ECOFLOW DELTA3とEcoflow River2 Maxで無理のない範囲で部分的に事務所をオフグリットする。その2

の、続き。

しばらく↑で運用を始めてみて、すぐに気が付く。
「そうえば天気のいい日は日中はソーラーだけで動かせんじゃね?」
そう、ECOFLOW DELTA3の運用だけ考えて失念していたけれど、ソーラーの方は別に無理して日中は充電だけに専念させる必要ないよねぇ(苦笑)。

DELTA3に限らず最近のECOFLOWのアプリは電源コントローラーにもなる。前回(その1)でも紹介したこちらの記事の内容っすな。

もっと効率的にDELTA3とソーラーを使う

進化するポータブル電源、もはや電源コントローラに

正確には「節約志向設定/バックアップ設定」項目の「動作モード」に入って、こんな感じにした。

こうするとどうなるかってぇと、「バックアップリザーブ」の40%まではソーラーのみで充電する。40%を下回ってやっとグリットから充電する(この時点でソーラーからも充電可能であればソーラー+グリッドで充電される)。

ウチの場合

こんな感じに見た目優先でソーラーパネルを取り付けたので、実は向きが南西を向いている。家の向きが南西を向いているためだ。真南に向けるにはちょっとややこしいことをしないといけないし、家の見た目もかなりわるくなるので解決策が見つかるまで今回はやめた。その損失分を補おうと200Wパネルをとりあえず2枚。2枚あれば(向きか最適ではないため)ソーラーパネルの本来の能力のMax 60-70%ぐらいしか出なくてもなんとかなるかな、という試算だった。

実際に稼働してみると嬉しいことに10月後半〜11月半ばだというのに条件がいい日でMAX 310W、そこまで条件が良くなくても晴天であれば200〜280Wは発電してくれた。晴天でちょいと雲に隠れると100〜170Wとかには下がるがMac周りで使う90Wは賄える電力は発電しているもんね。まぁ完全に曇天だと20Wとか30Wとかに落ち込むのだが(苦笑)。

DELTA3が満充電の時にソーラーから入力があればどうなる?

そう、前回書いたようにDELTA3で賄おう思っているのは80-90W程度。条件の良い日中なら200W以上の入力があるってことは、晴れた日中は満充電を保ちつつソーラーだけで賄えんじゃね?

Screenshot

はい、その通りでした。今日の日中の画面です。Mac Studio M2 Maxの負荷がかかっていない待機状態で75W程度。入力が267W。グリッドからは遮断しているのでもちろんゼロ。この状態だと、例えばたまーに雲がかかったりして発電量が一時的に落ちてもDELTA3から出力し、雲がなくなったらすぐに充電再開しつつ、ソーラーパネルの電力をMacにも回すという挙動をしてくれますね。いいじゃん、これ。

これで晴れていれば日中もMac周りはソーラーで賄えるようになった。晴れてればだけど。

・・・。なんつーか、実際に晴れている日中にソーラー発電だけでMac周りを動かしていると、爽快な気分になるのはなんでだろう(笑)

てことでウチではこんな感じにすることに

晴れた日日中:

切替機をオフグリットにし、日中はソーラーで充電+Mac周りも賄う。

曇天・雨天日中:

切替機をグリットにしMac周りにDELTA3は使わず、DELTA3は緊急用に維持。日中も夜間もMac周りはグリッドで使う。

翌日晴れ予報の夜間:

翌日にソーラー充電可能だと判断できれば夜間は主にDELTA3で賄う。

とりえあえず、(後述する次のステップに行くまでは)これでしばらく使ってみよう。

次のステップとして(予定というか希望)

実は同じ200Wのソーラーパネルがブラックフライデーで1.6万円で買えたので+1枚入手済み。これで合計3枚直列にして11.1v/54Vにできる。とりあえず安価に入手できたタイミングで入手しただけなのですぐにはやらないが、これでさらに充電時間を短縮(つまりコロコロ変わる晴天の時間をうまくとらえる、日照時間の短い季節にもうまく充電する)ようにしたい、と、DELTA3(入力が15A/60v以内)より大きく入力してくれるバッテリーに充電する準備も兼ねる(パネル3枚直列 x2セット並列とか、パネル2枚直列 x 2セット並列とかにアップグレード)。

加えて、そのうちだが、安くて信頼性のおける(12vのものではなくて)24v 100Ahぐらいのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをうまく入手できるタイミングを見計らって入手し、チャージコントローラーを入手することも考えている(↓入手した(後述))。

これは一旦リン酸鉄バッテリーにDELTA3の2倍くらいの容量を充電しておき、そこからDELTA3に充電する。つまりは外部バッテリー化。ECOFLOWのDELTA3専用外部バッテリーはそれ以外には使えないし、価格も高いし、外部バッテリーは持ち運びする予定はないし。ついでにかなり余裕があるようであればRiver2 Maxもここから充電できれば・・・。で、1日おきの快晴・曇天ぐらいなら問題なく、1日快晴・2日曇天ぐらいでギリ、ぐらいのシステムにしておければ、梅雨の時期はアレだけれどそうでない時期ならなんとかいけんじゃね?これぐらいの初期投資ならなんとかバランス的にもコスパ的にもいいんじゃね?と。

とは言っても出来るだけ初期コストは抑えたい。現状、人気のLiTime製やリョクエン製のが安いタイミングで6万円台になってきているが、もう少し下がらなんかなぁ、このままかなぁ、もっと良いバッテリーが出たりするかなぁ、とか状況とか評判を見つつ、かな。まぁ、来春ぐらいまでじっくり考えよう。うん。

追記:チャージコントローラーも安価になってるタイミングで入手

結構以前から調べていて、有名どころの各メーカーのを比較したり、激安品のレビューを漁ったりしていたが、オフグリットのキモの一つなので、激安品の信頼できないものではなく、ソーラーパネルと同じリョクエンのMPPTのやつか少し高いがBluetooth内蔵で細かい状態もスマホからわかるLiTimeの30AのMPPTのやつかと思ってたら、オフィシャルサイトでブラックフライデーセールで17.500円に下がった(Bluetoothのことも考えるとリョクエンの最新のMPPTの奴より安価)ので、バッテリーはまだだがチャージコントローラーだけ入手しておいた(笑)。PWM方式のチャージコントローラーだとリョクエンのでも4000円以下ぐらいなのだけれど、信頼性・サポート・機能・充電効率・安全性を合わせて考えるとその価値は十二分にあると判断。

さて、私がやろうとしていることではインバーターは必要なくDELTA3の外部電源として使いたいと思っているので、残るはバッテリーのみなのだが、これが悩ましい。先に書いた通りバッテリーは24vのものにしようと思っているのだが、50Ah(12vで言えば100Ah、つまりDELTA3の容量と同じにちょいプラスぐらい)でいいか、いや当初の予定どおり100Ah(12vで言えば200Ah、つまりDELTA3の容量の2倍+α)にしておくべきか。メーカーはどこのにしようか、とか。価格が価格なのでまだ迷ってたりする。

ウチの場合電子レンジとかエアコンとかを動かそうってんじゃなく、90w程度の電力を長い時間使いたいって感じなのだが、それでもDELTA3だと安全を考えると実際には8時間程度賄える感じ。倍の容量を確保すれば16時間、3倍なら32時間。しかしそれをどのくらいのソーラーパネルでどのくらいの時間で充電できるのかとか、初期コストとのバランスとかとか。

24v/50Ahをとりあえずと入手しちゃうと直列にすれば48vになっちゃうし、並列にするとAあがっちゃうし・・・。とりあえずなら12v 100Ahを選んで状況に合わせて2つ並列にして24v 100Ahというてもあるな(いやそれだと置き場所と見た目が)、とか・・・。(つづく)。

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