さーて、ちょくちょくエントリーしているギター関連のネタですけれど、今回はアンプについて。スタックタイプとコンボタイプ、更にはソリットステート(トランジスタ)アンプと真空管アンプとハイブリットアンプ。世の中には様々なアンプがあって、選ぶのに困る。ギター雑誌等でお気に入りのミュージシャンが使っているモノと同じものを選べる(そしてそれを鳴らせる環境にある)人は別として、自宅練習というか自宅で趣味で弾いている様な人はその音質と共に悩むの音量だ。究極にはVOX anPlugとヘッドホンだけあれば夜間だろうとアパートだろうと気兼ねなしに弾ける。が、やっぱり音を出したいじゃない!で、1年間悩んで実際にあれこれ試してたどり着いたとある意外な?話を。。。
5Wなソリットステートアンプならほぼどんな環境でも対応可能だがやっぱり音はチープ。
てことで次に目が行くのは多分4wぐらいのミニ真空管アンプじゃないかと思う。確かに、例えばミニだがフルチューブアンプのVOX AC4TVなんて4Wとは言え結構な音圧で音が出る。で、このチューブアンプってぇのは簡単に言えばつまりはフルボリュームで歪みを作る。ギターのボリュームをしぼればクリーンサウンドだし、ボリュームを上げれば歪む。これが本来のサウンドであることは間違いない。でもアンプによってキャラクター当然違うわけだから、求める音で求めるアンプも違う。弾く音楽がつねに一定なら、つまりJAZZしかしないひと、ベンチャーズやビートルズのコピーしかしないひと、へビィメタルしか弾かない人ならシンプルだ。そういう音の出るアンプを選べばいい。
でも色々と弾きたい人はそーは行かない。ヴァンヘイレンだったりJ-POPだったりB’zだったりRHCPだったりZZ TOPだったり、1曲のなかでも様々なサウンドキャラクターが出てくるような楽曲だったりするともう、無理。てことで当然(?)エフェクターのお世話になるわけだが、今はアンプシュミレーターを基本としたマルチエフェクターなんていう超便利でお財布にも優しいものが出ているからこれを選ばない手は無い。ZOOMとかKORGとかでも低価格でそこそこ使えそうなのが出ているが電脳-煩悩的お勧めはやはりVOX ToneLab STだ。完全にデジタル臭い音じゃないところがいい。
で、このVOX ToneLab STの様なアンプシュミレーターでお気に入りのアンプサウンドとエフェクターを組み合わせて登録していけばボタンひとつでその音が呼び出せる。でも今度はその音の出口をどうしようかと迷うわけだ(笑) 既にアンプシュミレーターでサウンドはつくって有るので、一般のギターアンプ選びとは違って、音の出口は極力強いキャラクターの無いものが良いわけだ。一番のお勧めはToneLab STの出力はLINEにして程度の良いモニタースピーカーで鳴らす。10w〜30wなパワーアンプ内蔵モニタースピーカー、例えばROLAND EDIROL MA-15Dあたりとか、例えばROLAND CM-30の様な小規模PAにも使えるようなモノも良いかも知れない。前者ならパソコンやiPodのスピーカーとしても使えるし。
でも、ちょっとまって。ファンキーなカッティングやJ-POPなリードサウンドならそれでもほぼ間に合うんだけど、結構重低音な音も必要だったりするじゃない!? abingdon boys schoolとかマキシマム ザ ホルモンとかのドロップDだったりする曲を弾きたかったりすると先のモニターじゃぁ音が割れるんでさぁ。やっぱりある程度のスピーカーの大きさがないと低音は出にくいわけで、やっぱり10inch以上はほしかったりする。10wや15wなトランジスタアンプは、大概が6inchか8inchなので、先のモニタースピーカーとさして音は変わらない。ギターらしい音が聞けるのはやっぱり最低でも10inch。箱自体もある程度の大きさは欲しい。すると結局、ギター専用のアンプに戻って、悩みはどうどう巡り。。。
・・・と、ハタと気がついた。VOX VTシリーズ。ToneLab STと同じアンプシュミレーターとエフェクターを内蔵したアンプ。つまりギター用のモニタースピーカーとToneLab STのコンボの様なもの。・・・って事はさ、もしかしたら、内蔵のアンプシュミレーターやエフェクターを通さなければ素の音は素直なんじゃないか? ていうか内蔵の機能(つまりToneLab STと同等の)に合わせたセッティングというかチューニングになってんじゃねぇか? と。
10inchスピーカーのVOX VT30が実売13,000円!安っ! モニタースピーカーより安いし、ROLAND CM-30より安いし、30Wだし。ってんで早速amazonで5000円のポイントつかって8000円で購入。いっそVT30のアンプシュミレーターとエフェクターを使おうかとも考えましたが、専用のフットスイッチがランプが無くて視認性が悪いので却下。音作りはやっぱりToneLab STでやってその音の出口としてのみに使うために、VT30のアンプシュミレーターはMANUALモードにし極力素直なモニター的音が出るセッティングにし、内蔵エフェクターもバイパスして音をだしてみる。
思った通り、大正解。これ、お勧めかも。一瞬、内蔵の機能がもったいないかなとかも思ったりしましたが、よく考えてみると13,000円。ヘタをすると15wなエフェクターも何もないフツーのトランジスタギターアンプとほぼ同価格。十分にコストパフォーマンスは高い。てことで、VOX ToneLab ST等のアンプシュミレーターで音を作っている人向きの自宅アンプは意外(?)にも(機能がかぶるので敬遠しがちな?)VOX VTシリーズアンプかもしれない、と。
(※で、実は最近出たこれも気になるんだよなーあ。。。って私、VOX好き(苦笑))
歪み=ひずみ と読みます。
ギター=Guitar と書きます。
参考まで。
はぅあっ!
通りすがりさん、ご指摘ありがとうございます m(__)m 四月にご指摘を頂いていたのですが、四月に指を骨折してキーボードを打てない状態でしたので、気がつくのが相当遅くなりました。すみません。
繰り返しますがご指摘ありがとうございます。ギターのスペルは完全に入力ミスです(恥)。殆どのところで「guiter」になっていたし、それどころかカテゴリーのところからして間違っていたのですね!気がつきませんでした。(超恥)
「歪み」ですが、こちらも恥ずかしいのですが、歪み=ひずみ というのは勿論理解しているのですが、内輪だけで通じるネタというかでして、その癖で入力し変換しても結果は「歪み」と同じ変換結果になるものですから、そのまま入力する癖がついていて、たまーに、変換忘れでそのままひらがなで確定してしまって恥をさらすことが・・・。いずれにしても訂正させていただきました。重ね重ねご指摘ありがとうございました。