iTunesが役目を終えたのか、そうか・・・。

こんな記事があるので、まずはこちらに目を通していただきたい。

「iTunes」がMacから消え去る理由 Windowsでは生き残る理由 (1/3)

大事なことは単に「iTunesの提供を終了」するのではなく、Mac/PCメインの状況から単独で使える様になっているiOSデバイスに合わせて「役目を終える」という事だ。なのでiOSと同じくMacでもMusic.appが音楽再生の役割を担うが勘違いしないで欲しいのは「代替アプリ」では無いという事だ。iTunesに変わるもの、ではない。

iTunesがiOSデバイスの母艦では(少なくともMacでは)なくなる

CDを取り込んだり、CDを焼いたりしたい場合はFinderやサードパーティ製アプリなどが担うことになる。同期などもFinderがその役割を担う。iPodがかつてMacのiTunesの楽曲を外に持ち出せるデバイスだった(いまでもiPosはそうだが)頃のアプリであるiTunesは本当に「役目を終えた」のだ。

というかiPhone契約時にキャリアで「アクティベート作業にMac/PCが必要です。iTunesをインストールしてアクティベートしてください」と説明されるのが必須だったのが、今のiPhone/iPadは完全に個別のデバイスに進化しているからね。

iTunesはHDDを搭載した初代iPodが2001年に世に出たときからだから実に18年。「もうそんなになるのか・・」というのが正直な感想。あれから音楽の利用され方は本当に変わったしねぇ。iTunesでMacで音楽をはじめとしたメディアを楽しめ本格的に音楽をダウンロードして購入できるようになったと話題になった。楽曲の著作権を有効にしたまま個人のデバイスとしてiPodにコピーして外でも楽しめる様になった。そのiPodに電話機能その他もろもろがついたiPhoneが出た!・・・いつしかiPhone/iPadは独立したデバイスになった、という流れだったからねぇ。あっという間の18年とも言えますね。

そもそも母艦という考え方を(特に昔からのユーザの方は)改める必要があろうかと思います。Mac/PCの利用は単にMac/PCから自分でCDから取り込んだものを同期する、クラウドを利用せずMac/PCにバックアップする、というだけです。他のことは「同期」という言葉すら古い。何もせずともApple IDで紐づいてさえいればiPhone/iPadとMacはSafariもメッセージも自由自在に行き来でき、写真もメモもカレンダーも同じiCloudの情報を表示し、データ転送もAirDropで簡単に出来、Beatsヘッドホンはどれか一つに登録すれば紐づいてるデバイス全てで利用可能になる・・・母艦は必要なく、シームレスな連携になったということですね。うん。

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