DJI OSMO ACTION4を入手

Insta360 Go 3が出たら速攻で買おうと思ってたら、個人的には余計な機能(ケースじゃなくなって液晶付きの拡張ボディのようなの)が付いてしまって、一般的にはウケがいいようだけれど、おかげで価格が高くなってしまって、即ポチとはならず、様子見。誰かが飽きて安価にフリマに流してくれるのを待つかなぁ、とか、そんな感じ。

そうこうしてたら8/2にDJI OSMO ACTION4発表!(笑)前評判ではあまり変わりなねーとか言っている人もいるみたいだけれど、早速上がっているレビューをみると、こりゃ別もんそう。ってことでこちらの方を即ポチ。

DJI OSMO ACTION3とDJI OSMO ACRTION4の違い

細かなスペックでの違いなどはYouTubeレビューとかあさってもらってみた方が早いしDJIサイトでスペックを見比べた方が早いのでそちらをみてもらうとして、電脳-煩悩ではそれ以外の、ぱっと見でわからないことを。

共通部分多し

嬉しいことに、サイズはやボタン位置などは完全に一緒。おかげで冒頭の写真のサードパーティ製のケージなどはそのまま使えます。マグネットマウントもOSMO ACTION3/4で同一(正確には4に付属のは細かいところでアップデートしてあるが、サイズは完全に一致)です。ACTION2のマグネットマウントとは違ったので今度の共通化は嬉しい。

バッテリーもOSMO ACTION3と共通なので使い回しできます。私はバッテリー3つも要らなかったのでアクションコンボは買わずにバッテリーを一つ買い足しただけなので嬉しいっす。

使い勝手もUIも同じ。違和感なく使えます。

基本的にOSMO ACTIONのいいところはそのまま受け継ぎ、または進化しているという感じ。

センサー大型化に伴いレンズが大型化

レンズが大きくなってますね。ので、どこにも書いてませんし、なんならフィルターも共通とか書いているところすらありますが、少なくともサードパーティのOSMO ACTION3のフィルターはOSMO ACTION4では使えません(確認済み)。というか装着できません。ここは注意。

ダイナミックレンジが広くなって画がぱっと見でもわかるぐらいよくなってます。色温度センサーも搭載されて色味がより自然になったのもポイント高い。

低照度下で画質アップ

これですこれ。私がOSMO ACTION3から買い替えたのの1番の理由がこれです。やっとアクションカムでも低照度下で使えるものが出たって感じです。

例えばInsta360 X3もGoProもOSMO Action3もWebカムモードで暗めの室内で使ってみるとLogicoolのWebカム、Brio500とかと比べるとぱっと見でわかるくらい画質が悪くて積極的には使おうとは思わないぐらいだったのが、OSMO ACTION4では全然使える画質というかいやむしろBrio500よりいいんじゃね?いや、いい!ぐらい。色味も自然だし。

サブカメラとしてすこし暗めの室内で使うことも少なくなかったけれど、Insta360 X3もDJI OSMO ACTION3も暗めの室内では画質がガクンと落ちてノイジーになり「う・うーん・・・」ってだったけれど、これなら使える。

・・・いや、それにしても、色味が自然だなぁ。。。(感心)

画質のチューニングが進んでいる

スペック表を見比べてみると解像度自体は意外やAction4の方が微妙に小さくなってます。それなのに全体的に記録される画はよくなってます。これはデジカメの時にもよく言われてましたが、単にセンサーサイズが解像度の比較云々では最終的な画質のいい悪いは語れないってのと同じで、処理エンジンなどのチューニングが進んでいるって事も大きのでしょうね。

てことで

要するに言い換えれば、DJI OSMO ACTION3ってのはDJI ACTION2の派生モデル。いや違うか、逆だ。DJI ACTION2がDJI OSMO ACTION3の派生モデルであって、戦略的に先に出して、後からDJI OSMO ACTION3が出たのだ、と考えると色々つじつまがあってくる。センサーサイズとか画質とかみると同じ感じだもんね。DJI ACTION2のバラせないタイプがDJI OSMO ACTION3。以前も書いたがInsta 360 GoシリーズとRSシリーズの違いのようにDJI ACTION2は「OSMO」がないことから派生モデルである(どこにもかいてないから個人の想像だけれどね)。なのでDJI (OSMO) ACTION2/3から進化したのが今回のDJI OSMO ACTION4という理解でいいかと思う。

GoPro11の方が10bit HDRで画質いい、とか、OSMO ACTION3は画質にちょっと癖あるとか書かれてたりすることもあったが、画質的にOSMO ACTION4とGoPro11では同じくらいになった。場合によっては(例えば低照度下)OSMO ACTION4の方がいいくらいになっているのがすごいところ。ただし解像感という点ではGoProの方が上。けれど、画としての評価は違う、です。

それでいてOSMO ACTION3のときからGoPro11を上回る安定性と使い勝手だったのですから、ね。OSMO ACTION4は万人に向けてお勧めできるアクションカムと言えそうです。

まぁ、GoPro12の発表が9月控えてますからGoPro12がどんなの出してくるかでまた変わってくるとは思うし、噂では1inchセンサーを搭載してくるとか、8Kで撮影できるとか、暗所性能も上げてくるととか。噂が本当なら1inchセンサーと暗所性能アップは素直に嬉しい部分ですが8Kはどうかなぁ。8Kを編集するとなるとかなりの高スペックPCが必要になるだろうし、1inchセンサーで8Kだと熱の問題もかなり心配です。4K 60fpsでなら安定して長時間撮影できる、ぐらいならいいのだけれど。それに価格も懸念事項。

 そうもろもろのことをふまえると、DJI OSMO ACTION4は現時点では最高と言っていいし、(DJI OSMO ACTION3の時には言えなかったけれど今度のDJI OSMO ACTION4は)万人向けと言っていいかと(^^

Insta360 Go 3即買いするとかゆー話はどーなった

冒頭にもチラリと書いたのだけれど「高けーよ!」てのが正直なところ。親指サイズの小さくて軽いのが唯一無二な利点なのには変わりないのだけれど、個人的には価格が高くなるならあの液晶いらないし、別にケース用意しなくちゃになって持ち歩きはより多くなるし、Go 2の時のような小さいケースの方がよかった。最初の一台ってんなら6万円なら(小ささ軽さを必要とする撮影以外は)DJI OSMO Action4の方が圧倒的にいいし、もうちょい足してInsta360 X3の方が360度撮影までできるし、さらにはGoProも視野に入ってくるじゃんね。液晶のあれ、オプションにしてGo3本体だけとかバッテリーキットとかでGo2の時のようなスタイルで販売してくんねーかなぁ。

とかそんな感じなのでこれも冒頭に書いたように誰かが飽きて安価でフリマに流すのを待つ、が、正解かも、です。

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