とか書いていたら、1ヶ月足らずでDJI Osmo Action 3とGoPro Hero 11が出てしまったorz. もー少し待ってればよかった・・・。
と、後悔しても始まらないので、Insta360 One RSは一つ手放してDJI Osmo Action 3の方を入手した。ちなみにInsta360 One RSはいい値段で売れたのでホッと一安心。まぁ、手間だけ増えた感じで金額的なマイナスは最小限ですんだので、よしとしましょう。
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DJI Osmo Action 3は本当に熱対策がされていて、現実的に使えるアクションカムに仕上がっていた
そう、ここ最近のアクションカムで困っていたことといえば熱停止の問題だ。発熱の所為で風などがあたらない環境で使っていると停止してしまう、アレだ。これはInsta360 Go 2もInsta360 One RSもRS 1インチ ライカ 360度エディションも、DJI Action 2も、そしてGoProも抱えていた問題で、4K以前のFullHDの頃のアクションカムやウェアラブルカムではなかった問題だ。
先述の中でもひどいのがDJI Action 2で4K 60fpsだと8分程度で熱停止する。純正マグネティックケースに入れて4K 24fpsにするとだいぶマシになる。
それもあったので、DJIが公式に「熱対策をした!」と謳っているDJI Osmo Action 3に飛びついたのだ。
当然早速テスト。室温32度の状態で4K 60fpsで撮影してみると、本当にバッテリー使い切るまで完走してくれた。4K 60fpsでこれなら普段使ってる4K 24 – 30fpsなら何の問題もない。おし!これで使えるシチュエーションがグッと増える!
GoPro Hero 11ではなくDJI Osmo Action 3を選んだのは
あちこちのYouTubeのレビューを見ていると、GoPro Hero 11の方が画質は良い。ディティールの再現性もよく、色の感じも良い。が・・・高いじゃん。
79,200円て。
一方のDJI Osmo Action 3の方は47,300円。Insta360 One RS 4Kブーストレンズに至っては38,800円(実売で現在34,900円)なので、下手すりゃOsmo Action 3とInsta360 One RSの二つを買える。その価格差ほどのことがあるのかどうか、かと思う。
1台だけで、アクションカムというよりVLOGカムとしての使い方が多い、できるだけマルチに使いたいというならGoPro Hero 11の方が向いている。が、暗所性能と画質が優先で、本来のアクションカム的使い方はせず、防水性能もいらないのなら、SONY ZV-1の方が遥かに良いのは一応書いておく。YouTubeなどで画質比較とかしている動画の中には「そのテストならアクションカムじゃなくてiPhoneやZV-1の方が遥かに画質もいいし、暗所性能もいいよね?」てのが意外と多い。
そう、身も蓋もない言い方してしまうと、そんなGoProの使い方ならiPhoneでいいじゃん・・・。と。。。それにその価格ならInsta360 One X3の方がアクションカムにもなるし、360度も撮れるし、メリットが大きい人も出てくるんではなかろうか。逆にそんな価格差のあるGoPro Hero 11でしか撮れない画ってなんだ?!とね。
そう考えていくとGoPro Hero 11の立ち位置がどうも、ね。
それに完全に趣味ならどーでもいいが、仕事でも使っていると、コストが大きなウェイトを占めてくる。入手価格もそうだし、撮影(準備含む)手間(時間)もそうだ。この辺りのバランスが良いのがDJI Osmo Action 3の方だ。
マグネットで脱着できるマウントはOsmo Action 3になってさらに信頼性をまし、脱着はほんとにワンタッチ。これの手間の楽さったらない。そしてGoPro Hero 11よりInsta360 One RSよりコンパクトなのも良い。そのままで16m防水なのもポイント高い。そして何より18分で80%まで充電できる急速充電対応は業務でも使っているととても大きいメリットだ。これら【アクションカムとしての】総合的な使い勝手とコストで私はDJI Osmo Action 3の方を選んだ。
Insta360 One RSと比べるとどうか
Insta360 One RSと比べると本体自体もちょっとInsta360 One RSの方が大きい。
ほらね。でも、Insta360 One RSてばこれだけじゃマウントできないんだな、これが、マウントケースが必要で、ケースに入れるとこのぐらいの差。
うぉっと・・・と思うぐらい大きさが違ってくるでしょ(苦笑)。でも、画質はなかなか良いし、DJI Osmo Action 3と違ってファイルが4GB程度で分割されずに1録画1ファイルになるのも使い勝手良いし、なによりアプリの出来がいい。
ので、トランスフォームできる利点を最大限利用し、一つ残して、このコアをRS ライカ1inch 360度エディションと使いまわそうと。これなら普段は360度カメラで使い,アクションカムが足らなくなったら4Kブーストレンズ付ければ良いし。これぞまさにInsta360 One RSの利点だもんね。
でも、普段はなるべくコンパクトな方が嬉しいし、Insta360 One RSの5m防水に対してOsmo Action 3はなんと16m防水だし、マウントもワンタッチの方が利便性がいいし、熱のことを考えなくていい分、ウチでの普段のメインはOsmo Action 3に譲ることに。
ちなみに、重さは小さいけれどOsmo Action 3の方が重いです。
DJI Action 2の使い方がやっとわかった
さて、この記事のタイトルに戻るけれど、DJI Osmo Action 3を入手してつかってみてわかったことがある。Osmo Action 3はそれ単体で完結している形なのでもちろん普通にアクションカムとして使える。
が、実はAction 2は2つほど?な部分があって、ここぞと言う時にか使わなかったというか使えなかった。その?な部分とは
- 熱停止
- バイクなどのハンドルにつけていると振動で停止することがある
- MacでWebカメラとしては(なぜか)使えない
1はいわずもがなであちこちで言われていることだが2と3はあまり聞かない。修理に出してみたが「不具合箇所はなし」との回答だったので、完全なる検証のためにCare Refreshを使って新品交換してみた。完全新品で1-3のテストをしてみたがやはりそのまま。
3に関してはDJI Action 2はなぜか「UVC Camera」としか認識されず、画像も一切表示されず。Osmo Action 3では問題なく「OsmoAction3」と商品名で認識され、問題なく使えるので、こうなってくると次のファームウェアアップデートを待つか諦めるしかなさそう。
2に関して、Osmo Action 3で問題ないことから、ふと、ディスプレイモジュールやパワーモジュールを使わないでカメラ本体だけで使えばどうよ?と今更ながら思い至ってテストしてみると、これが全く問題は出なかった。てことはディスプレイモジュールやパワーモジュールをつけた状態で激しめの振動がある環境では、接点の絡みで不具合を起こすこともあるのでは?と思い至った。その後何度かテストしてみると、どうもこの仮説はあながち間違っていないようだ・・・。
1に関してだが、これもディスプレイモジュールやパワーモジュールを使わないでカメラ本体だけで使えばどうよ?と思って普段使っている4K 30fpsで本体カメラ部分+純正マグネティックケースに入れてテストしてみると、バッテリー使い切るまで完走した。
これらのことから、DJI Action 2は本来、Insta360 Go 2と同じような使い方が正しいのだ、と、やっと理解した(苦笑)。つまり、基本的にはカメラ部本体だけで使うのが正しい使い方。
ディスプレイモジュールやパワーモジュールは本体に充電する時、microSDカードにデータを移す時、大きな振動などがかからない状態で軽く使う時用なのだ。うん。多分そう。
なるほどねぇ。。。そう言うことか。多くを求めすぎてたとも言えるねぇ。だからニューモデルのOsmo Action 3とは厳密には方向性が違う。Insta360 One RSとInsta360 Go 2が違うように、ね。単に「Osmo」がついているかどうかだけじゃなかったんだねぇ。・・・分かり難って(笑
まぁ、使い方がわかったので、Insta360 Go 2のように小ささを活かして小まめに切り取る使い方やサブ的な使い方をすればAction 2は活きるね。
もっとも今一番欲しいのはDJI Action 2よりさらに小さく軽く、4K対応したInsta360 GO 3とか出てくることだけれど。手放してしまったけれどあの小ささ軽さはやっぱり他にない大きな魅力だもんね。
補足情報
購入し、アクティベーション後にすぐにファームウェアアップデートがあったので適用したら、なぜか「ちらつき防止」が効かなくなり、かなり焦りましたが「工場出荷時の設定に戻す」(ファームウェアアップデートは適用されたままで設定がリセットされます)でリセットをしてみたら、無事治りました。ほっ。
そうそう、マグネットマウントですが、基本的に互換性はありません。Osmo Action 3用のものはAction 2では使えません。逆の、Action 2のものはちょっとガタツクけれど全く使えないというわけでもありませんが、外れる恐れもなきにしもあらずな感じですので、固定ならまだしも、動くものでは専用のものの方が良いかと思います。
てことで
電脳煩悩的には【アクションカム】としてなら圧倒的なコスパでDJI Osmo Action 3の方を推します。役1.7倍の価格差を複数台買ってもものともしない資金力がある企業とか、1台だけなのでできればいいもの、とか、より画質を求めるならGoPro Hero 11もアリだけれど。
本来のアクションカムとしての使い方しないVLOG的な使い方、自撮り、散歩動画なら、GoPro Hero 11でなく手持ちのiPhoneでいいと思います。そんなiPhoneのサブとしてならGoPro Hero 11はアリかな。
本来のアクションカムとしての使い方をせず、防水も必要とせずなら、DJI Pocket 2や、画質・暗所性能がこれらのどれよりランク上のSONY ZV-1の方が遥かにいいと思います。
というのが、電脳煩悩的な感想でした。
10.29 追記。YouTuberな方々の選択でも私が考えたのと同じ傾向(どーでもいい)。
ワナタベカズマサ氏やバイクブログなどをやられている方など「アクションカム」として使う方々はDJI Osmo Action3を選ばれてるようです。他、DJI Osmo Action3を「選んだ」「買った」という方はほぼほぼ「アクションカム」として使う前提。総合的なアクションカムとしての使い勝手はこちらに軍配があがるもんね。私もこちら。
一方ドリキン氏をはじめとする「アクションカム」としては使わず、使っても「ウェアラブルカム」程度で他はほぼほぼ「VLOGカムのサブ」という立ち位置で考える方はより画質を求めてGoPro Hero 11の方を選んでいるようです。アクションカムとはいえ、あのラチチュード(ダイナミックレンジ)はやっぱ魅力だもんね。
この傾向は仕事で使う目線で見ても、どちらに重きを置いているかで(欲しい画が)違うので傾向としては全く同じ。
まぁ、中にはただただ新し物好きなだけのスペック厨な方もいらっしゃいますが、そういう方は基本、本気で使うわけではないので所有欲をより満たせるGoPro Hero 11を選択しているようです(どーでもいい)。
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