モバイルバッテリーを追加する 2021

の、続きです。Telloは早々に甥っ子に取られてしまったので(苦笑)、すでにDJI mini2のみとなっているが、コンボモデル(バッテリーが3個付属)なのでガッチリ目に使いたい時にはどうしても外で充電できるようにする必要があるので、モバイルバッテリーを追加したのだが、そういえば、モバイルバッテリーなどの知識をちゃんと持っている人が意外と少なかったりするので、ちょっと書いておこう。

モバイルバッテリーの実際に使える容量は60%〜70%

これ、知らない人が意外と多いのね。例えば上の写真の一番下のモバイルバッテリーは1年半前の2019.11に買ったAnker PowerCore II 10000。商品名の通り10000mAhの容量がある。

が、実際にこれで充電できるのは60-70%なので実質的には6-7000mAh程度。iPhone 12は2,775mAhなので2.5回充電できる容量ってことになるし、iPad 8thなら8,686 mAhなので0.8回充電できる容量って事になる。「iPhone 12が2775mAhだから5000mAhのモバイルバッテリーなら1.8回充電できるから5000mAhので良いか!?」とはならず、5000mAhのモバイルバッテリーならiPhone 12は大体1回充電できる程度ってことになるのだ。なしてそうなるのか知りたい方はググると解説もわんさと出てくるのでそちらを参照の事(丸投げ)。

モバイルバッテリーはどこのメーカーのものがお勧め?

今なら一択。Ankerがお勧め。ちゃんと真面目に作っておりPSE認証もちゃんと取得している。個人的には充電池、モバイルバッテリーといえば、かつてのSANYOに絶大なる信用を置いており、SANYOが無くなった後は(SANYOの充電時部門を引き継いだ)Panasonic製をずっと使ってきた。が、PanasonicもSONYからもモバイルバッテリーが無くなってしまった今は、Ankerが一押し。(が、Panasonic製などは1500回の充電ができる等の製品だったのに対し、Ankerなどは多分300回〜500回ぐらいの寿命と思われるので、そこは諦めるしか無い)

  • 変に減ったりしない(知らない間にがっちり減ってたりしない)
  • ちゃんと回数使える
  • 信頼性(偽物ではないPSE認証と、日本法人によるサポート)

この辺りがしっかりしているのがAnker。他の中国メーカー、例えばAukeyなどは1ランク落ちる感じ(私感)。

充電器と急速充電について

これも意外と知らない人が多い、充電の規格。

  • Appleの高速充電
  • USB-Power Delivery(USB-IF)
  • Quick Charge(Qualcomm)

と、実は大きく分けて3つある。Appleの高速充電はもちろんApple機器の話なので一般的にはUSB-PDとQCの2種類。充電器や充電機器はPDかQCかに対応しているか、それともどちらにも対応していないか、どちらにも対応しているか、で能力が全然違う。安いモバイルバッテリーなんかを「やすい!」と嬉々として買ってしまうと「全然使えねー」なんてことになるのでしっかりと調べる必要が、実は、あるのだ。

冒頭の写真下の1年半前の2019.11に買ったAnker PowerCore II 10000はQC(2.0)対応だがUSB-PDには未対応。AnkerのモバイルバッテリーにはUSB-PDには対応しているがQCには未対応のものもあるし、QC3.0とUSB-PDの両方に対応している製品もあるので、そこも注意が必要だ。自身が充電したいもの達に合わせて、しっかり充電できるものを選ぶ。

DJI mini2の2Way 充電ハブ

DJI mini2 Fly more combo付属の2Way 充電ハブはQCとUSB-PDの両方に対応している。最大入力電力は29Wとのことだが、付属するUSB充電器は18Wで、それを使った場合1065mAhのバッテリー3個を充電する時間は4時間ってことなので、29W以上のUSB充電をを使えばさらに速い速度で充電が可能。

よく文句を言っているレビューや記事などをみると、この辺が全くわかってなくて家に転がっているiPhoneなどについてきたものや100円ショップなどで売ってるよくわからんUSB充電器を使って最悪の場合充電されないか、どんだけ時間がかかって充電されるのやら・・・って感じになって、文句を言っているに過ぎないのが多いこと多いこと。

てことで、既に持っていたAnker PowerCore II 10000はQC(2.0)でもDJI 2Way充電ハブで急速充電は出来るし、iPhone 12やいつも持ち歩いてる周辺機器ぐらいの充電なら全然間に合うのだが、さらに速く、バッテリーそれぞれ2回は充電できる容量を確保ってなると、足りないので、買い足した。

Anker PowerCore III 19200 45W

19200mAhの45W版なので、70%使えると仮定して13440mAh。DJI mini2の日本版バッテリー1065mAhなら12本(1セット3個x4回)は充電できる!しかも45W出力なので2Way充電ハブのMax、29Wで充電可能。

PowerCore III 19200には65W版と同じく45W版+65WのUSB充電器がセットのものがあるが、65W版は充電させる機器によっては65W版の方がいいだろうが、私は不必要。後者の65WのUSB充電器のセット品はこのUSB充電器がばかでかくてコンセントに横に挿すと自重で抜けかかってくるほどなので、要らない。むしろ最近出てきたこれがかなりいい。

Anker Nano II 45W。今年の夏には65W版も追加で出るようだが、最終的な充電させるもの(2Way充電ハブ)が29W入力なので私の場合は上記の通り45Wで十分です。これ、小さくて発熱しにくくて、お勧めです。もちろん壁のコンセントにさしても自重で下がってきたりはしません。

このセットの場合例えば今の私のバッテリー構成は、海外版のDJI mini2バッテリー(2250mAh)x2個、1065mAh x1個で1セット5565mAhのバッテリー容量が必要だけれど、70%計算で2.4セット充電可能となる♪ 実際かなりの速さで2セット充電できることを確認済。DJI mini2 Fly more combo付属の18W USB充電器経由よりも確実に速いです。はい(張り付いてちゃんと時間は計ってたりとかはしてませんので、あれ?もう終わってる!的な実感のみですが)。

DJI mini2などの話題を上げてるサイトには、もっとずっと容量の大きな、コンセントもあるバッテリーの「コンセント」にDJI mini2付属の18W USB充電器経由で繋ぐ方がいい! とか解説しているところもありますが、からくり的にはそういう事ですので・・・(略

ところでDJI mini2

早速業務で投入してますが、かなり良いです。2時間ぐらいの練習である程度使えるようになりました。8の字はまだ練習が必要ですけど(てへ)。

映像にもっとこだわり始めたらとか、200g以上の規制が100g以上に変るらしいタイミングでDJI Air 2sあたりに買い替え(追加?)するかもですが(ていうか海外版のバッテリー使ってる時点で200g超えているので関係は無しですが。10時間のフライトを終えたら機体登録します)、今のところは満足してます。DJI Air 2sの様に出来ないところは練習になってたりしますので、逆によかったのかもとか思ってます、です。ま、来年になったらもっといいの出てくるかもですし、ね(苦笑)

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