スマート家電、スマート機器メーカーを分散した方がいいかも。

ウチでは2017.11のAmazon Echo Dot日本上陸から使っているのでもう丸6年近くAlexaとスマート機器との付き合いがある。

一部の(あえてスマート化していない)照明を除いて、照明はほぼスマート化。監視カメラも3台。他に必要なところもスマートプラグでON/OFFしている。Amazon Echoも5台と、もうすっかり生活に溶け込んでいる。

先日Meross機器が一斉にダメになったことがあった

約6年で初めてのことだったが、先日突如Meross機器のみ一斉に使えなくなったことがあった。単体で稀におかしくなることはあるので、復帰方法も知ってるので試すもそれではどうにならず、IPアドレスか?と思い、DHCPが動いている光終端装置を再起動してみたり、念の為Wi-Fiルーターを再起動してみたりしたが、改善せず。他のメーカー製のスマート家電・スマート機器は全く問題ないことから

Merossのサーバに不具合?

の可能性が残った。

ウチでは、プラグ関係は全てMeross。スマート電球はMerossと+Styleともう一つのメーカー。シーリングライトは+Style。エアコンは霧ヶ峰。監視カメラはTP-Link Tapo。って感じで、現状数が多いのがMerossなので、そのMerossが一斉に使えなくなって困ってしまった。

Merossのサーバの不具合?かも?ってのはまさにそうで、何もせずとも1時間ほどで無事全て使えるようにはなった。

これを機にメーカーをある程度分散し割合も考えた方がいいかも

それぞれのメーカーでそれぞれのアプリがあるので使う方から見るとなるべくメーカーを揃えた方が特定のアプリで集中管理できるから便利。それはそう。私もそう思って、いくつか絞って使ってきた。が、今回の先述なような事象のことは、そういえば想定してないもんね。うちのように数が多くなってきたら、自己防衛というか、リスク軽減というかも考えないとなぁ、と。

ウチではすでに分散してはいるものの、気がつくと(初期に導入したので)Merossが多い。てことで、スマート電球は+Styleに順次切替、スマートプラグはMerossとTP-Link混在で様子見、スマート電源タップは現状(主要なメーカーでは)Merossでしか出してないのでそのまま、てな感じにすることにして、ちょうどAmazonのセールもやってるので早速TP-Linkのスマートプラグ4つと+Styleのスマート電球をポチった。

(※Merossのスマートプラグは1500Wまで対応だが、↑このTP-Linkのは1000Wまでなので、そこは注意。)

最後に

電脳-煩悩的お勧めスマート機器メーカー

を、いくつか挙げときましょね。うん。

+Style

https://plusstyle.jp

元は中国メーカーなんだが、ソフトバンクと組んで+Styleに、って感じ。そのため国内サポートも良い。国内サイトも充実。スマートシーリングライトやスマート電球の品質は他社より頭一つ抜きん出ている感じで、照明系は+Style製をまずは検討することをお勧め。ウチでは当初Meross製の電球を使っていたが今はほぼほぼ+Style製に換えた。

Meross

https://meross.jp

Echoが日本上陸したときにいち早く製品をだしてきた中国系メーカー。拠点はアメリカで、他の有象無象の中国メーカーとは一線を画す。ウチでも当初はほぼほぼ全てMeross機器だったが、照明系の品質は今ひとつ。プラグや電源タップ、特に電源タップは主要なメーカーではMerossでしか出していない。

TP-Link

https://www.tp-link.com/jp/

通信機器メーカのTP-Link。Switching HubやWi-Fiルーターの方が馴染みがあるが、Merossと並んで初期からAlexa対応機器も結構だしている。プラグは使ったことがなかったので、今回試してみます。使っているものとして特に監視カメラのTapoシリーズはコスパも性能も良くお勧め。↓この3台はウチでも実際つかってます。最新のC500はAIで人を認識して追いかけ、microSDに記録。

【追記】

今回Tapoシリーズのミニプラグに替えてみたが、Merossより全然いいじゃん!登録はMerossのそれよりはるかに簡単。Wi-Fiの入りも全く問題なし。それでいてMerossより小さい。先述の通りMerossの1500Wまで対応に対してTP-Link Tapo P105は1000Wまでなので繋ぐ機器については注意が必要だが、1000Wまでで良いならMerossより魅力あるかも。電力計機能がついた+Style製とSwitchBot製は今回は見送った。そもそも電力計が必要かどうか悩ましいところだし、+StyleのプラグはTP-Linkと比べると倍以上の価格。SwitchBotのプラグもレビューを見ているとそこまで評判がいいわけでもない。

(右がTP-Link Tapo P105、左がMeros MSS110)

と、電脳-煩悩での実体験をふまえ、基本的に、この3つのメーカーで考えるのが良いかと思う。ちなみに上記の順番を(詳しくは記さないないが)信頼性順に記載したが、アプリの使い勝手/登録の簡単順だと、TP-Link > +Style >> Merossの順となる。TP-Linkと+Styleのアプリの使い勝手・アプリの登録の簡単さは他メーカーより頭一つ抜きん出ている。

他に主要メーカーとしては「SwitchBot」もあるのだが・・・正直いうと上に挙げた3つのメーカーより品質(と、信頼性)が一段落ちる感じ。アプリの使い勝手はMeross並み。あくまで電脳-煩悩的な感想だが。まぁ特におすすめはしないが特に悪くもないというぐらいか。のでウチではあえておすすめには挙げないでおきます。

これら以外の【聞いたこともない中国メーカー】のスマート機器は、安易に手をださない方が良い。品質が定かではないしそもそも日本の技適マークすらないのも多い。安全性(とセキュリティ)に問題がある可能性すらある。アプリの登録後にわんさとメールが来たりする可能性すらあるし、そもそもアプリの使い勝手が良くない。Alexaとの連携も今ひとつなのも多い。

さて、のこる日本メーカーのスマート家電・機器だが・・・どうもいまだスマート化(Alexa対応、Google Home対応、Apple Home対応)に本腰を入れている感じがなく、いまだにそれ系の使い勝手が今ひとつ。だが、機器自体の品質はもちろん悪くないので、その辺りを踏まえて考えると良いかと思う。このあたりの日本メーカーの「腰が重い」感じはほんと日本メーカーの悪い部分だなぁと思う。意思決定が古いというか・・・(略

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