるという人以外の多くの場合、Victorinoxと比べた時のメリットは「安い」だけだ。OPINELはカーボンスチールブレードもステンレスブレードも購入時は研がないといけない。加えて私がOPINELを勧めない一番の理由が・・・

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いまさらだけど、あまり話題に登らないけれどmont-bell コンパクトランタンがすごい

ソロ〜2人ぐらいのキャンプでバイク移動の場合、装備を極力コンパクトで軽いものにしたい。ランタンは今時ならLEDの方が使い勝手が良い。私は大型のもコンパクトなのも、むかーしのガスを使うランタンしか現在持ってなかったので、コンパクトなLEDランタンを一つ追加することにした。

最初は定番のGENTOSにしようかとも思ってたがコンパクトさに欠ける。コールマンのLEDランタンは信頼性に欠け散々な目にあったことがあるので、絶対に選ばない。Snow Peakはコスパが悪い。形に拘って重いのは言語道断。持ち運ぶときにはコンパクトである程度の明かりがあれば十分。写真右のIP-MBLは60W相当なので今で言えば700lm〜800lmぐらいか。でもソロキャンプではそこまで明るくなくて全然良いので150lm以上あればテント前に設置したミニテーブル周りは十分照らせる。吊るさず、テーブルに置いて使う場合にある程度の高さにできると尚いい。サブにマグライトなりヘッドランプなりがあれば間に合うし、全体としてコンパクトになる。ある程度絞って比較。

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シェラカップは万能ではない

私が今持ってるカップ類。この他にもう一つチタンのシェラカップもある。写真左のCaptain Stagのステンレスシェラカップなんて実に30年前に買ったものだが買って数度使ったきり出番はない。私のスタイルで必要になったこともない。

世の中のアウトドア雑誌やアウトドア系のブログ、動画で「シェラカップ超便利!」「シェラカップ万能!」「アウトドアやキャンプを始めるなら必ず欲しいアイテム、シェラカップ!」なんていうのが溢れているが、半分くらいは自分が買って嬉しいから書いているだけってのが多い。そもそもシェラカップって万人向けじゃないんだがなぁ・・・。おしゃれとも思わないし、かっこいいとも思わない。

シェラカップは一部のスタイルの人には万能で便利なギア

キャンプや登山などで、ある程度の人数で調理担当が決まっているような場合、それ以外の人はシェラカップ一つあれば取り皿にもなるし、調理する予定がなくても個々でちょっとしたものを作ったり飲んだりが、シェラカップとストーブ一つあれば出来て究極コンパクト。

ブッシュクラフト側のスタイルの人は極力ギアを減らしシェラカップ1つないしは2つでなんでもする。調理に使い、カップに使い、アルコールストーブの風防に使い、スコップがわりになり・・・。まさに万能ギアだ。

だが、まて。それはそういうスタイルだからなのであって、一般のキャンパーに便利な万能ギアってわけではない。なのに何故かみな絶賛するのが不思議でならない。初めに謝っとくが「ごめんさない、悪気はないです・・・」、シェラカップを無理に使っている人、カッコ悪く見えるし、ダサいと思います。お洒落でもない。逆にアルミホイルとシェラカップがあればコッヘルなんざ要らないなんて豪語する人はカッコいい。

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