(注:上の写真は去年の使い回しw)
昨日の朝に雪かきしたあと、昨晩からの雪はかなり湿っていて、今日になると気温が上がってきてベチャベチャの水分をかなーり含んでくそ重い。積雪量は15cmぐらいなんだけど、父がスノーグレーダーでトライしてみるも「できねぇ!止めた!」と断念w 選手交代してサクッと終わらせましたwww
慣れてないと、上手く使えないんすよね。そういえば、土木作業とかでブルドーザーとか使っている人とか雪国で小さい頃から除雪機に慣れている人ならいざ知らず、初めてのこの手のを使うって方も多いはず。この手のコツの様なのを説明しているサイトって極端に少ないので折角なので、チラリと・・・。
【基本的な事】
冒頭の父の例の様に押している途中で進めなくなったときに「力ねぇ!」とか思うかも知れませんが、逆です。簡単にいえばそれは力以上の事をさせちゃっているって事です。つまり、力を有効に使えばどんなシチュエーションでもイケる!って事です。マシンが雪を押せる量というのをその時の雪の状態で把握する事が大切です。
雪を敷地のどこかにまとめておく場合そのまとめ場所、通路の先の道路の側溝等に押していく場合、どちらの場合でも雪の最終地点から近いところからスタートします。遠いところからだと当然途中には雪があるので上手く進めないからです。近いところからスタートすれば遠いところの雪を運ぶ途中は既に終わっている所を通るのでスムーズに押せます。
【水分を多く含んだベチャベチャの雪】
高さがある場合やスタート時、水分があるときには特に重いので小型除雪機では一気には絶対にムリです。その高さを一気にやろうとせずに、例えば高さが15cmあるなら半分の7cmずつ。それでも駄目なら5cmずつ。ブレードを高さを変えて水平方向に削って行きます。
高さがない場合には幅を少しずつ。ブレードの幅いっぱいにやろうと思うと思いのほか重くて進めません。水分量にもよりますが、ブレードの半分とか、ブレードの1/3の幅でやるとイケます。ユキオスの場合にはより力が小さいので動かせる(進める)量を確かめながらやりましょう。
思いの他雪の水分の重みでブレードが下がりますので、運んでいる最中も体重をかけてブレードが下がらないようにすると上手く進めます。
【多少水分のある重めの雪】
ベチャベチャの雪と基本は一緒です。多少軽くなる分水平方向に削る量、垂直方向に削る量を多めに出来る、というだけです。ブレードの高さを体重をかけて一定に浮かせると雪に突き刺さって進めなくなるのを防げます。急がば回れで、余裕をもって力が掛かる雪の量を確かめてやる方が早くキレイに出来ます。
【普通の雪】
なにをもって普通とするのかは置いといてw ここでは↑と↓の中間ぐらいとします。スノーグレーダーなら20cmぐらいなら10-20mの距離の新雪を一気に押せます。ユキオスだと力がないぶんもう少し距離を短くするか水平方向に少なくするか、垂直方向に少なくするか、すれば良いです。
【ふわふわの雪、粉雪】
40cmぐらいのふわふわの雪なら一気に押せます。もう力任せで良いですw ユキオスの場合もふわっふわの場合にはイケるかと思います。
【固く締まってしまった雪】
こりゃもう少しずつ切崩していくしかないですw そうとう大変です。なので、そうなる前に除雪機で作業する事が大事です。
【氷になってしまった】
完全にムリです。砕いてカケラにしてから押しましょうw
オーレック スノーグレーダー(楽オス)の場合にはギアが2段あるので状況によって使い分けられ力を有効に使えますのでお薦め(^^ 先日のエントリーでも書いた通り今シーズンの新しいモデル「楽オス」は体重をかけなくてもブレードの高さを好きな位置で固定出来るので、より使いやすくなっています。
(でも、ギアが上手く使えない人、もともとそんなに雪降んねー地域の人はスクーター的なユキオスの方が簡単で良いかもねぃ)
【OREC/オーレック】小型除雪機 スノーグレーダー SGW802[除雪/スノーグレーダー/S… |