修理に出しているMac Studio M2 Maxがまだ戻ってこない@usadii3です。
↑で入手したN100搭載のmini PCはあれから24hフル稼働しているが特に問題なく動作している。ASUSとかの台湾大手製ではない、某国製のmini PCでもモノを選べばWindowsのライセンスが怪しい以外は意外やイケてると判断し、今後の参考と検証用にとWindows11マシンとして追加してみた。前回はubuntu server用でN100のBeelink EQ12だったが今回はGMKtecので良さそうなのがあったので、それを入手。
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GMKTec NucBox M6 AMD Ryzen 5 6600H
入手したNucBox M6のスペックはざっと次の通り
- Ryzen 5 6600H 45W
- Memory crucial製 DDR5 4800 8GB x2枚
- NVMe SSD Lexar 512GB
- 2.5GbE Ehternet x2ポート
- Wi-Fi 6
- USB-C USB4対応 x1
- USB-A USB3.2 Gen2 x3
- USB-A USB2.0 X1
となかなかそそられるスペック(ゲーム以外の用途で)。そもそも私はゲームには全く興味がないし、しないので、十分すぎるとも言える。加えて2.5GbE Ehternetが2つあるのと、USB4(Thunderboltも対応)なUSB-Cもあるのは嬉しい。私の個体にはCrucialのメモリーと LexarのSSDが搭載されてたのも何気に嬉しい。
とは言ってもNVMe SSDは速攻でWD Black 770に交換
意外やLexarのSSDが搭載されていが、スペックは多少落ちるのとそもそも初期状態で搭載されているWindowsのライセンスがかなり怪しいのはすでにあちこちで語られている通り。加えてLenovoなどの大手と違いなにが仕込まれているか不安なこともあるのもあって、手持ちのWD Black 770に交換しこれも手持ちの正規WindowsライセンスでInstalし直す。気休め程度だろうが。
ドライバーは予め別PCにてGMKTec NucBox M6のドライバーをGMKTecのサイトからダウンロードしていたのでそれを適用。まぁこのドライバーの方に何か仕込まれてたらクリーンインストールしたとて元の木阿弥だが、先述したとおり気休めなのと、ドライバーを適用しないと2.5GbE EtherもWi-Fiも使えないので仕方なし(ちなみにドライバーはバッチファイルでインストールされるので、バッチファイルを管理者権限で実行すれば一気に適用される)。
少なくともこれでWindowsライセンスに不安な思いをすることはなくなる。余ったLexarのSSDはなにか別な用途で使おう、うん。
電脳-煩悩的に気がついた部分
大まかな性能やレビューなどはすでにBlogやYouTubeに上がっているのでそちらを参考にしてもらえばいいかと思う。詳しいし。ここではその補足というか電脳-煩悩的に気がついたところなどを
- モニターによってはFastStartをOFFにしないと立ち上げ時に画面が映らいない
- 起動ドライブを選択して起動のようなことは面倒そうというか考慮されていない
- ファンはそこそこ(想像以上に)うるさい
- 2.5GbE Ehternetはドライバー適用時に1つしか有効になってなかったりする場合がある
かな。うちの場合は2がちょっとがっかり。NVMe SSDを2枚さして通常はubuntu Serverで使ってなにかのときにWindows11を使う的なことも想定していたのだけれど、Windows11専用の方が良さそう。ファンのうるささはBlogでもYouTubeでもそこまで言われてなかったのだが、いや、うるさいほうだと思う・・・(起動中のNucBox M6を眺めて)・・・やっぱうっせぇ!(苦笑)
まぁ、ギリ我慢できないほどではない(今うちにあるMac Studio M2 MaxとかThinkPad X1 Carbon Gen8とかBeelink EQ12とかMac mini M1とかが静かなので尚更そう感じる)。
4だが、クリーンインストールしてドライバーを適用したら2.5GbEポートが一つしか使えずにちょっと焦ったが、なんのことはない、デバイスマネージャーで「無効」になってただけだった(苦笑)。もちろん有効にすればちゃんと動作。
ハードウェアのコスパは良い。ただしWindowsマシンとして使うならWindows11ライセンスは別途用意する覚悟は必要
かな。だって実質4.5万円だもん。コスパ良い。モニターもキーボードもマウスも持ってる方ならなおさら。Windows11マシンとして不足はない。重い処理をさせるならMemoryは32GBあった方がいいが、たまにしか重い処理をさせないなら16GBでもなんとかなるだろうて。それより不安なのはやはりWindowsライセンスだ。購入時VLライセンスなのを、クリーンインストールしたところで、怪しいOEMライセンスになるのは確認したので、別途ライセンスを用意するほうが安心かとは思う。購入時の状態のVLライセンスのままつかうのだけはおすすめしない(不意にライセンスが無効になる可能性がある)。
さて、これでしばらく使ってみて安定性などを検証しましょうね。てことでGMKTec NucBox M6はおすすめ出来るか否かで言えば電脳-煩悩的にはおすすめ出来ます(ただしハードウェアに限る)。
One thought on “Windows用にGMKTec NucBox M6 (AMD Ryzen 5 6600H)を入手してみた”