iPhone用のスタビライザー(ジンバル)といえばこれ、な、DJI Osmo Mobile。写真左が新しいDJI OM4 SE、右がこれまで使ってたOsmo Mobile 3。色がグレーからライトグレーに変わりました。DJI Air 2とかの最近のDJI製ドローンと同じ色味ですね。OM4 SEは、つまりはOM4です。OM5が出たので旧在庫のOM4をSEとして価格をガッツリ下げて販売継続、という事ですね。ユーザーからしてみれば安くなるのは大歓迎です。
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どうしてOM4を買わずにいたのか
OM4が出てもOsmo Mobile 3(こいつで2台目)のまま使っていたのには理由があって、OM4一番の売りのマグネットによるスマホ取り付け方式でのホルダーについて、ブログなどのあちこちで「スマホケースに入れると装着できない!」という情報が数多くみられたことで躊躇していた、というのが一番の理由です。(当然シールタイプなんてワイヤレス充電が使えなくなるので使おうとも思いません)
現場でOsmo Mobile 3を実際に使っていると、別なカメラに持ち替えるときや、移動時、電話がかかってきた時、撮影したものをちょっと確認するときなどに、いちいちiPhoneを外す手間があったんです。めんどくさいときにはそのままでどうにかしようと思ってもOsmo Mobile 3に取り付いた状態だとなかなかに変な体制、ていうか持ちにくい。スリープしたものと思っててiPhoneを方を持ったらちゃんとスリープになってなくてiPhoneを軸にスタビライザーの方が動いてしまったり(苦笑)。
そんな感じで意外と不便さもあったわけですが、これがマグネット取り付けのOM4だとさっと外せるのは先述の使い勝手の不便さは一気に解決するわけです。が、ケースに入れないでiPhoneを使うことは私はないのでこれまで我慢していた、って感じですが、OM4 SEになって価格がガッチリさがったので試しに購入してみたら・・・
なんだ、iPhone 12+普通のケースで普通に使えるじゃん!
ブログとかYouTubeの情報はなんだったんだ、って感じで、iPhone 12のフツーのケース、前面と背面がちょっと出ているぐらいのケース、正確には私が使っているケースは前後が少し厚めにできてるケースで10.24mmの厚みのケースですが、それぐらいならなんら問題ありません。このケースで大丈夫ならよほど分厚いケースでなければほとんどのケースは大丈夫かと思います。逆に一体どんな分厚いケースをみな使ってたんだよ、という感じです(苦笑)。やっぱり自分で確かめないとダメですねぇ・・・。(もちろんですが、手帳型のケースをつけようなんて方はいないと思いますが、それは流石に無理です)
OM5が出たのに、OM4 SEを選んだのは
これははっきりしています。OM5に魅力を全く感じなかったからです。
- 本体に伸縮機能をつけることの意味、魅力を(個人的)には全く感じない
- 伸縮機能ををつけた影響でバッテリー容量が半分になったのがネック
個人的には余計なことしてまさかのスペックダウン・・・の一面もあって、ていうか、その1面の部分が大きかったりするユーザもいるわけで、私がまさにそうです。細かなところで機能アップしているところはあるのでしょうけれど、正直バッテリーのスペックダウンは痛い、痛すぎます。私的には完全に無し。
てことで、Osmo Mobileシリーズのスタビライザー(ジンバル)を狙ってた方は価格の下がったOM4 SE(在庫には限りがあるようです)、さらに価格の下がったOsmo Mobile 3(当然在庫限り)、本体が伸ばせるOM5と、今が買い時かと思います。
DJI mimoアプリ、Bluetoothマイクが使えるようになってました!
これは、便利。標準のカメラアプリで撮影するとBluetoothマイクは有効になりません。Lightningコネクタ使って外部マイクを使うしかなかったですが、iPhoneをOM4 SEにつけて、DJI mimoアプリで撮影すると、なんと自動でBluetoothマイクを認識してくれます!AirPodsで確認しているYouTube動画がありましたが、うちで確認したのは
- OpenMove AfterShokz (骨伝導)
- Beats Solo 3
どんなふうに便利かっていうと、
の二つですが、どちらでも問題なく外部マイクとして使えました。
- OM4 SE(ジンバル)使って撮影している都合上、Lightninkコネクタになにか付けたく無い(バランスが崩れる、ジンバルの誤動作等々)
- OM4を三脚で置いておいて、自分を自動で追いかけてもらったりしている時に、距離関係なく声はハッキリと録音したい
- ZOOM H1n等のリニアPCMハンディレコーダーで周囲の音は別途高音質で撮影している場合に、自身の声やインタビューの声などはiPhone本体側でハッキリと録音したい。
こんな場合に、とてもいいです。Youtuber向きの機能でもありますし、そうでなくてもこういうシチュエーションはあったりします。これまでなら、こういう場合ミキサーや複数チャンネル録音可能なレコーダーが必須だったんですが、周囲の音+1つの音声(声)の2つならこれでイケますね!
個人的にOpenMoveが使えるのが良かったです。撮影中はこれらのヘッドセットには音は返ってきませんから(単にマイクを使っているのっみ)単に耳を塞いでいることになります。撮影によっては危なかったりしますので、耳を塞がない骨伝導ヘッドセットはこういう時にとても便利。
Bluetooth接続の(単機能)マイクが使えるかどうかは試してませんが、これが使えるとなると、普段はH1nのリアルタイムモニタリングしつつ、自身の声をクリアに入れ込むことが可能となりますもんね(試してないけれど)。
こりゃいいや!