USB-Cになって便利になった反面、超面倒なことにもなっている

整理しようと今現在どこにも接続していないUSB-Cケーブルを机の上に出してみた。この他にもまだある(苦笑)。今現在機器に繋がっているUSB-Cケーブルだけでも20本ほどある・・・。

世の中猫も杓子もUSB-Cコネクタになってきて、色々と汎用性があって便利・・・と、思いきや、実は超面倒な事に。逆にこれまでのUSB-A USB2.0、USB3.2 Gen2とか,MicroUSBとかLightningとか種類があった方が分かりやすかったとも言える状態に。

USB-Cコネクタ部に工夫がないのが1番の問題

そういや、話をしていると中には「USB Type-Cなら全部同じ」と思っている人もいて、びっくりする。それだけ世の中混乱しているのだ。USB-Cと一口にいっても外見からはわからないが実はわんさと種類があるのだ。たとえばUSB-Aのときにはコネクタを覗くと白や黒なのでこれはUSB2.0、青ければUSB3.0対応と判断がついたのだが(今は黒くなっているUSB3.2 Gen2対応のものもあるのだが)、USB-Cは本当にわからない。つまりUSB-Cとは単にコネクタの形が統一されているってだけで、USB1.0程度のものからUSB4,Thunderbolt3/4まであるのだ。

USB-Cコネクタで外観は一緒だがざっとこれだけの種類がある(実際にはもっとある)(わかりにくかったので表にした)

USB規格通信速度PD映像
1不明 充電専用不明××
2不明 充電専用不明~45W×
3不明 充電専用不明65W×
4不明 充電専用不明100W×
5USB2.0480Mbps未対応(~45W)×
6USB2.0480Mbps65W×
7USB2.0480Mbps100W×
8USB3.0/3.1 Gen15Gbps未対応(~45W)×
9USB3.0/3.1 Gen15Gbps65W×
10USB3.0/3.1 Gen15Gbps65W⚪︎
11USB3.0/3.1 Gen15Gbps100W×
12USB3.0/3.1 Gen15Gbps100W⚪︎
13USB3.2 Gen210Gbps未対応(~45W)⚪︎
14USB3.2 Gen210Gbps65W⚪︎
15USB3.2 Gen210Gbps100W⚪︎
16USB3.2 Gen2x220Gbps未対応(~45W)⚪︎
17USB3.2 Gen2x220Gbps65W⚪︎
18USB3.2 Gen2x220Gbps100W⚪︎
19USB4 Gen2x220Gbps100W⚪︎
20USB4 Gen3x240Gbps100W⚪︎
21Thunderbolt 3/440Gbps100W⚪︎
USB-Cコネクタ採用のケーブルの種類

わ・・・わかるかっ!(怒)

どっかのバカが「USB-C一つにしたら便利じゃん!?」とか言い出してコネクタを統一し始めた結果がこれだ。しかも最悪な事にUSB-Aの様に覗き込んで色で判別とかも出来ない。私が経験した一番ひどいのはUSB-Cなのになんということか裏表があるケーブルだ(爆)。もうなんでもありじゃねーか(怒)

たとえばAmazonでUSB-Cケーブルとだけして検索すると表で言えば5-20番がヒットするが、内容は商品説明を確認しないとわからない。充電にしか使わないなら5-7でいいが、映像出力もしたいのなら13番以降が間違いがない。特にややこしいのがUSB3.0/3.1 Gen1の8-12なので避けた方がいいかもしれない。

ちなみに、私はまだ機種変更していないが、iPhone 15シリーズ付属のUSB-CケーブルはUSB2.0との事(上の表で言えば多分5番あたり?)なので、いろいろ使いたい場合は注意。

ではどうすればいいのか?

  • 付属品ケーブルを使うならはその製品専用として使う。
  • USB-Cケーブル購入時には目的を決めて買い、何のケーブルなのかがコネクタ部にプリントされているケーブルを買う。もしくはタグをつけておくとかしてハッキリなんなのかわかる様にしておく。
  • 使う予定のある最高スペックのもので揃える

だ。これしかない(苦笑)。まぁ、付属品なら素性がわからなくともその製品専用に使えば初期不良以外は問題なく使える。ようするにその付属品のUSB-Cケーブルを他に流用しなければ問題はない。って、本来汎用性と流用性が高まるからUSB-Cに統一しろって世の中の論調だったような気がするが・・・(略

次は汎用性・流用性を求めて別に買う場合だ。何に使うのかをはっきり決めて、スペックをしっかり確認し、買う。できればコネクタ部に素性がプリントされているものが望ましい。

たとえば↑このケーブルは「10Gbps」とあるので少なくともUSB3.2 Gen2のものだということはわかる(PD対応はコネクタからは不明)ので多少は親切。

たとえば↑これはPD65W対応、PD100W対応ということはわかる(通信速度はコネクタからは不明、実際にはUSB2.0の480Mbpsなのだが充電中のW数がわかるので充電専用で好んで使ってる)。

そこ行くと↑Thunderbolt 3/4ケーブルは一発でわかる。Thunderboltのマークと3か4か書かれている(Apole純正はマークのみ)からね。

こんな感じである程度判別できるものはまだいいが、多くは判別できない。通信速度とPD対応の有無を購入時に調べてケーブル用タグをつけておくとかしか方法がない。

USB-Cでビデオ出力にも使いたいのならUSB3.2 Gen2対応のもの以上なら間違いはないが、それ以下のUSB3.0 /3.1 Gen1対応のもの以下ならビデオ出力対応かどうか確認する必要がある。むぅ。。。

それらが面倒だ!という人は自身で使う予定のあるスペックのケーブルで揃えてしまうという手もある。その分価格もあがるが「どれに使えるケーブルだっけ?」と悩む必要もない。

ちなみにうちの場合は充電専用ケーブルと、通信用はメーカーを分けているのである程度判別できる様にしてある。でもケーブルが増えてきてそれだけではわからなくなってタグ付けしようとおもって、整理を始めて、ついでに、と、この記事を書き始めたわけだ。

こんなふうにタグ付けした

そういえばUSB PD充電対応のものとそうでは無いものにも気を付ける必要がある

USB-Cに関してだが、ついでにUSB-Cの充電器、USB-Cの機器にも気を付ける必要がある。

  • 同じ様に見えるUSB-CでもPDに対応している充電器ではPDに対応していない機器には充電できない。
  • 同じ様に見えるUSB-CでもPDに対応していない充電器ではPD対応の機器にはそれなりの速度でしか充電できないか、そもそも充電できないのもある。

だ。たとえばうちで使っているVesselの電動ドライバーだが、充電ポートはUSB-C。けれどPD未対応なのでPD対応充電器で充電しようと思っても充電できない。PD未対応の汎用USB充電器からしか受け付けない。PD充電器は機器から何Wで充電できるか確認しているのだが、PD未対応の機器ではこの何Wで充電するかというのを知らせる術がないために、充電ができないのだ。

なので、流行りだからとPD対応の小さいAnker Nano IIとか買って、それで全て賄おうとしても、PD未対応の機器にはUSB-Cだとしても充電できない。

で、ふと思う

ちなみに無印iPhone15や無印iPad10はUSB-CでもUSB2.0だ。iPhone 15 ProはUSB 3.2 Gen2。でもケーブルの外観からはわからないんだよねぇ。

・・・。こんな混沌としたUSB Type-C規格って、本当に便利なのか?!

規格でちゃんとマークを決めて、どういったケーブルなのかコネクタとかに明示するようにすべきだったろうなぁ。ほんと。。。

結局

結局、今あるものを整理してみたら、USB2.0規格のPD65W/100Wのものは結構あるけれど、先の一覧で言うと13番以降のUSB3.1Gen1、USB 3.2 Gen2、USB3.2 Gen2x2が少ないことが判明したので、高速通信、ビデオ出力(4K 60Hz以上)対応のものを短いのと長いの混ぜて3本追加。充電専用にUSB-A/USB-CのW数表示タイプのPD60W程度のUSB2.0も2本追加。

素性のわからないもの6本ほど廃棄。ていっ!

おすすめケーブル

これだけだと、Amazonとかで探しても物がありすて何が何やらとなるので、いくつか電脳-煩悩的おすすめを挙げておこう。

UGREEN USB-C/USB-C ケーブル

主に充電用、PD60W対応(3A/20V) 、USB2.0

これは主にスマホや15W,20W,30W,45Wあたりの充電で使える。特徴としてはナイロン編組ケーブルで耐久性が高いのに、ケーブルは柔らかくて取り回ししやすい。そして1000円を切る価格だ。無印iPhone 15のケーブルとしても付属の白いのが嫌ならこれがいいかもしれない。

Mcdodo USB-A/USB-C ケーブル

主に充電用、PD65W対応、USB2.0

これは現在のW数が表示されるタイプのケーブル。PDで充電しているときには「PD」表示もされるので、PD対応機器やそうでない機器などの確実な充電をするのに役にたつ。入力側がUSB-Aなので古めのUSB充電器でも。

Mcdodo USB-C/USB-C ケーブル

主に充電用、PD100W対応、USB2.0

同じくMcdodoのUSB-C/USB-CなPD100W用。うちでは主に65W以上の充電にはこちらを使っている。W数とPD表示で確実な充電ができる。

PAMPOW USB-C/USB-C ケーブル

100W PD対応、USB 3.2 Gen 2×2-20Gbpsデータ転送、PD3.0/QC3.0超高速充電、4K/60Hz 映像出力対応

あまり知られていないが、なかなかどうして高品質なケーブルで、うちでも何本か使っているが、1年以上経っても全然ダメになる気配もない。それでいてPDは100W対応、20Gbpsデータ転送、PD3.0/QC3.0対応、4K/60Hzの映像出力対応と、高性能ケーブル。しかも価格もそこまで高くなく、ケーブルは柔らかめで取り回ししやすい。など、欠点が見つからない。iPhone 15 Proならこちらがいいし、PCで充電やら通信やらを一本でというのにも向いている。

おすすめをざっと上げてみたが、ugreenや定番Ankerはどちらかといえば通信より充電向きな感じ。充電向きなら安い方がいいし、機能を求めるならW数が表示された方が便利。

一方通信向けには、今の所RAMPOWが機能・信頼性・耐久性・使いやすさ・コスパで、今の所これを超えるものは見つけられていない。

20Gbps対応なUSB-CケーブルでAmazonで検索をかけると色々でてくるのだが、メーカー名もない、信頼していいのかどうか迷うものだったり、価格が高かったり。だったらいっそ

CIO シリコンケーブル USB-C/USB-C

日本メーカー、USB4.0 Gen2、PD240W、20Gbps、映像4K(60Hz)出力対応

の方がいいかも。うちではまだ使ったことがないが、そのうち一本買ってみよう。ちなみに当然同じCIOでもUSB2.0のやつもUSB.3.2な10Gbpsのもあるので買うときには商品説明をよく見ること。ちなみにこちらが10Gbpsのやつ

USB4のものより1000円安いし、10Gbpsもあれば十分だ、4K60Hzに対応していればOK、iPhone 15 Proで安心して使えれば、とか、無印iPhone15で映像出力したいんだよね、とか、USB-C対応なオーディオインターフェースを接続するのに、とかならこちらでいいかも。・・・うちでも一つ入手してみよかな。ぽちっ。

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