Cordoba C5-CET BK を入手してみた。

先のエントリー、Guitarネタ。今度は安エレガットw ついでにZoom G3導入。にてとりあえずと最底辺(1.5万円ナリw)のエレガット、PlaytechのCL7SCEを入手してちょっと弾いて遊んだ後、やはりというかあちこち気になってきた。直ぐに4弦が駄目になったのと3弦が鳴らない。フレットもくすんでいたので弦を外して、マスキングしてフレット磨き。

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で、磨いた後マスキングを外してみたら・・・こげ茶だった指版が「杉じゃね?」って感じの色なりましたw 塗装で黒く見せてたんかい! ホントにローズウッドか?! どーりでなんか弾き難かったわけだ(^^; とりあえずレモンオイル塗ってごまかし。

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なんとかローズウッドっぽい色に。それと、決定的にダメなのがサドル。弦を外したらポロリと落ちんじゃん! ん?!と思ってよく見るとブリッジのサドルスロットと厚みが全然違って細く、ぐらぐら。オイッ・・・。しかも、電池取り換えようが何しようがインターフェースにつなぐとブーンというノイズがどうやっても消えませんね。悪い意味でおそるべしPlayTech。まぁ普通に使えるか?!と思ったのは一瞬でしたね。銭失いです。買っちゃイケません。こりゃぁ早々に別なの用意しないとだめだなぁと、次候補を探す・・・。

探すんだけど、低価格(3.5万円以内)で評判が良いのって限られてるねぇやっぱ。予算7万なら、なかなかよさげなの買えるんだが、そこはほら、ネタ的にもお薦めな安エレガットを見つけたいじゃんw

【候補その1】

KIKUTANI Valencia CG-200CE

譜面台やらでおなじみ、KIKUTANIから出ているValencia。そのなかの(Valenciaでは一番高いw)CG-200CEが評判が良いです。もう初心者なら迷わずこれにしとけって感じの評判。定価は3.8万なんだがネームバリューからか売価で2万円を切るのも魅力。ネックの形・サイズも含めクラシックギター然としているので、一度もギターを触ったことが無くて、クラシックギターに慣れるという意味ではイイかもしれない。トップ材はスプルース、サイド・バックはローズウッド。ん・・・?ネック材のナトーってなんだ? 調べてみるとスプルースの代替材。ふむ。プリアンプはB-BAND T-35。

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【候補その2】

Cordoba C5-CE

同じくKIKUTANIが輸入販売している、スパニッシュギターなCordoba。安価なモノから30万越えのものまで幅広くラインナップしている。下から二番目のC5がすこぶる評判が良い。そのC5のエレガット版がC5-CE。ナット幅は52mmなんでKIKUTANI Valencia CG-200CEとほぼ一緒。ネックは丸みを帯びていてフォークギターっぽい感じで好み。ヘッドのデザインもクラシックギター然としてなくて好み。トップ材はソリッドカナディアンシダー単板。サイド・バックはマホガニー。プリアンプはFishman Isys+。

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【候補その3】

Cordoba C5-CETBK

上のCordoba C5-CEのシンボディ(薄胴)。ネットで探すとCETは見つけられずにCETBK(ブラックボディ)が見つかった。・・・。好みかも。しかもシンボディはナット幅50mmでC5-CEよりわずかに細いのも個人的にGood。トップ材はソリッドカナディアンシダー単板。サイド・バックはマホガニー。プリアンプはFishman Isys+。

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【候補その4】

Merida extrema NG-5CES

イシバシ楽器が輸入販売している、スパニッシュギター。スペックだけ見るとなかなか良い。ヘッドが積層になってたりとかナットやサドルがGraphtech Black Tusqだったり。ナット幅は51.5mmでまぁ52mmだろう。を、ちょっとイイかもと思ったシンボディタイプのは売り切れで在庫無し。且つ、ネットで探すもレビューが見当たらない(^^;;; イシバシ楽器でヘッド周りのアップの写真を見たら・・・糸巻き部分の穴開けが「素人かよ!?」って感じでガサガサのまま仕上げられて無い。・・・。こういうのを見るGraphtech Black Tusqとか使ってたにしても本来の部分はこけおどしで造作自体は良くないんじゃないか、フレットテキトーじゃね?とか思えてしまいます。これを選ぶのはPlayTechと同じく人柱になるしかないなぁ。てことでちと怖いなぁ。トップ材はスプルース。サイド・バックはローズウッド。プリアンプはFishmanのIsys T。CordobaのIsys+の多分一つ下のやつでイコライザーは無い。チューナーとボリュームはついてます。

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【候補その5】

Ibanez GA37STCE

エレキギターだけじゃなくて、エレガットも作ってます、なIbanezのエレガット。シンボディ。ネットでの評判もわるくは無く、おおむね好評価。個人的な難点はナット幅が48mm。うーん、ちと細いなぁ。。。これをメリットととらえるかデメリットととらえるかで評価は分かれる気がします。もう一つのメリットは14フレットネックジョイントとXLR。ガットギターには珍しく指版にポジションマークもあるw これらを見るとIbanezの考え方としても普段はフォークorエレキギターで、単にたま〜にピック弾きでナイロン弦の響きが欲しいって方向けの意味合いが強いッすね。モロに宅録向け。だったらいっそヘッドの形も変えて尖らせてほしかったなぁとか w (ついでにもうちょっと出すとFenderのエレガットなんてのもあるが、ナット幅は更に狭い42mm。ムリ。細けりゃ良いってもんでも無いっすよ。。。)
トップ材はスプルース。サイド・バックはサペリ。ん・・・サペリ? 調べてみるとマホガニーの代替材のようっすね。プリアンプはIbanezオリジナル。

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ざっとこんなところか。この価格帯にはARIAもあるが、いまひとつなレビューも多いので候補からは外した。エレキギターなARIA Pro IIの低価格帯作りを見ると、まぁ察して知るべし。

さーて。。。どれにすんべぇかと、小一時間。ちなみにこの辺の価格帯のものはMade In China。CordobaもIbanezも。PlayTechのも勿論そう。しかし、丸投げでつくらせてんのと、メーカーがちゃんと人を送り込んで作らせてるとか、品質管理はどうなってんだとか、チェックはどーなってんだとか、そのあたりの事情で作りは当然違ってきます。なので一概にMade in Chinaだから駄目って事でもねぇですヨ。どんだけまじめに作らせてるか、っすね。更にちなみにValencia以外はトラスロッド内蔵。

悩んだ末、タイトルにある一番好みのシンボディなCordoba C5-CETBKに決定。

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今度は流石に細部をチェック。ふむ、合格っすね。弦はSAVAREZのNew Cristal & Corumのハイテンションが張ってありました。プリアンプはFishmanのFishman Isys+。イコライザーはベースとトレブルしかないですが問題ないっしょ。チューナーとPhaseがある方がメリット高し。(内蔵チューナーはオマケと思った方がイイです。精度もそうなんだけど、自分から見難いしw KORG等のクリップ式チューナーの方がやっぱ良いです)ギターの状態をみるとフレットもナットもサドルもちゃんとしてますw つかこれが当たり前っすね。これでやっと楽器ですねw

立派なギグケース付き♪ マシンヘッド(ペグ)もブラックでカッコいいじゃんw

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おら、クラッシック弾くだよ感が少なくてイイですw ネックも丸くてフォークギターっぽく、握りやすくて(慣れていて)好み。シンボディはこんな感じ。

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シンボディなので生音は全然期待していなかったんですが・・・。SAVAREZのNew Cristal & Corumハイテンションな弦のおかげなのか、全然イケますね。つか普通のボディのPlayTechより鳴ってるんですけどw この辺が楽器かそうでないかの違いですねぇ。私は純然たるクラッシックを弾くわけでは無いので(音色的にナイロンな響きが欲しい時に使う&ソロギターで遊ぶ)これでこんだけ鳴るんだとSAVAREZ 510 AJ High tension Alliance&Cantigaに交換してみるのも面白そうですね。

それと当たり前っちゃー当たり前なんですが、シールド差してインターフェース(Zoom G3)につないでもノイズ、入りませんね♪ よしよし。つーわけで、Cordoba、評判通りお薦めです(^^

とか、書いていたら、PlayTechの方はピエゾピックアップがおかしくなって5・6弦の音を拾えなくなりました(^^; 2ヶ月で駄目になるとは・・・w 保証期間っちゃーそうなんですが、こんなギター修理するだけ無駄な気がしたので、古ーいボロボロのYAMAHAの安いガットギター使ってる知り合いに「要る?」って聞いたら「要る!」ってんであげました(^^

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