最近どーも、映画館はおろかレンタルビデオ店に行くのも億劫だったりwするので、もっぱらhuluで上がってきたのを観るか、iTunesで出たのを観るか、なんす。「アナと雪の女王」はiTunesで買いました(笑)
さて、そんなんだから、すごーく遅まきながら「インターステラー」を観ました。深い。深いねぇ。こりゃぁ「2001年宇宙の旅」や「コンタクト」以来のすごい映画っすな。ベースにあるのは最新の理論なんでそれをすっ飛ばして観ると楽しさ半減、つか、普通の、感動のちょっと薄いフィクションに見えるかもなぁ。娯楽映画的な要素もチラリと盛り込んではいるが、「The Core」や「アルマゲドン」なんかとは完全に一線を画す。それはそれで楽しいのだけれど、コチラはもっとこう、科学に裏付けされたNHKやイギリスBBCのサイエンス番組すら超えた圧倒的な映像で魅せた、的な。重力ってなんだよ、超弦理論ってなんだよ、宇宙ってなんだよ、創造主ってなんだよ、的な、そんなこともぐるぐる頭を回る事必死ですね。
最初スピルバーグがやる事になってたらしーのだが、宇宙人が出てきたりと大幅に演出がちがってたらしい。降板してこの監督に代わったのだが、これに関して言えばホントに良かったと思うw タダの娯楽映画にしないでくれて。
ブラックホールって特定の世代の感覚では中心に行けば行くほど重力に耐え切れず押しつぶされてペシャンコ、的な発想しかないかもで、そんな方があのシーン観たら「んなバカな!」「あぁ、演出上必要だったんだな」「ハッピーエンドにする為の無理やりな演出」等々と一番萎える部分かもなぁと。ちがうんす。あそこが一番の核心です。あそこの解釈を軽ーく観ちゃうと楽しさ半減、なんす。最新の理論ではブラックホールの中では重力が関係しなくなるんだそうで、じゃぁ何?的な興味の一端を埋めてくれた映画でした。個人的な衝撃度は「マトリックス」と並ぶw あぁ、楽しかった(^^