・・・。なぜか黄色いモンが多い
ウチには黄色いものが多い・・・私が天邪鬼だからでしょうか? w
届いたので早速開梱。FOSTEX PM0.4n/PA-2とサイズ比較。あれ?サイトの値と違うな・・・
・・・。HとDが入れ替わってんじゃんw 正解はDが211mmで、Wが155mmで、Hが238mmじゃんか! でもおかげで自作のスタンドがそのまま使えるしー。ラッキー(^^
早速設置。。。
を?! 良くみたら前面のKRKのロゴ、光るのね(^^
KRKのトレードマークの黄色いコーンは、Rokit4ではグラスアラミド・コンポジットコ ーンウーファーだそうで、ケブラーとグラスファイバーのコンポジットだそう。ツィーターはソフトドームツィーター。
ちなみに、保証書は・・・
Gibson Japanですね(^^ この辺の情報がな少ないので、何かあった時の保証とかがちょっと心配だったんですが、これなら安心です(^^
早速鳴らしてみる
エージングがてら色々な音源で鳴らしてみます。ちなみにKRKのマニュアルにも
とちゃんと明記してあります。「エージングなんて意味わからん。気のせいだよそんなの。バカジャネーノ? 単なる劣化だろ?」と言う方がいらっしゃいますが、エージングするまえとした後の音の差が解らない耳をお持ちで、且つスペック厨かと思われます。音響機器に関わらず「慣らし」は必要です。そういうことをおっしゃる方はぜひご自身で次に新車買った車やバイクを慣らしをせずにガンガン回して乗ってください。エージングは都市伝説でもなんでもないです。
さて、そんな話はほっといて、音出し、音出し・・・・!!!!!!
うひょー!!!
まぢか!これ!
(エージングがてらなんで正確にはまだアレですが)「ドンシャリ」「低音強い」とかいうRokit5のレビューをしている方が多いですけど多少低音つよめな気も多少はしますがPM0.4n/PA-2使ってた私からすりゃドンシャリって程でもないですね。確かにRockやPOPSに向いている音ですが、私は【超】気に入りました。(FOSTEX PM0.4n/PA-2比で)このサイズとしては驚異的なふくよかな低音、そして綺麗な中高音! FOSTEXで聞こえなかった音が聞こえる! クラシックもBrahmus Symphony No.1 in C Minor, OP. 68とかモーツアルトのオーボエ協奏曲とかラヴェルとか鳴らしてみましたが、なかなかイケます。
FOSTEX PM0.4n/PA-2よりもスイートスポットも広い。これはそうなるように筐体デザインをしたんだそう。ふむふむ。。。
で、奇声を上げたのは、Focusrite Scarlett Solo G3経由でMAX音量で出しても音、歪まねぇですよ! 音が破綻せずに再生されます! いやFOSTEX PM0.4n/PA-2はFocusrite Scarllet Solo G3経由でMAXに近いところだと歪み気味になってツィーターは耳に刺さり、中高音部は破綻してごちゃっとなってしまいます(FOSTEX PC-100USBとか経由だと大丈夫)。M-AudioのAVシリーズなんてそれが顕著(FOSTEX PC-100USBとか経由でもNG)。が・・・。それが全く無いです。黄色いスピーカーはサラッと平気な顔してMAX音量で再生してくれやがります。
それもそのはず、リミッターが内蔵されているそうでMax信号でも破綻なく再生出来るようにしているんだそう。上手く効いてますね。他のモニタースピーカーと違いツィーター部とミッドレンジスピーカーとのそれぞれのアンプの出力が一緒じゃなくて違うのも、出てくる音をうまく制御するために敢えてそうしていると思えてきますね。結果、どの音量でも破綻なく、歪むこともなく、綺麗に出てきます。これにはびっくり。
10万クラスのスピーカーの音とかいうレビューも中にはありましたが、そこまでとは言いませんがあながち外れてもいないかな。コスパはいいと思います。感覚的なことですけど少なくとも値段以上の音はします。
先のエントリーで「FOSTEX PM0.4n/PA-2より多少でもよければ」なんて書きましたが、ごめんなさい。断然良いです(^^;
てことで、音を聴きもせずにポチりましたが、個人的には大当たり!です。おすすめできるか? 出来ます。特にFOSTEX PMシリーズやそれ以下を使ってて、予算はそんなに無い(GenericやADAM Audioになかなかイケない)けど、今より良いのを・・・って人におすすめします。こりゃぁ、ケーブル類ももうちょっと良いのに変えたくなりますね。ムフフ。
ちなみにKRK Systemsとは・・・
1986年に創業したKRKシステムズは、現在ではモニタースピーカーの黄色いケブラーコーンがトレードマークになっており、ひと目でKRKの製 品とわかるくらい有名になっている。もともとエンジニアであった創業者のキース・クラウィッター氏は、KRKを当初はカスタムメイドのメーカーとしてスタートさせた。彼がデザインしたカ スタムモニターは、当時のエンジニアや プロデューサーの間で評判となり、その 後、「703C」というモデルがラジオやTVのスタジオで活躍し、マスプロ ダクション・モデルとして大ヒットした。 このことがきっかけで、KRKは一躍有名ブランドになった。
1997年には、同社初のパワード モニター「EXPOSEシリーズ」を発表。 以降、現在主流の「VXT」や「RPシリ ーズ」に至るまで、小型から大型まで、 様々なモニタースピーカーを次々に発 表し、トレードマークである黄色いケブラーコーンのイメージと共に、世界中のエンジニアやプロデューサーに愛され続けるブランドとなった。
だそうで、日本よりアメリカやヨーロッパで人気のモニタースピーカーですね。日本だとレビュー書いてるブログも少なく、ま、スペック至上主義の人(悪口)を含め、専用の防音室がある耳の肥えたお金持ちの趣味人(羨望)とか、専門にしてるセミプロはとっとともっと上を使うでしょうし、某巨大掲示板とかだとこの価格帯は基本Yamaha推しみたいなので、なおさらKRKなんてマイナー扱いなのかも。日本語のサイトもないしね(取扱説明書はちゃんと日本語ですし、届いた品番にもJPの文字があります)。
ペアでこの価格帯では個人的には一番かなぁ。これ以上のクラスになると、そもそも部屋を防音工事しないと鳴らせないんで・・・(^^;;;
あ、そうそう、このKRK Rokit G3シリーズにはオートパワーセーブ機能が搭載されています。30分程度信号がないとスリープに入るようです(実際はもうちょっと短いかも)。復帰は信号が来ればいいだけなんですけど、レビューなどではこれが余計な機能としている方もいらっしゃいます。私もちょっとは気になってましたが実際に使ってみると大きな問題はウチでは無いですねぇ。例えばMacで使っている場合USBオーディオインターフェース経由で楽曲などはならしますが、Macの警告音などはMac内蔵スピーカーを指定してます。警告音のように突然に鳴り短いものだとKRK Rokit G3がスリープから復帰するまえに再生が終了してしまい無理ですけど、先述のように警告音はこれでは鳴らしませんので。で、DAW作業やiTunesの曲試聴などを始めれば確かに一番最初だけ復帰にタイムラグがありますが、通常ならそのまましばらく使いますので、実際には問題になることは少ないです。短い時間でちょくちょくスリープに入られるとウザいですけど、30分程度以上の空白の時間後の作業の一番最初だけなんで、それは再生やりなおすとか、対応する術はいくらでもあるんで、私は気になりませんでした。というか逆に、MAX音量セッティングでも使っていない時は完全に無音になるのと、低消費電力でいいなと思ったぐらい。参考まで。