英Computer WeeklyによればMac OS X El Capitanは幾つかの点で見劣りする、らしいw
英国のレビュー系とくれば英BBCのTOP Gearが思い浮かぶが、あれは痛快だが、Computer Weeklyの記事は全くもってつまらん。いや、本当に我々が気がつかないところで、実はこんなに見劣りする!とか言う新たな発見があったのなら面白いなぁ!と読むのだが、ただの誰もが知りうるスペック比較だった。そこに使用感やApple / Windowsの未来像は無い。iOS / Androidの比較の時にも書いたけど、土台が違うのにスペック比較をして何の意味があろう? 重さや薄さならわかるが、比較はOSだ。OSのユーザ層やそれによって体験できる事などの背景の考慮が全くもって、無い。結局はタッチスクリーン対応の事だったり、音声検索の事だったり、なだけだ。Microsoftはタブレットで大きく遅れをとってその対応で急いでタッチスクリーンだったり音声検索だったりを「統一OS」で急いでいるだけで、Appleは着々と実用レベルでデスクトップOSと携帯端末OSを進化させその先の統合を目指している。その一部分だけを切り取ってスペック比較しても意味はないのだ。どうしてもというなら、デスクトップOSとしてのWindows10とMac OS X El Capitan、タブレットOSとしてのWindows 10とiOS 9それぞれに比較すべきだろう。そしてOfficeスイートのことまで触れてあるが、そりゃOSじゃねーだろ。(ま、でも英語圏なら先のエントリーのEl Capitanの日本語IMのライブ変換の凄さは体験できないだろうしねぇ)
個人的にはWindows10はデスクトップOSとしては非常にいい出来だと思う。Windows8.1なんかを体験しているから尚更だ。ただ、タブレットなどを含めた統合OSとして考えるとまだまだの感がある。タブレットOSとしてはAndroidの方がまだいいし、デスクトップとタブレット・携帯端末を含めたOSのシームレスな連携というならMac OS X El Capitan + iOS 9.1の方に分がある。だたしOfficeスイート限定の話になるとMicrosoftに分がある。と、思う(感じる)。
にしても、それでこんな大袈裟なタイトル。レベルを疑う・・・。