動画撮影はもちろんのこと、スチル撮影でも外部モニターが欲しいことが、多々、ある。Web会議とかで複数カメラでやるときに小さめの確認できるモニターがあると便利だし、他にも色々と使い道はある。
以前15inchのモバイルモニターを入手したが、mac mini m1にしたことで手放してしまったのもあって、今回入手し直した。
入手したのは10.8inchの解像度1920 x 1080、つまりアスペクト比16:9のモニターだ。筐体の厚みは1cm程で背面に出っぱっているところはない。VASA対応だが、このぐらいの大きさなら写真の通りiPadホルダーが使えてミニ三脚にもつけられるし、手持ちのいろんなマウントにつけられて超便利。
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カメラ・ビデオモニターにするなら1920 x 1200（16:10）はやめといた方がいい
ちゃんとしたモニター（有名メーカーのモニター）なら、多くがdot by dotや入力信号に合わせて縦横比を変えずに表示するようになっていたりするので、あまり考える必要もなかったりするが、低価格のモニターだとそういう機能を持っていないことが多い。安いからといって1920 x 1200のモニターを買ってしまうと、縦に伸びた映像になってしまうので注意。パソコンに繋いで使うのならパソコン側で設定変更できるので問題ないが、安価なモニターはモニター側ではどうにも出来ない。
屋外で使うなら専用のカメラ・ビデオモニターの方がいい
屋外での使用が前提の場合、ニト（輝度）が高いモニターでないと日差しが強い日中などは全く見えなくなる。iPhoneが最大で500ニト、安価なモバイルモニターはだいたい300-500の間ぐらいなので、察して知るべし、だ。専用のカメラ・ビデオモニターなら安価な方のモデルでも2000ニト超えのものがあるので、いいかも。が、これもWeb会議などのHDMI接続のモニターにも使う場合は解像度の問題が出るかもしれないので1920 x 1080の解像度の方がいいかもしれない。購入前に前もってテストできればベストなのだが、なかなかそうはいかないのが、ねぇ・・・。でもこのぐらいの輝度があると屋外で使うことの多いドローンでいいかもね。HDMI出力がある上位機種でないとつかえないけれど（苦笑）
あたりか。もっと小さい5.5inchなんてのもある（輝度は500ニト）。
専用につかうならこれらの方がいいかもしれない。バッテリーでも使えるのも大きなポイント。（バッテリーもACも別売りなのには注意） いずれもモバイルモニターより高上がりになる。てことで
色々なことに使うのにはやはりモバイルモニターの方がコスパ良く使える
のだが・・・。実はあんまりないんだよねぇーえ。今は13inch – 15inchが主流でそれより小さいのが激減している。以前は結構あったんだけどねぇ。あったと思ったら、厚みが3cmもあったり、裏側にかなり大きな出っ張りがあったりで、専用のスタンドしか使えないものが多い。探しに探してiPadぐらいの厚みのもので小さいやつとなると8.9inchの1920 x 1200（16:10）ものが一つと、今回入手した10.8inchの1920 x 1080（16:9）ものが一つだけしか、今現在国内ではなさそうだ。これにiPadホルダー 三脚アダプターをつければOKなのでずっとコスパ良くできる。
Ulanzi iPadホルダー 三脚マウント用
このモニターはVESA対応だけれど、VESAを三脚ネジに変換するアダプターってないんだよねぇ。VESA-RAMマウントならあるけれどバカ高い。てことでiPadホルダーの出番になるんだけれど、先のエントリーでも書いたようによくわからんメーカーのiPadホルダーを買うぐらいなら素直にulanziのものをお勧めする。
さすがカメラ周りのアクセサリーを扱ってるメーカーはわかってる。底面はアルカスイス互換になって、かつ三脚穴があるし、上部にはコールドシューがある。ホールドはガッチリ。こんなふうにミニ三脚につけたり、GoProやInsta360などのマウントつかっていろんなところにつけられるようになる。
（上の写真はulanziのF38クイックシューをつけてます）
ちなみに、このモバイルモニターはUSB-Cでも給電、映像＋給電でもUSB-Cが使えます。カメラとの接続やHDMI接続はmini HDMI。mini HDMI – HDMIケーブルは付属しているが、カメラなどと接続する場合カメラ側がmicro HDMIならmicro HDMI – mini HDMIケーブルが必要になる。が、これ、なぜかなかなか無いんだよねぇ。
一応うちで試して問題なく使えているケーブルを紹介しておきます。参考まで。