Aterm WX11000T12をポチる

フレッツ光クロスにして少し遅れて2台あるSwitching Hubのうち1台を10GbEQNAP製Switching Hubにし、残るはWi-Fiルータだったのだが、何度か書いている通り、あちこち下調べをしてレビューなども参考にしてあれでもないこれでもない、最終的には新しいの出るまで待つか、と思っていた。

が、Amazonや価格.comのレビューをよく読んで見ているとどうも同じ人が書いているようなのに気がついた。曰く

「WI-FIメッシュを使いたくて買ったのに、Wi-FiメッシュをONにすると自動的にハンドステアリングが有効になり、ハンドステアリングが有効になると2.4GHz機器(たとえばスマートプラグやスマート電球)などが使えなくなるので注意! NECに問い合わせても解決しない」

とかいうモノだ。

・・・は!? 

AtermのMesh対応Wi-FIルータは5種類ほど使っていて、全ての機種でというかAtermの場合はMeshをONにすると連動してバンドステアリングもONになり、MeshをOFFにすると連動してバンドステアリングもOFFになるという仕様だが、全ての機種で問題なく2.4GHzの機器を使えてるけれど? つか、なにか勘違いしているようだが、バンドステアリングは2.4GHz専用機器の場合2.4GHzで繋がるというか2.4GHzでしか繋がらない。5GHzに誘導されて繋がらなくなるなんてことは、無い。2.4GHz OnlyのパソコンをWi-FIに繋ごうとして一覧を見ると2.4GHzに対応したSSIDしか見えないのと同じ理屈だ。MeshでバンドステアリングがONの場合はSSIDは2.4GHzも5GHzも同じSSIDで、勝手に2.4GHz専用機は2.4GHzで、5GHzに対応していれば5GHzで繋ぐ。状況によっては5GHzに対応していても2.4GHzで繋がることはある。が、その場合でも状況に合わせて5GHzで繋がる。多少影響があるのは5GHz機器の方であって、2.4GHz専用機は単に2.4GHzで繋がるのみだ。

事実Atermのメッシュを2021年に初めて導入してから丸4年経っているが一度もいう様な問題は起きてない。ちなみに家と事務所の照明はほぼ全て2.4GHzのスマート照明、スマートプラグも10箇所、スマートタップ3箇所、Alexa5台(これは5GHz)、他にエアコン2台と加湿空気清浄機も4台あるプリンター全て2.4GHzで問題なくAtermのメッシュ、且つバンドステアリングONで問題なくつかえているが、なにか?

# 失礼ながら単にその人のネットワーク構築がおかしいか、環境に原因があるような気がする。

てことで、その人らしいレビューを除外して残るレビューを見てみると、なんだ問題なさそうじゃん。Buffaloはあのタラバガニみたいな見た目が苦手だし、Atermで行くか。ってことで【安心して】ポチった。

ちなみにAmazonの方の低評価レビューはよく見りゃほとんどが「AM-AX5400T6」(Amazonオリジナルの型番、Atermの本来の型番はAterm WX5400HP)のレビューだったのね。これはファームウェアの不具合で本当に調子が悪かった模様。だが、こちらも2024.11にでたファームウェアアップデートで解決済みのようで、これから買う分には問題なさそう。

Aterm WX11000T12はAmazonオリジナル型番のモノで4.6万円ぐらい。Atermの本来の型番のもので量販店の安値で3.9 – 4.2万円ぐらい。価格.comで最安値を待っていると3.3 – 3.5万円ぐらい。発売当初は5万を超えてたから、3.5万円なら(それでも高いけれど)なんとか手が出る、かな。

大体、おかしいのはNTTのHGW、XG-100NEの仕様だと思う

これも何度か書いているけれど、光電話を使わなきゃ市販Wi-Fiルータを好きに選べば良いが光電話も使う場合HGWのXG-100NEが必須。なのだが、XG-100NEに付加できるWi-Fi機能が貧弱というか最低限のWi-Fi6という感じなのでそのまま利用しにくい。

なので別途もっといいWi-Fi6なりWi-Fi6EなりWi-Fi7なりのルータを用意することになるのだけれど、XG-100NEには10GbEポートが一つしかなく、他は1GbEポートなのがどうにもこうにも使いにくい。10GbEポートは別途有線LANネットワークで使っている場合、せっかくのWi-Fi 6E/7の2.5GbE並みの速度がXG-100NEの残ってるLANポートに繋げば1GbEの有線接続となって足を引っ張るもんねぇ。せめてXG-100NEの残りのLANポートが2.5GbEなら2.5GbE採用の(10GbE採用よりは)多少安価なWi-Fiルータを選べるってもんだけど。。。

てことで、うちではXG-100NEとAterm WX11000T12を10GbEで接続して、Aterm WX11000T12の10GbEのLANポート以下に有線LANネットワーク(QNAPの10GbE Swtiching Hub x1、2.5GbE Switching Hub x1)、Aterm WX11000T12を親機としてMesh子機を 1-2台とすることにした。とりあえずは今使ってるWi-Fi6のAterm WX4200D5で様子見(状況によってWi-Fi6EのAterm WX5400HPにリプレースするかも)。

そう言えばAtermの独自Mesh機能はモデルによって制限があるので注意

知らない人もいるようなので、書いておく。AtermのMesh機能はBuffaloやTP-LinkのEasy-Meshも使える(一部)が、Atermの場合Aterm独自のMeshが基本になる。加えてモデルによって下記表の様な組み合わせの制限があるので、注意が必要。

例えば今回ポチったAterm WX11000T12を親機とする場合、今使ってるWX4200D5もMesh子機として使用可能。だが、WX4200D5は親機として使う場合は同じWX4200D5しか使えない(急遽とりあえずと用意したWX4200D5だが、それもあって親機の買い替えを検討していた)。など色々制限があったりするモデル(安価モデル)があったりする。

検証用にMesh子機用にWX5400T6もポチる

ファームウェアの不具合でかなりの悪評がついていて悪目立ちしているAterm WX5400T6だが、件の不具合に関しては昨年11月のアップデートで解決している模様。今後6Eの状況と、Atermではまだ出ていないWi-F7への前段階としても、自身でも検証しておく必要がありそうだなぁ、と。このあたりの価格帯ってなかなか出ないので自身の環境にいれて検証するしかないね、と、ポチった。WX11000T2をMesh親機としてWX5400T6をMesh子機として運用してみて、あれこれ試さねば、ね。

大事なことなので、最後にもう一度書いておく

AtermのWi-Fi MeshをONにしてバンドステアリングが連動してONになったとしても、2.4GHz機器が使えなくなるなんてことは、ないです。我が家と、うちの事務所と、管理している数箇所と管理してはいないけれど、構築した数箇所で(年単位で)問題ないことを確認できています(すべてAterm)。

※ ただしAtermでMeshを搭載した初期の頃や、初期ファームウェアなどで5GHz帯で繋いでいる機器がバンドステアリング機能が原因でネット接続がちょいと引っかかる、の様な現象は一部環境で確認しています。ここ1年ぐらい〜最近ではありません。これはまさにバンド制御の不具合かと思います。

一応書いておくが、ここをご覧になって(接続方法など)個別に問い合わせられても実際に現場をみないと答えようもないので、お答えしませんので、ご了承くださいませ。

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