今時のIJプリンタ 2017

今時のIJプリンタ 2015。で酷評したCANONとEPSON。2016はIJプリンターに全く興味がなかったので書かなかったが、今年〜来年にかけて買い替えねばならなさそうなので、自身用に色々と検討したののメモ。

そもそも・・・

大前提として6色インク、要らないんだよなぁ。何度か書いてきたが、【作品】としてどこかに提出する/一眼レフでの作品印刷ってんならまだしも、普通にデジカメやスマホで撮った写真を2Lサイズでプリントするぐらいなら実は染料4色で充分だ。かつての個人的名機CANON MP810も5色インク(染料4色)。そして染料の4色インクでの写真印刷の綺麗さは

EPSON > CANON >> Brother/HP

となる。4色でも6色でもEPSONの方が写真印刷の綺麗さは若干上だと思う。だが本体の機構だったり品質だったり、ヘッドが自分で交換できたり、を加味してトータルでCANONを選んできた。MP810での写真印刷は充分に綺麗だった。が、その後継機と呼べるものがずっと出てなかったのだ(今は仕方なく貰い物のMG6230を使用)。使い勝手を無視した背面給紙の廃止、インクの減りの異常さ、機構の品質低下等々、挙げればキリがない・・・。あれからどうなっただろうか。。。

印刷コストは実際に使って見なけりゃわからない

比較検討するにあたって印刷コストは綺麗さ・使い勝手とともに重要な要素だ。ある程度は各メーカーでも目安が載っている。が、これが曲者だ。一昨年のエントリーでも書いたように、不必要にしつこいヘッドの掃除でバカ減りし、しかもそこで大半使うだろうというバカなファームウェアだったりするともう全く当てにならない(しかもそれを改善したりユーザが設定できたりということもない)。実際には使ってみるまではわからないというのが現状だ。

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macOS High Sierra の感想。APFSへの変換は時期尚早。

ま、うちのシステムがUSB3.0外付 SSDで起動して、かつ、シンボリックリンクで一部別なHDDに動かしてたりするので、どノーマルのMacとは違うので一概には言えないが、macOS High Sierra Install後。まさかのMIDIキーボードが使えなくなった。で、それまでmacOS High Sierraのベータ版(GM版含む)でも使えてたUSB MIDIキーボードがAPFSにいれた正規版OS使えなくなったので、「これはAPFSの所為ではないだろうか」と目星をつけたんだが、そのあたりの情報はないかとKORGに電話しても「すみません、検証中ということしかお伝えできません」とのことで、自分で検証するしかあるまい。。。

macOS High Sierra インストール五度目の正直

新しいUSB MIDIキーボード買ったって動く保証もないし、作業に差し支えるので、ええい!ままよっ!ってな具合でSSDはセキュアイレースし直しHFS+でフォーマット、もう一度復元でバックアップとってた外付HDDで起動してmacOS High SierraをSSDに新規インストール。TimeMachineから最新のバックアップを戻すして・・・また、あちこち細かいのはやり直しですね。。。仕方がない。。。

HFS+にもどしたらMIDIキーボードが使えるようになった!

やっぱりAPFSの所為でした。HFS+フォーマットに戻したらUSB MIDIドライバが動作し、ちゃんと認識してくれるようになりました。音楽系の作業をする方はAPFSへの移行は、各機材メーカーの対応がはっきりしてからの方が良いかと思います。ちなみにUSBオーディインターフェースのFocusrite Scarlett 2i2はAPFSでもHFS+でも正常動作しました。ふぅ・・・良かった(T_T) こんな事があるから、完全バックアップ(起動できるHDD)を別途用意しておいた方がいいってわけです。まさかのMIDIキーボードドライバが引っかかるってことは、APFSに起因する不具合は他にもありそうです。

他にもAPFSが原因だと思われる不具合

Macの起動がちょっとおかしいというか不安定というか、ものすごく時間がかかるようになってました。これもウチだけかもしれませんが。電源を入れて「ジャーン」となってからアップルマークが出るまで1分以上、体感的には3分ぐらいかかります。pramリセット時もそんな感じで面倒ったらありゃしない。その間画面は真っ暗なまま。忘れた頃にアップルマークが出てきてプログレスバーが出て、起動です。なんだろう? 果てしなく、挙動不審。

⌘+Rも同様にものすごく時間がかかります。なにより困ったのが複数の起動ディスクをつないだ状態でoptionキーを押しながら起動しても起動ディスク選択画面に複数表示されない事。状況的にはAPFSの起動ディスクがあるとHFS+の起動ディスクが認識されない。いちいち抜いたり挿したりする必要があった。

というもろもろのことがあったのですが、これもメインにしているSSDをHFS+フォーマットに戻したら改善しました。

そもそもTimeMachineが相手がAPFSだとバックアップは取れても戻せなかったりするそうで、HFS+のままの方がいいそう。TimeMachine使えないじゃん!全体で整合性が取れてない感じですなぁ。

macOS High Sierra Install後。まさかのMIDIキーボードが使えなくなった。

先日のエントリーの通りAPFSに苦労してしたんだが、使えなくなったアプリKORG M1が翌日にはバージョンアップ版が出て使えるようになった。「をを!さすがKORG、対応早いねぇ!」と喜んでいたら、MIDIキーボード(KORG taktile)が使えなくなったorz

macOS High Sierraのベータ版の時には使えてたのでもしかしたらAPFSがらみかも知れないねぇ。。。

やばい。これはやばいぞ。。。明日KORGへ問い合わせしてみよう。。。

macos High Sierra 公開。いやぁサクッとはいかなんだ(^^;;;

が出ましたので、早速Install。昨日中にTime Machineバックアップと、復元によるシステムディスクの完全コピーを用意。最初は普通にアップデートInstallを試して見ました。

やっぱり自動ではAPFSにはならないのね

そもそもウチのシステムは外付けのUSB3.0ケースにいれたSSDから起動してて、シンボリックリンクで内蔵のHDDにデータを保管するというなんちゃってハイブリッドシステムwなので、自動ではムリだろうなぁと思っていたのだが、やっぱり、無理で、普通にHFS+のままでした。

で、下記を試して見ました。

  • ⌘+Rで起動しなおし、ディスクユーティリティーでAPFS変換 → グレーアウトして出来ず
  • 復元で丸ごとコピーしたシステム(外付HDD)から起動し、そこからSSDをマウントしてAPFS変換 → グレーアウトして出来ず

てことで、どうもシステムもしくは復旧ディスクがあるとAPFS変換できないという事なのかも(定かではない)。変換ができないなら新規インストールはどうだろうということで

  • ⌘+Rで起動しなおし、ディスクユーティリティーでSSDをAPFSフォーマット後に、macOS High Sierraを新規インストール → エラーで失敗

うーん・・・。SSDから復旧ディスクで起動しているからだろうか。最後の手段&ちょうどいいのでSSDのセキュアイレース。

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macOS High Sierraのベータ版(GM)試しているがやっぱり標準の日本語入力がいまいちの件。

Yosemite以降、macOS High Sierraの標準の日本語入力IMは実はiPhone等と同じくMeCabという日本語形態素解析システムベース。で、ライブ変換等ではその真価を発揮してくれるわけだが、あくまでベースであって、それを独自にまとめているってことだ。

macOS Sierra以前まではどうも動作がおかしくてサードパーティー製の「かわせみ2」を愛用し続けていたが、macOS Sierraではだいぶよくなったので、かわせみ2を外して今までテストがてら標準の日本語入力で過ごしてきた。でも、いまいちなのだ。

例えば「すもももももももものうち」というワードは手動変換で

かわせみ2:スモモも桃も桃のうち

標準の日本語入力:すもももももも桃のうち

と変換される。かわせみ2では一発変換。日本語入力IMでは先述のようになるので文節をしていしてちゃんとなるように変換し直して、本来なら学習されるものが学習されない。日本語入力IMでおかしい点が2つ。本来学習されるべきものが学習されない、もしくは学習のデータベースがおかしくなっているのではないかと推測される点が1つ。そしてそもそも高度なMeCabベースなのに、それが全く生かされない場合がある点が2つめだ。こう考えるとMeCabをベースにしているとはいえ、その上のレイヤーのプログラム、つまり日本語入力IMとしてまとめている部分にバグなりがあり、そしてそれが一向に直っていない・もしくは問題視されていない・もしくは直すべき人的リソースがないということになるのかもしれない。この細かい・しかし重大な部分はことえりから続いていることを考えるとベースは良いものに変わったがことえりから悪い部分を引き継いじゃってしまっているとも思える。クリーンインストールしてすぐには学習結果が反映される。しかし使い続けていくと反映されなくなるのだ。つまり育てられない。

ここ最近アップデートがなくmacOS High Sierraで正常動作するかどうかハッキリしない「かわせみ2」より確実に劣るというのはどうか。もうこうなると我慢して日本語入力IMを使うか、ATOKに移行するしかない、のか。。。

 

9月26日登場のmacOS High Sierraにアップデートする前に。

9月26日にmacOS High Sierraが公開されます。電脳-煩悩でも何度かかいてますが、このバージョンでは大きな改変があって、ファイルシステムがHFS+からAPFSへと進化します。もちろんHFS+もまだ使えますが、できれば先進的な新しいファイルシステムを使いたいところなのと、構成によっては意図せず強制的にAPFSへ変換されてしまうかも知れません。

そこで、ですが、可能ならばシステム起動HDD/SSDと同じかそれ以上の外付けHDDを用意して、ディスクユーティリティを利用してまるっとシステムHDD/SSDの「複製」を用意することをおすすめします。普段からTimeMachineでバックアップを取っていたとしても、です。今回ばかりは。

  • 不具合があればいつでも以前のmacOS Sierra(複製したHDD)で起動して作業が続行できる(これが最重要)
  • 不都合があればAPFSからHFS+フォーマットし直してmacOS High Sierraをインストールし直せる
  • なんらかの理由で(構成によって)macOS High Sierra Install時にAPFSへの変換がされなかった場合、APFSでフォーマットし直し、複製したHDDから環境を持ってこれる。これはTimeMachineから引き継ぐよりも元に戻しやすい。
  • クリーンインストールをして手動でバックアップデータを戻すつもりの場合でも、TimeMachineのバックアップデータより複製したHDDからの方が手動であれこれしやすい。

TimeMachineは通常運転の時のバックアップデータ、緊急時のバックアップデータとしては最高に便利なものです。が完全を求めるなら別に用意した外付けHDDにまるっと「復元」したHDDがあると最強です。復元ですからそのままそのHDDで前の環境で起動できるのが何よりの魅力。普段バックアップやTimeMachineなど使っていない人はなおさら復元HDDを用意することを「強く」お勧めします。

そのぐらい大きな改変です。また、これによってアップデートや買い替え、もしくはアプリ自体を変えなくては動作しなくなるアプリも当然出てくる可能性あります。Office 2011(これは17.10.10でサポート終了という意味)や、現バージョンの仮想環境アプリは動作しなくなることがわかってますし、ファイルシステムに起因しなくてもOSのバージョンアップによる影響で動作しなくなるもの(うちの場合KORG M1がそう)も出てきます。

今回ばかりは念には念を押して臨むことを強くお勧めします。

iOS11が、というかCore AudioがFLACをネイティブサポート。

詳しくはこちらを読んでいただくとして(丸投げw)【解説】「iOS 11」でついにFLACをネイティブサポート! その意味するところ …

まぁ、そうだろうな。当面は48kHz/24bit。が、そんなに落胆することもない。48kHz/24bitになったとしてもAAC 256kbpsに比べれば十分に高音質なフォーマットだ。(先のエントリーで書いたように、場合によってはそれを再生できる機材、耳、部屋などの環境、そしてそれを生かせる楽曲が必要だろうが)

次期macOS high serraのiTunesもFLACをネイティブで扱えるようだといいのだけれど、ねぇ(未検証) 何れにしてもちょっとずつ状況は変わりそうではあります。うん。良いことだ(^^

電脳-煩悩的 PCオーディオの話。

ま、うちの場合はモニター環境が主なんで所謂PCオーディオ環境とはちと違うのだが。。。ネットを徘徊していると今だに「Bluetoothは音が悪い」「PCオーディオは音が悪い」と、内容をわかっていれば良いのだが、その実、よく知りもしないで過去に聞いたことをスタンプのようにふれ回っている輩がいるのに腹がたつw

PCオーディオとは

もちろんPCを主体としたオーディオ環境の構築である。デジタルであるCDを主体とした一般のオーディオとの違いはPCの記録媒体に記録されたデジタル音楽ファイルを再生するという事だ。ではCDと一般的なデジタル音楽ファイルでは何がどう違うのかというと

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Mogami 2534とHosaプロシリーズの比較。

RCAケーブルも交換。で入手したMogami 2534は比較的安価な部類で音にクセも少なく(若干ローミッド)、何より解像感が高いコスパのいいケーブルだとおもいます。人気なので価格も安定していて1.5mのペアで2000円ぐらい。同じくREANのプラグを使ったHosaのプロシリーズHPP-003X2とどれだけ違うんだろうとふと思い立ったw 多分 HosaよりMogami 2534の方が良いだろうなという想像はしているが・・・。比較に使う接続は両側TSフォン(アンバランス)。手持ちのMogami 2534は両端RCAなので写真のようなフジパーツ製変換コネクタを使用。

一方のHosaは

どちらも実売ペアで2000円ぐらいから。若干Hosaの方が高いかもしれん。

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オーディオ用USBケーブル。 audioquest Forestシリーズ。

USBケーブルで音質は変わるのか?! 【理論的に】当然変わる。が・・・の続編。わはははは(笑)

最初に書いとく。笑っちゃうw

今使っているのは音楽用ではないがきちんとシールドされ、全線フェライトコア内蔵というエレコムものだ。ノイズの影響は受けにくいとうたっている、一般のUSBケーブルよりも多少良いものという触れ込みで、実際Focusrite Scarlett付属のUSBケーブルよりも良い。それと交換すべく色々と探していて、最初Oyaideの3000円ぐらいので良いかなぁと思ってたんだけど、audioquestの方がOyaideより良いというレビューをいくつか発見。緑色のForestシリーズで短いのだと3000円ぐらいなのでポチっ。届いたので早速変えてみたところ、すぐにわかるぐらいの圧倒的な信号量ですwww 低音はふくよかになり、高音は透明感が増し、音量すらちょっと上がるしまつw いやぁ、笑っちゃうですョ。「うちの場合そんなに変わらないかもなぁ」と思ったら、こんなに変わるんだねぇ(テヘペロ)。つーことはアレだ。ノイズもさることなら伝送品質の元の品質そのもの+電源供給も大きいって事なのかもねぇ。

うちの場合ですが、アナログケーブルより効果高かったです。電源の次ぐらい。

Forestシリーズより上のシリーズもあるようですが、コスパ考えるとForestシリーズはすごく良いかもですね。うちの場合はかなり変わったんでアレですが、そうでもない環境もあるとは思うので。。。とりあえず自身の環境でどうなるのか試すのにもちょうど良い価格かもです。ちなみにうちは0.75mを使用してます。にしても・・・この解像感と立体感!どんだけ欠損してたんだ、と(^^;;;