ここの環境は母家に設置してある光回線を有線で30mばかり引きまわしてそれぞれにWi-Fi6 meshルーターを設置してある。Wi-Fi6 meshは有線Meshに設定。
そんな感じなのだが、最近どうも調子が悪い。具体的には
- ネットワークで繋がれた機器が変な動作をすることがたまに起きるようになってきた
- 母家側は500Mbpsとか出ているのにオフィス側はなぜか下りも上りも80Mbpsで頭打ち
- 最近Internetの瞬断が起こるようになってきた
と、こんな感じでハッキリとしない感じで、いやーんな感じ。うーん・・・。エラー訂正がガンガンに起きている感じなのかなぁ?
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Mac Studioに合わせてSwitching Hubを2.5Gbps対応に換える
Mac miniの時にはWi-Fi 6接続だったが、Mac StudioのEthernetポートは 2.5Gbps対応でオフィス内のubuntuサーバとの通信速度向上が見込まれるので、有線LANにもどした。買い替えたSwitchng Hubは2.5Gbps対応でも安価で且つ日本メーカーのFX2G-05EM
ついでにubuntuサーバマシンにも2.5GbpsなLANカードを増設。同じくPlanex製。ネットワークコントローラーは2.5Gbpsでは評判のいいRealtek RTL8125B。Intel製ネットワークコントローラーチップはなんだか2.5Gbpsあたりではあまり良い評判を聞かないこともあるし、ね。
ケーブルも全部最低でもCAT 6A以上としてチェック。いくつかCAT7でも年数が経っているものは交換した。
結果、まず、オフィス内は激安定。しかし、Internet速度は相変わらず・・・。
屋外LANケーブルも意を決して交換
こりゃ残るはというか、やっぱり母家とオフィスを繋いでいるElecomの屋外用 CAT5E 30m LANケーブルが一番怪しいなぁ・・・。いつごろ設置したケーブルだったっけ?と思って調べてるみると10年前。ふむ、やっぱり換えた方がいい頃合いかも、ね。てこで屋外用LANケーブルを購入。
CAT7とかCAT8とかにしようかとも思ったけれど、どうも中国メーカーのはこの手のは信頼に欠けるところがあるので、日本メーカー限定で探すとサンワサプライでCAT6Aのが見つかったので、それに。
ケーブルが届いたので、設置するのに必要な部材を地元のホムセンで購入し、早速取り付け工事。
・・・(工事中)・・・
終わりました。ふぅ。約半日かかりました。どれどれ・・・
屋外LANケーブルを新品の屋外用CAT6Aに交換した結果
オフィス内のMac Studioにて、有線LANでの計測
Wi-Fi6での計測
いずれもその後何度か計測してみても平均してこのぐらい出ましたので、やっぱり一番の原因は屋外LANケーブルの劣化、という事っすな。
計測結果からも2.5Gbpsな有線LANの方が速いのはハッキリしたので、Mac Studioは有線LANでつかいましょうね、うん。
10Gbpsは対応機器もまだまだ高価だし、ここらで2.5Gbpsってのは現実的かもね
10Gbps機器はバカ高いままなので躊躇してましたが、2.5Gbps対応機器は価格も下がってきて、且つ、ケーブルもCAT5E以上(できればCAT6A以上)なら恩恵が受けられることもあって、なかなかいい選択肢かと思います。
なにかの折に古いケーブルやネットワーク機器もリプレースするってのはやはり大事なのだなぁ、と。ともあれ、ネットワーク速度が上がって、且つ、安定したので、ほっと一息、です。
【蛇足】
そんなことを考えてたらさ、コンクリート造でも木造でも建築の際にLANケーブルを敷設することがあるけれど、多くがあとから簡単に交換できるようにはなってないんだよねぇ。。。あれ、どーすんだろ?と、思ってみたり。
【追記】
うちにはHubが2台あって、一つは接続経路からいってもあまり2.5Gbpsの恩恵は受けなさそうだなぁと1GbpsのHubのままだったけれど、興味があって全てのSwitchng Hubを2.5Gbps対応のものにしたら・・・
さらにちょびっと速度があがりました。というか、安定度が増した感じ。1GbpsのHubと2.5GpbsのHubを混在させるより合わせた方が安定するって感じかな。全ての環境でかならずこうなる、とも限らないだろうけれど、参考まで。
【追記2】2022.6.25
すっかり忘れていたubuntuを20.04.LTSから22.04.LTSへとアップグレード。その後sambaでファイルをバックアップしてみたら、2.5Gbpsってば速えぇ! 直USB接続したのと変わらん速度。これなら実用的にファイルサーバー(& NAS)を使えますね。まぁ、トータルでのコスト面とメンテナンス面から考えてうちの場合NAS専用デバイスを導入するよりubuntuサーバマシンの方がメリットあるので、今後もNAS専用デバイスを入れることはありませんけれど。10Gbps環境へはSSDを使ったNASなら必要出てきますが、HDDベースなら2.5Gbps環境で充分ですね。うん。
One thought on “Mac Studio (M1 Max)にあわせて有線LAN環境も全体的に2.5Gbps対応へしたら、激変した”