どこのブログでもYouTubeレビューでも大絶賛のKeychron製のキーボード。それならば、と、好みのK3(オプティカル赤軸)をわざわざ本国から購入してみたのだが。
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DHLでとどく
ちゃんとした梱包で届いて一安心。佐川が持ってきてくれました。早速Mac Studioと接続。わくわく・・・・
な・・・なんだこりゃ?!
先に結論からいう。お薦めしない。Amazonレビューに星をつけるなら3つがいいところか。なぜあんなにあちこちで高評価レビューされているのか、理解に苦しむレベル。どういうことかというと・・・
ありえないほどに反応が良すぎる
仕様書を改めてよくみてみると1.1mm ±3で反応するという。見逃した!つまり場合によっては0.8mm押し下げられただけで反応するって事だ。これ、どういうことかというと、ホームポジションに手を乗せられない。キーを見ないで「F」と「J」を指の間隔でホームポジションを探して手を規定の位置にセットするのだが乗せると手や指の多少の重みが当然かかる。すると多数のキーがそれでまず反応してしまう。特に親指を置くスペースバーがまず誤反応する。
そしてホームポジションから滑らせるように目的のキーに行くまでの間に通り道のキーを軽く触ってしまう都合上それも入力されてしまう。
・・・。誤入力が爆増え・・・。
もっと奥の方で反応してくれないと、ブラインドタッチでガシガシ入力するような方々にはとてもじゃないが使えたもんじゃない。HHKBでもLogicoolでもこんなふざけた仕様にはなってないし、あんなにストロークの短いノートPCでもApple MagicKeyboardでもこんな事にはなってない。キーボードとしての作りというか考え方というか操作への考え方がそもそも違うようだ。
ただ、これはあくまでオプティカルキーの仕様でメカニカルキーの反応ポイントは1.5mmとのことなので、私の場合はそちらを選ぶべきだったのかもしれない。押下したらではなく、押下し始めに反応するのであればもっと深いところではないと困る。
ちなみに、オプティカルキー赤軸は非常に静かで、キーを打っている感じは悪くはない。それだけにあまりに浅い反応ポイントが残念。正直に書くとLogicoolの2000円ぐらいのキーボードの方が速く打てるし誤入力も少ない。今の時点では。
バッテリーの残量がわからない
Apple Magic KeyboardならMacで残量がわかる。モノによっては同じくここでバッテリー残量がわかるものもある。というかそもそもどのキーボードももっとバッテリーもちがいいのだが、これは数日毎に下手すりゃ2日に1回充電する必要があるのに、残量がわからないのだ。まぁ、残量がわからずとも2日に1回充電すりゃいいだけなのだが・・・。う・うーん・・・。
Bluetoothの接続が思いのほかこまめに切れる
バッテリー節約のためだろうが、数分〜数十分lとかぐらいの単位でスリープに入りBluetoothが切れる。復帰はどこかのキーを押せばいいのだが、ちょいとYouTubeを見ている間に切れて、何かを打とうとする時に切れているのに気がつかず、頭の数文字が入力できておらず打ち直し、ということがちょくちょく起こる。これ、地味にストレス。これ、誰もどこでも言ってないんだけど、誰も気になってないの?
てことで
今回のMac Studioに合わせていろいろと買い替えたりアップグレードしたりした物の中で、唯一、う・うーん・・・と唸ってしまった。残念ながら。
頑張ってLogicool MX Key miniのUSキーを探して購入した方が良かったかもしれない。というのが、現時点での正直なKeychron K3(オプティカル赤軸)の感想。
もう少し使ってみよう
と、現時点での感想はそんな感じなのだが、質感や打っている感覚自体は悪くない。HHKBの感じともまた違うし、なにより打音が静かなのが勿体無い。極浅なキー反応ポイントは手の方がなれるかもしれないし、ね。速い入力でも問題ないぐらい誤入力がなくなったら、いいキーボードになるかも知れないので、もう少し使ってみようと(慣れるかどうか使ってみようと)思う。せっかく取り寄せたんだし、ね。
今の時点ではこのブログの文章入力はMagic keyboardの方が速いく誤入力も少ない。それが逆転するぐらい慣れるかどうかが、一番のポイントだねぇ。他にも慣れが必要なところがある。これはこちらの都合に合わせてくれない、キーボードの都合に自身を合わせるということでもある。と、最初の方の話に戻るが、なぜKeychron K3を絶賛しているレビューアばかりなんだろうねぇ? 不思議でならない。みなこれでほんとに高速入力が全く問題なく出来ているのだろうか?買ったばかりですぐに?なれも必要とせずに?
興味をもってこれから買ってみようと思った方はメカニカルスイッチの方が一般のキーボードに近いんじゃないかと思うのでそちらの方がいいかも。K3の薄型オプティカルキーはちょっと独特すぎ・・・。少なくともK3の場合はメカニカルキーの方がいいと思う。
【追記】いや、ちょっとまて
ちょくちょくスリープに入るのは省電力のための仕様だろうから諦めるしかないとして、触っただけで入力されてしまう件は、さらに仕様書やKeychronのあっさーい記事ではなくて、もっと深いところを書いているブログ記事などを読み漁ってみると、赤軸の「軽さ」が私には大きく関係しているのかも知れない、とも考えた。1.1mm±3という浅さのせいではなくて、軽いので私の使い方というかキーの打ち方の癖というか、の場合、押したようになってしまう、と。
- 赤軸 40±10gf
- 茶軸 57±10gf
- 青軸 48±10gf
であれば、もっと重めの茶軸あたりに換えてみるというのもありか。ふむ。これで手を置いたぐらいや、キーの上でスライドしたぐらいでは反応しなくなれば、誤動作は激減する・・・と、いいなぁ。。。
届いてから3日ほど赤軸使ってみてある程度は慣れてきたが、間違って押してはいけないってんで、キーの上に手を浮かせてるようになってしまって、非常に疲れるし、減ってきたとはいえやはり意図しない入力は相変わらず起きている。
我慢してないで、ダメ元で早速茶軸を入手してみよう。うん。だって悔しいじゃないか(笑)。私だけがKeychron K3が合わないだなんて。そう、Keychronが悪いのではなくて私の最初の軸の選択を間違えた所為であって、ほしい。
One thought on “ものすごく期待してKeychron K3を買ってみたが、すごくガッカリだった件。”