LaCie Rugged TRIPLE 1TB USB3.0/2.0 FireWire800を買う。

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それまで3.5inchのLaCie製(LaCieはMacユーザーにはなじみの深いメーカーで、Macで使う場合に信頼性が高い)の、USB2.0接続の1TBの外付HDDをTime Machine(バックアップ)で使ってきた。過去にはこのHDDをAirMac Extremeに接続してNASのように使っていたが、現在ではモバイルPCは持ってなく(iPhone/iPad miniのおかげで必要なくなった)、メインで使っているiMac (mid 2010)、3.2GHz 21.5inchのみのバックアップで良くなった。ちなみにこのiMacは東日本大震災の前に購入し、メモリーはフルの16GBを積んでいる。Core i3ではあるが現在まで特にハードウェア的な不具合もなく、快適に使えている。

さてTime Machine用のHDDだが、DAWとかを本格的にやり始めて機器が多くなってきた。Time Machine用なので接続ポートはそれほど高速ではなくては良い事と、当時USB2.0/FireWireの両対応の外付HDDよりUSB2.0接続オンリーのHDDの方が当然安かったのとUSBでAirMac Extremeにつないで見たかった事もあってUSB2.0接続のHDDを購入したのだが、先述の理由でUSBポートが足りなくなってきた。いやもちろんセルフパワーのUSB HUBは2つほど使っているが、USB機器の中にはHUB経由だとうまく動作しないものもあるのでやっぱりどうしても足らなくなる。IJプリンタやっと交代。に書いた通り不意にプリンタがUSB接続からWi-Fi機に変わったので、1つ減らせたがスピーカー環境をFostex PC100経由にしたのでプラマイゼロ(笑) それと仕事で普段もちあるくUSB Memoryは32GBで間に合っているが、先日60GBのデータを持っていかなくてはならない事案があって、ちょうど手持ちのポータブルHDDが一つもない事もあって、定価から大分下がった事もあり表題のポータブルHDDを買った。

 

うちのiMacはThunderboltが無くFireWire800が一番速く、且つUSBを空けられるポートなので当然USB3.0対応、FireWire800両対応なLaCie 2.5インチポータブルHDD Rugged TRIPLE 1TB USB3.0/2.0 FireWire800 【Mac対応】 LCH-RG010T3を選択。電源はFireWire800ポートから供給なので電源も一つ減らせて、一石二鳥(^^

早速つなげて見ると「LaCie Setup」なるものが起動しWindows/Mac両用で使うか、Mac専用で使うか、Win専用で使うか聞かれる。Mac専用を選択し、Formatし終えるとiMacが「このHDDをTime Machineで使いますか?」と聞いてきた。はい、と答えると「それまで使ってたTime Machine用のHDDと差し替えるんすか? それとも併用するっすか?」と聞いてきたので「差し替え」を選択。すぐにTime Machineが動き始める。iMacのHDD使用量はだいたい500-600GBぐらい(古いデータはBlu-Ray等に退避)。一番最初のバックアップは非常に長い時間がかかるので夜のウチに初めてそのまま放置する事に。・・・。でもなんかFireWireの割には転送が遅い気がするなぁ。ま、バックアップなので細かいデータが結構あるしその所為かも。と、そのままとりあえず放置し、朝起きて見てみると・・・。

「バックアップフォルダの作成中にエラーが起きました」

なにぃ!? んじゃぁってんで、やり直しをしようとするとすぐさま

「バックアップフォルダの作成中にエラーが起きました」

・・・?! んじゃぁってんで、一旦アンマウント・・・出来ない!なんで?! 諦めてFireWire HDDのケーブルを強制的に外して再度指すと今度はマウント出来ないorz 熱の所為? くっそ暑いからなぁ。15分ほど外しておいて、iMacをリブートしてから接続するとやっとマウント。マウント出来たので、OS XのディスクユーティリティからHFS+でフォーマットし直して再度Time Machineトライ。

数時間後・・・。

「バックアップフォルダの作成中にエラーが起きました」

だめか。iMacが悪いんかな?! FireWire800ポートに別なFireWIre機器をつなげてテスト。特に悪い感じはなさそう。んじゃぁOS Xのが一部へんな事になっているってシナリオはどーよ。OnyXを使いメンテ。更に自身でユーザ領域のcacheをすべて削除、ユーザライブラリの.plistファイルもすべて見直し。また、前のTime Machineの設定が残っていると駄目だった経験があることから、/library/com.apple.TimeMachine.plistも削除し、iMacをリブート。更にOS Xのアップデートでおかしくなった経験もあるのでAppleから10.9.4の統合アップデートをDownloadして適用しリブート。更にアクセス権の修復。その後にHDDをつなげて再度フォーマットし直し、Time Machine開始・・・。

をっ!何度かやり直した後、やっと初回のバックアップが終了。ホッ。あとは差分だけなので多分大丈夫だろうと思っていたら・・・

「バックアップフォルダの作成中にエラーが起きました」

!?!?なんで!?!?! 差分バックアップでもエラーが起きた。

・・・。ってあれ? またアンマウント出来なくなった。また強制的に外してしばらく放置。あれ今度はマウント出来ない・・・。何度か放置→指すというのを繰り返すとマウント出来た。うーん・・・・。HDD自体は回転しているし・・・こりゃぁHDD側(ケース側)のFireWire制御チップの初期不良の可能性が高いかも。。。(LaCieで初期不良に当たった事はこれまでには無いが)LaCieのカスタマーサポートに相談。すると担当者も「うーん、ご案内出来る試せる事は既にすべてやられているようですし、おっしゃる通り初期不良の可能性の方が高いですねぇ。」「修理でも良いのですが、Amazonから購入されたのなら、LaCieのサポートの担当Aが初期不良の可能性が高いと言っていたと言ってAmazonに交換を申し込まれた方が早いかなぁと思います」との事だったので、言われた通りに今度はAmazonのカスタマーサポートへ電話。AmazonではWebから申し込むとAmazon側から電話がかかってくるシステム。申し込んで数秒後にはAmazonカスタマーサポートから電話がかかってきた。事の次第を説明し、交換を申し出ると「了解しました。ではコチラから交換品を先に送りますので、追って返品をお願いします。返品は日通で*******へ電話をして返品の集荷をお願いしますと伝えてください。その際着払でとおっしゃってください」 ふむ。こちら側がすべて出来る事をやって用意をすると、思いの外スムーズだな(^^ サクッと交換手続きを済ませる。念のためもう一度OnyXを使いメンテ。更に自身でユーザ領域のcacheをすべて削除、/library/com.apple.TimeMachine.plistも再度削除し、iMacをリブート。更にアクセス権の修復ももう一度やっておく。

翌日交換品の新品のLaCie 2.5インチポータブルHDD Rugged TRIPLE 1TB USB3.0/2.0 FireWire800 【Mac対応】 LCH-RG010T3が届く。早速つなげる。LaCie Setupでは今度は(というか最初の時には忘れていたw)Win用に100GB、残りの900GBをHFS+にしてTime Machine用にするように設定しLaCie Setupでフォーマット。直ぐに「このHDDをTime Machineにつかいます?」と言われるので、へぃ、と答えるとTime Machineによるバックアップが始まる・・・・。ん!? 速いじゃん、進み方が。FireWire800はやっぱりこの速度感だよなぁ(^^;;;

なーんの、問題もなく、サクッと初回バックアップ終了。その後の差分バックアップもなんら問題もなく動作。Thunderbolt/USB3.0程の速度は出ないがUSB2.0よりはずっと速い。うーん、初めてLaCieで初期不良を引いたな(^^; でもちゃんと動きさえすればやっぱりFireWire800はいいな(^^ あ、でも世の中は既にUSB3.0とThunderBoltなのか(^^;;; ま、今後あたらしいiMacに買い替えてもThunderbolt→FireWire800変換子ネクタを使ってUSBポートを潰さずに、今のところまだばか高いThunderbolt HDDの代わりにつかう事も、そのままUSB3.0ポートでもどっちでも使えるしね。Windows用に100GBとってあるし、ポータブルHDDなので、大きなデータの持ち運びにも使える、と。

てことで、LaCieだからといって、初期不良が無いって事もないよ、って事と、初期不良だとこんな感じになるよ、なエントリーでしたw

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