誰も言わないので、私だけなのだろうが、Microsoft Teamsってすごく使いにくい。。。(チラ裏な雑記)

以前、

てな記事を書いたのだが、某大学で某講義を受けられる機会があり、いまオンライン講義などを受けたりしている最中なのだが、それに使われているのがMicrosoft Teams。まぁ、学校や官公庁などでMicrosoft Temasが使われることが圧倒的に多いので、仕方なし、なんだが・・・。

つ・・・使いにくい・・・orz

極力余計なバイアスを除いてフラットにみているつもりだが、それでも使いにくいと感じる。なぜか。答えは一発。Microsoftアプリで固められているからと、UIが使いにくいから。チャット機能もWeb会議もWordやExcelやPowerPoint、メールはOutlook。せめてメールぐらい好きなの使わせろ、と。

いや、正確に言えば、ずっとWindows機しか使ってこなくって、Microsoft Officeアプリしか使ってこなかった方は違和感なく使えるのだろうと、思う。そういうUIだし。IT化推進!とかの時代のレベルの感じ。

けど、いまはIT化、ICT化を飲み込んでDX推進が言われていて、UIを含めたUXが重要とも言われていて、且つCXも重要という時代。そんな現代ではなんか違和感あるんだよなぁ、Microsoft Teams。なんだろ、この違和感。

そうか、UIとUXがアレなのかも。。。

Microsoft TeamsやMicrosoft 365は、というかMicrosoftの製品はいわゆる今の言い方で言えばCX部分は伝統的にいいのだとは思う。まさにそこに力を入れてきたと思うし。が、一方で今の基準で言えばUXが圧倒的にダメとも思う。これはかなり以前からそう言う傾向にあると思う。感覚的に使うことが出来ず、昔のパソコン教室でOfficeを教えた様に、WIndowsを教えた様に、教則本があったように、 Teamsもそういう感じで、Microsoft独自の作法に従う必要が、ある。ここが今の時代に合わないと、感じているのかも。

今はDXを進めてUXを提供し、その結果よりよいCXを提供する時代。そんな時代のツール自体がUIがイマイチでUXが低いてのはどーなんだ、と。というか、UXやCXを突きつめていくと「Windows的パソコンでの操作」がどうしてもネックになる。マニュアルなどなくとも使えるiOSやAndroid的なUIが必要不可欠だし、もっといえばユーザはピッとタッチひとつ、手をかざしたりするだけとか、UIてのはパソコンの画面だけじゃなくて、いろんな入力手段、トリガーがある時代じゃねーのか、と。で、一社のサービスで完結するようなものでなくて、いつでもより良いものを組み合わせられる方が、自由度も高いし、身軽だし。時代にあってる、と思うのだが、Microsoft Teamsはそうではないんだよなぁ。そう感じる。いや、反論ある方もいるかとは思うが、私は激しくそう感じるのだ。

たとえば、TeamsからOutlookでWeb会議の参加予定が来たとする。それを転送してApple Mail宛に転送すると、中身は転送されなかったりする。が、別なOutlookに転送するとちゃんと転送される。なんだよそりゃ。例えばiPhoneのOutlookメールやメッセージのプッシュ通知も、不安定。かと思えばApple Watchに通知が来たりして、機能や安定度がアンバランスな感じ。つーかOutlook無くしてメッセージ(or チャット)だけじゃだめだったん?

個人的にはGoogle Workspaceの方がスッキリしていてわかりやすいし、安定していて、より今の時代にあっている、と思う

あれこれ検索してみると、Microsoft TeamsとSlackの比較をしているところが多い様な感じだが、Google Workspaceもなかなかどうしていい感じ。なにより他二つとの大きな違いはiOSでもAndroidでも安定していることと、パソコンはパソコンでもより安価なChromebookでも使えるってところ。パソコンではWebベースなので、Windows8-10時代のパソコンでWindows11のアップグレード対象から外れた様な多少古いぐらいパソコンならChromebook化するなりUbuntu入れるなりして使えます。パワー必須なヘビーな作業をしているところは別だが、ものづくりなんかや飲食店などでは(他に使いもしないなら)パソコンより大きくコストを下げられる可能性すらある。こちの方がよりDXに即していると思うけどなぁ。MS OfficeとTeamsを使うためだけに高価なパソコン、用意します? またはさせます?

そして対外的なメール連絡は誰も意を唱えることもないほどに安定して汎用性のあるGmail・・・(略) Googleのビデオ会議がどうもってんなら単にZoom使えばいい話。Apple同士ならFaceTimeだってあるし。そういう選択肢があっていいのに、なぜか「Microsoft Teamsしかだめ」とか。セキュリティ上Microsoftのアプリ以外一切禁止。

Microsoftだから他と比べてセキュリティがばっちり、ねぇ。。。

いや、間違いではないし、個人的に信頼もしているし、信頼に足る。ビジネスアカウントの365なんかの絡みもあるし、ね。システム管理者は勝手にいろんなアプリを入れられちゃ管理しきれないのでそういう最低限のルールがあるのもわかる。でも万全じゃないのもシステム管理者は知っていてあれこれ苦労して対策を講じている。システム管理者がいるところはまだいい。そうじゃなくってそんなことをわざわざ言う人に限って、システム管理者など置いておらず、職場のアカウントで自宅PCでログインしたり、職場のPCを持ち出して他の用途に使ったり、あまつさえそのまま飲みにいって飲み屋に忘れたり(苦笑)。システム管理者が言っているルールの意図がわかってない。セキュリティの階層が違うレベルなので、そう言う人はセキュリティなんて言葉をつかうな、と(苦笑)。なにかを取り違えている。

GoogleもAppleもAmazonもそう言う意味じゃ間違いなくセキュリティはMicrosoftと比べて落ちているなんてことはないし、Slackだってそう。考えている階層が違う。問題はアプリ(サービス)の問題ではなく、人だし、ルール作りだし、意識改革だし。いつだってセキュリティの脅威の一番は人っすよ(内部でつかってりゃフィルタリングされて開けないのに、持ち出したがために、まんまとフィッシングサイト開いたり、持ち出すなっつーのにUSBメモリに入れて持ち出して、こっそり直して戻しておく、とかね)。

ついでに書いとくとWindowsマシン、MS Officeじゃなくて、もうよくね?

特に業務で使っていて、会計アプリがWindowsにしか対応していないから、とか、業務アプリケーションがWindows専用だから、とか、ちょっと前までは「あぁ、なるほどねぇ、まぁ、仕方ないよね」という感じだったが、ここ2-3年で大規模独自開発インストール型アプリケーションなんてのから、Webベースの、連携アプリケーションに替わってきた。こうなってくると端末はWIndowsである必要もなく、Macでも、無料OSなubuntuでもiPadでも良くなってきている。パソコン資源の有効活用っていう意味でもubuntuやChromeOS Flexなんてのは意義があるし、OS依存の状態から抜け出せると、かなり自由度が高くなり、生産性もあがる。zoomもLinux版でているし、Webベースで動くGoogle WorkSpaceなんもあるし。会計だって例えばうちで使っているやよいの青色申告オンラインはブラウザさえあれば動く。唯一eTAXの時だけWindows機からやった方が圧倒的に楽というのがあるだけで、普段の入力作業は端末はなんでもいい。文章書くだけならPDFがあるから今時なんでも良い。ExcelだってVBA使う様なものやデータベース的なのはよほど特殊じゃない限り逆にWebベースクラウドベースのサービス探した方が生産性あがるし、単なるグラフや分析、書類のフォーマットに使うだけならExcelである必要すらない。

現に私はより正確な変換のためだけにWindowsマシンとMacにMS Officeを入れてはいるが、自身では使っていない。勿体無いとも思うが生産性や現代での使い勝手を考えると出先でiPadでNumbersのフォーマットひらいて伝票発行できたりする方が楽なんだもの。iPadでの使い勝手いいし軽いし。さらに、これまではそれでやって来たけれど、電子帳簿保存法の絡みで来年からは中で唯一残ってた(見積書・請求書は既にPDFに移行済だが領収証は印刷か手書きだった)領収書発行も基本的に全て電子発行しPDFにて送付、に切り替えるのだけれど、色々と検証してみた結果、結局Mac-iOSで使うにはNumbersの方がいろいろと都合がいいというのも改めてわかった(iOS端末で開いて編集してPDFで保存し、メールなどで送付、という流れ。まぁExcelでもできないことは無いのだけれど・・・)。

他にもCSVファイルを扱うのなんて、Excelより無料のLibreOfficeの方が遥かに使い勝手がいいのを知っているだろうか。LibreOfficeはWindows版、Mac版、Linux版があり、ubuntuには標準でInstallだし、ChromeOS FlexにもInstallして使える。Android/iOSにはLibreOfficeの派生版Collabora Officeもある。ちょっとした文章とメール、ちょっとした表計算。あとはWebアプリケーションだけなんて方は、ubuntuでもChromebookでもiPadでも特に問題ない、そんな時代になっているのだ。(Linux用のTeamsもあるにはあるが、すごく不安定)

これは極端な意見だが、いま、小学校などでギガスルール構想ってんでiPadやらWindowsパソコンやら与えて色々やっているけれど、iPadは別にして、パソコンはWindowsじゃなくて安価なPCにしてubuntuベースとかChromebookでやりゃいいのに、そーすりゃもっと色々覚えられるし、Windows依存の世の中(企業)変えられるだろうに、と、思う。古い考えから抜け出せない様な「有識者」が考えたことなんだろうねぇ。。。(略

そんなこんなで

そんなこんなで、いろいろと考えていくとDX推進というのと、Microsoft縛りてのは相反しているような感じがしてやはり違和感がある。

脱Microsoftなんて言いたいわけではない。脱Microsoft Officeなんて言いたいわけではない。が、そうじゃなくてはイケナイなんてのは古い、と声を大にして言いたい。

その上で、せめてWindows7やそれ以前の頃のような設計のTeamsのUI、もっとどうにかならんかったのか、と。(長々書いて、要は単にTeamsが使いにくくてイライラしているという話なのだが。。。ぶつぶつ・・・(略))

(注)「そ・・・そこまで言うほど使いにいかなぁ? 普通に便利に使っているけど?」という声も多いことは知っています。はい。単に私の個人的な感覚では、そうだ、という話っす。はい。

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