Wi-Fiメッシュってなんだ?

最近、TP-Link Deco M5、Google Wifi、NETGEAR Orbi、そしてBuffalo AirStation connectと各メーカーからWi-Fiメッシュ対応のWi-Fi製品が出てきている。上の図(クリックすると大きくなります)はTP-Linkのものだが、これまで中継器を使ってなんとかエリアを伸ばしていたものから、まるっとエリアを広げて死角をなくそうってのがWi-Fiメッシュ技術。この記事が詳しい。

 

【利便性を向上するWi-Fi規格】(第1回)Wi-Fiにおけるメッシュネットワークの …https://internet.watch.impress.co.jp › トピック › 業界動向 › 技術/規格

ただし互換性は無し

ただ、IEEEで規格を定めようとしたが(定めたものの)、互換性は無く、メーカーの混在での利用は出来ないので、利用するにはどのメーカーの製品にするか選ぶ必要がある。1階がTP-Linkで、2階はAirStation connectとは行かないのだ。多分現状で一番コスパがいいのはTP-Link Deco M5か。独自にチューニングしたというAirStation connectもデュアルバンドのものを出したのでDeco M5に近い価格になってきている。

IEEE802.11acとかというのと違うの?

IEEE802.11acとか11nとかは無線通信の規格。Wi-Fiメッシュはこれまでの中継器とちょっと違う動作をして速度を落とさないまま、死角をなくそうという技術なので、通信規格ではなく、親機と子機との通信・運用方式と言うべきか。

これからは確実にWi-Fiメッシュ

運用が楽で、死角が出来にくく、通信速度も落ちにくいことから、戸建の家や学校、工場などではWi-Fiメッシュ製品が主になっていくんじゃ無いでしょうか。アパートやこれまでルーター1台で間に合ってた様なところはこれまで通りで問題ないです。買い換える必要も無し。IEEE802.11acで変わりないし。Wi-Fiメッシュが活きるのは

ルーター+中継器を使っていた(でも満足できる速度と運用が出来なかった)、もしくは中継器を検討しているところ

この場合、中継器と違う大きく違うところはディレイが発生しにくいって事。中継器を使いすぎると干渉してしまってダメになったり。そう言うことがメッシュの場合にはないってわけだ。中継器を使ったことがある人はわかると思うが何とか繋がる様にはなったりするものの、期待する様な速度が出なかったりするのだ。

ちなみにうちの場合は家にルーター、別棟の事務所には有線LANを引いて事務所にもルーターという形式ですのでちょっと利用シーンが違うが、家の方と距離が短い家の隣のガレージまではメッシュでイケるかもしれないねぇ。TP-Link Deco M5あたり入手してみようかな。

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