Mac mini M1でBluetooth接続できない不具合・・・って、アホか。詳しく分かりもしないで広めんじゃねーよ!

「Mac mini M1」でググるとかなり多くでてくる「Bluetooth接続ができない不具合が起きているらしい」という記事。しかも「らしい」というところがミソね。自分では何の検証もしてない価値のないコピペ記事。「そのうちファームウェアアップデートでなおるだろう」とか曰っている。

ちょっと考えればわかることだけど、Mac mini M1で多く報告されている、かつ、その一部で報告が上がっているってことは、「環境による」のだとどうして気がつかないのだろうね? Mac mini M1で報告が多いってことはつまりはMac miniでより多く使われるであろう周辺機器、USB HubやThunderbolt機器が一番疑わしい。

いつぞやも書いたけれど、多分一番怪しいのはUSB HubとUSBケーブル。ついでThunderbolt3機器とThunderbolt3ケーブル、だ。

うちでもBluetooth接続が不安定になる症状、あっという間に再現できるぞ

プラスチック筐体のバスパワーUSB 3.0 Hub、Aukey製を使うと一発で、Magic Mouseはカクカクと動作し、ばちばち切れて、使えたもんじゃなくなる。もちろん周りのBluetooth機器も影響を受けEcho Show5もぶちぶち切れるようになる。

Thunderbolt3 NVMe SSDケースもケーブルの品質が悪いとしょっちゅう取り外しが起こったり、置く場所が悪いとやはりBluetoothへ影響を及ぼす。Bluetoothのアンテナ形状と設置場所がNote型とMac miniでは違うので(気になるならバラした記事でも参照するといいかと思う。特にMac miniは小さく、下部の黒い蓋の内部にあるので構造と距離の問題でMac miniの近くに置くと影響を受けやすい)表面化しやすいということはあるのかも知れないが、根本的な原因は周辺機器メーカー側のノイズ対策がしっかりされていないことだ。電波干渉を起こすノイズを出してもそのままにして販売されているってことだ。

Mac mini M1がおかしいのではなく、周辺機器が低品質もしくは近づけすぎ

先述のAukeyのHubはどうにもならなかったが、金属筐体のBelkinのセルフパワーHubをMacから都合で50cmほど離したところに置いているが、これは全く問題ない(検証の結果では5cmほど離せば問題ないレベル)。Thundrbolt3 DockのCalDigit TS3 PlusをMac miniにピッタリつけると何かのおりに「ディスクの不正な取り出し」が起こることがある(週に1度あるかないかだが)が、これも6cmほど離せば問題ない(半年ぐらいの単位で起きないことを確認)。手元にあるThunderbolt3 NVMe SSDケースも置く場所によって(Macから1cm程度)は「ディスクの不正な取り出し」が起こる(1時間に1回とか)が、電波干渉を起こしにくかろうところにおくか(アルミの台の下とかで遮断)Macから離せば問題は出なくなる。品質のわるいUSBケーブルやThunderBolt3ケーブルでも同じことは言える。

実は昨日の時点では電波干渉はある

昨日の写真

昨日の状態の写真。左のCalDigit TS3 Plusも右のThunderbolt3 NVMe SSDケースもMac mini M1にくっつけて設置してある。この状態だとMagic mouse2がちょくちょく切れたり「ディスクの不正な取り出し」が頻繁に起こったりする(した)。それを確認したので対策したのが、今日の写真の通り。

 今日の写真

Thunderbolt3 NVMe SSDケースを5mm厚のアルミ台の下に移動し、CalDigit TS3 PlusとMac本体を6cmほど離した状態だと、電波干渉の問題はなくなる。

これがひどいやつ(もちろん周辺機器やケーブルの事ね)だど何をどうやっても影響を及ぼす。

・・・しかし、ほんとに・・・どしろーとでも構わんから、せめて騒ぐ前に、拡散するまえに「自分で」検証しろよ、できないなら広めんじゃねーよ、迷惑だっつーの。ったく。。。

因みに、この5mm厚のアルミの台、丈夫で熱対策にも良いですし電波干渉対策にも良いですよ。

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