で、どんなもんかと入手したECOFLOW RIVER3 Plusだが、かなりイけてるポータブル電源となっている。商品写真だと分かりにくいが前面に1つしかないACポートだけれど実は背面に2つある。これで多分多くの場合問題なく使えるかと思う。これで4台になったECOFLOWのスマホアプリの画面はこんな感じ。
こんな感じでアプリ一つで一括管理できるのはとても便利。ちなみにアプリ内では全ての機種で同じメニュー構成ではなく、ちゃんと機種ごとに適したメニュー構成になっている。できることできないことがあるしね。ECOFLOW River3 Plusは万人にお勧めできるモデルだ。現状で下記以外。
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UPS(通信機能)はまだ機能しない
これ・・・正直「やってくれたな」という感じ。APC互換とかでUSBケーブル挿せば自動認識とかそういう感じではない。ECOFLOW Power Managerというアプリが必要なのだが、肝心のそのアプリが
Coming Soon・・・。ECOFLOWに問い合わせたら「鋭意開発中で今少しお待ちくださいますようお願いします」だそうだ。いや、そうならそうで良いのだがそうならサイトの説明にちゃんと「Coming Soon」と書いておけよ!
DELTA3 Plusの方はどうなんだろう? うちはPlusではないDELTA3なので確認しようがないが、あちらもおなじかなぁ?いずれにしてもAPCやOmronなどのUPSの代わりとして使おうと思っている方は、時期尚早です。
まぁ、シャットダウン信号や残量を(現状では)やりとりできないのは非常に残念だが、停電時の切り替え速度はAPCなどのUPSと同じ速度だし、バッテリー容量はRIVER3の方が大きいし、バッテリーの耐用年数もRIVER3の方が長いし、「バッテリー残量⚪︎⚪︎%になったらスマホに通知」という機能があるので近くにいる分には使えなくはない。ていうかUPSに関しては今のところRIVER3と変わらない。
困るのはすぐにNASやubuntuサーバの前に来られない場合で安全にNAS/ubuntuサーバをShutdownする必要がある場合、だ。現状では出先でRIVER3の残量が怪しくなったと通知がきたらSSHとかAsustorのEZ-ConnectとかでShutdownするしかないってことか。色々設定せねばなんねいぇじゃん!むぅ・・・(楽しい)。ほんと、やってくれたな、だ(楽しい)。
アプリの公開をじっと待つから、せめて「Windowsのみ」とかは絶対にやめてくれ。主要なLinux版、Mac版、QNAP/Synology/Asustor版は用意してくれんと話にならんぞ・・・(希望)。
重要なことなので注意喚起しておきます。
APC RS550Sとのサイズ比較
比較できるのは先述の状況からRVER3 PlusがUPSが通信付きでできるようになってからの話だが、一応サイズ感の比較などは載せておく。
こんな感じなので横幅はもちろんAPC RS550Sよりあるが、高さはより低く、奥行きも短い。そのため、意外にコンパクトで見た目も悪くないので、無骨すぎるAPC RS550Sと違い意外に置き場所に困らない。
あまったAPC RS550Sは母屋のONU、HGW、Wi-Fiルータのバックアップ電源にした。
NAS/ubuntuサーバ/Switching Hubを繋ぐ
ASUSTOR 3304T/miniPC(N100)ubuntuサーバ/Switching Hub3つ繋いで写真の通り消費電力は28-40wぐらい。起動時で40W付近、待機時で28W付近。NASのASUSTOR AS3304Tもあまり電力食わないし、ubuntuサーバにしているminiPCのIntel N100搭載BeeLink eq12も超低電力なので、2台稼働+8ポート2.5GbE Switching Hubでもこんな数値。これなら停電時で70%のバッテリー実使用量として計算しても5時間は持つねぃ。
こいつは当初から基本UPS目的なのでグリッドに繋げて普段はパススルーで使います。スマホで遠隔操作もできる非常用電源・USBポート付きの大きな電源タップ、ですね(^^
ほんと、これで希望通りにUPS機能(通信)でShutDown信号が送れるようになれば、かなりイけてるポータブル電源・UPSになるかと。