↑で顧客に導入したのがTrigkey G4を2台。同じもの・・・と思ったがどうせなら2.5GbEなEthernetポートが2つあるTrigkey G5・・・ちょい高いな。。。Trigykey G5と同じのでBeelink EQ12も・・・ちょい高いな・・・(苦笑) とか日数かけて探していたらやっと某ヤフオクでBeelink EQ12未使用品を2万弱でGet。無事用意出来ました。
いや、そこまで欲しいわけではなかったのだけれど、このあたりのmini PCって自身では使ったことないのに(メリットデメリットをちゃんと話した上でとはいえ)顧客のところに入れた以上、検証用に自身でも使ってみる必要があるだろうなぁ、と、思っていたのだ。ノウハウの蓄積というか。「使ったことないんで知りません」とは立場上言えないしね。
Contents >>>>>>>>
Beelink EQ12
のスペックはざっと
- Intel N100
- Memory DDR5 16GB (Micron製!)
- NVMe SSD 500GB
- 2.5GbE x 2
- Wi-Fi 6
- BT5.2
- USB 3.2 Gen2 x3
- USB-C x1
てな感じ。Trigkey G5とほぼほぼ同じもの。
このうち、↑この得体の知れない(流石に信頼できない)NVMe SSDは速攻で外し、手持ちで転がってたあまり使ってないWD SN530 250GB(used)に交換。どうせPCIe x1接続なのと、ubuntu OSが動けばいいだけなのでこのぐらいので十分。他にこれもあまり使ってないKioxiaのSATA SSD 1TBが転がっていたので増設。
ちなみに「開封未使用品」とあったのだけれど、確かに外箱のシュリンクだけ剥がしたような感じの品だったけれど、とりあえずそのまま起動してみたらWindowsが破損していて起動しませんでした。はい。こういうのがあるのでヤフオクは注意ですねぇ。Windows設定うまくいかずに「未使用品」と偽ってオクで流したとかそんな感じでしょうか。ま、私はハードウェアだけあればよかったんで、どーでもいいっすが。WIndowsライセンスも要らねーし。
速攻でUbuntuをInstall
サーバにして使うつもりなのでubuntu serverを入れようとして、思いとどまり、普通にデスクトップ版のubuntu 22.04 LTSを最小版で入れました。そういえば別にこのminiPCぐらいのスペックならserver版じゃなくデスクトップ版でも全然問題ないし、個人で使うんだし、メンテナンスのときにもGUIあった方が楽だし、ね、と。サクッとInstall終了。まぁ大雑把にいえばGUI使いたい場合、server版にGUIを後から入れるか、デスクトップ版から要らないのをアンインストールして軽くするかの違い。最小版だとメンテにあった方が便利なユーティリティーはいいとしてそれでもFireFox、Thunderbird、LibreOfficeは入ってしまうので、FireFoxは念の為残してThunderbirdとLibreOfficeは確実に使わないのでアンインストールする。
> sudo apt remove –purge libreoffice*
> sudo apt remove –purge thunderbird*
> sudo apt clean
> sudo apt autoremove
他に、このminiPCにubuntuをInstallするとWi-Fiのドライバーは自動であたらないのだけれど、有線でしか使う予定がないので、そのまま。逆に好都合。
ASUSTOR AS3304Tとの速度比較
とりあえず、samba入れて設定してMacから速度計測
- ASUSTOR AS3304TはSeagate IronWolf 6TB x2のRAID1
- Beelink EQ12はSATA接続のKIOXIA EXCERIA 1TB
- いずれも2.5GbEでMac Studio M2 Maxからsamba接続にて計測
まずはAS3304TのRAID1 HDD
次にBeelink EQ12のSATA SSD
シーケンシャルWriteが思ってたより遅いのはなんでだろう・・・。ちょっとあれこれ要再検証かな(ネットワーク設定?)? Blackmagic Disk Speed Testでも計測
AS3304TのHDD RAID1
Beelink EQ12のSATA SSD
あ、こっちの方が体感に近いかな。AmorphousDiskMarkの計測がちょっとアレなのかも。App Store扱いなんだけどなぁ。いつも思うんだけど、AmorphousDiskMarkの数値ってなんかイマイチ信頼性に欠けるっていうか・・・。他のテストと大きく食い違う時が・・・(略)。まぁ、同一環境であれこれテストする場合には比較には使えるのだが。
いずれにしてもRAID HDDよりは早いのを確認出来たので、(基本一人なのでうちではあまり使わないが)共有用としてBeelinkの方を、AS3304Tは基本的にはバックアップサーバーにすっかな、うん。
電脳-煩悩的ファーストインプレッション
長期に使ってみないと正直なんとも、な、感じもあるけれど、いまのところの感想はTrigkey G4の時と同じ感想、「搭載SSD以外は全然良い」です。特におすすめはWindowsで使うよりubuntuとか入れてサーバにするにはもってこいな感じ。N100だしね。某所に設置したようにNVMe SSDを大きめにして、rsyncで(別途用意した)内蔵2.5inch SSD/HDDに自動バックアップ取るようにすればスモールオフィスとかでは十分かも。AS3302Tより低消費電力で自由度が高いのは魅力だし。
一方で、初心者向きではなく、自分であれこれどうにかできる人向けだな、とは思う。保証がが無いに等しいし。壊れたら基本的に買い換えだと思った方がいい。バックアップだけはしっかり取らないと泣きをみるのは必然だな、うん。今回初期のWindowsは壊れていてsetupも起動せず修復もできない状態だったのでもしWindows機として使うならWindowsの再インストールから始めなければいけなかったが、そもそもTrigkeyやBeelinkはクリーン再インストールしないとちゃんとライセンスが適用されず、組み立て時のVLのままになってたりするのもデメリット。搭載SSDもアレだったり、と、自身で色々とやる必要がある。一応完成品の形にはなっているが、ベアボーン miniPCぐらいに考えていた方が気分的には間違いないかもしれない。
あとはどのくらい持ってくれるか、かな。
と、今日はここまで。あとはSquid入れたり、ごにょごにょしたり、かな。まぁゆっくり遊びます。年末年始の暇つぶしにもってこいかな(苦笑
2 thoughts on “年末にIntel N100なmini PCを検証用に入手。もちろんubuntu入れる。”