届いたので早速組み立て。って言ったってさすだけなんだが(笑)唯一心配なのが先日も書いた通り選んだGPUボードがSonnetの互換性リストには載っていないASRockのPHANTOM GAMMING Radeon RX560(2GB)なことだけど、気にせず組み立て。
GPUボードがショートサイズなんでガランとしているね。付属のThunderbolt3のケーブルが0.5mと短いのでMac mini 2018を置いているデスクのすぐ下に設置できるようにこんな風に工作。(足元のケーブル隠すボードをくりぬいて半分埋め込んでます)
さて。Thunderbolt 3ケーブルを挿して、HDMIケーブルを挿して、電源ON。
・・・・。
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ちょっとおかしくなって焦る。
をを。無事認識しまし・・・・認・・・・あれ?! 全然安定しない。すぐにパカパカ切れるし、砂の嵐になるし、色おかしくなるし・・・なんだこれ?!
色々とごそごそとやっているとどうも、HDMIで接続するとダメみたい。Mac mini 2018のHDMIコネクタに挿してた時にもおかしくなったりしてたので、こりゃぁHDMIケーブル(4Kモニター付属品)が駄目なんかも。
同じく付属品のDisplayPortケーブル接続に切り替えたら、ピタッと安定しました(汗)。焦ったぁ・・・。GPUボードかeGFX Breakaway Boxが初期不良なのか、それともSonnetの互換リストに載ってないからなのかとか色々考えちゃいました(汗)
(Philipsの4Kモニターの設定はHDMIは2.0、DisplayPortは1.2に設定し直してます)
安定したのでまずはベンチマーク走らせてみる
ベンチマークといえばまずはコレ、な、Geekbenchを入手してテスト。無料利用なのでOpenCLのテストのみ。
- Intel UHD Graphics 630 → 23172
- eGFX Breakaway Box + ASRock PHANTOM GAMMING RX560(2G) → 64543
にゃー!2.8倍ですね。そういえばGeekbenchでみるとこれまでのメインマシンiMac 27inch Late 2013のnvidia GT755MってばOpen CLは17333でIntel UHD Graphics 630にも及ばなかったのね。
その他、OpenGLのCINEBENCHやMetalのGFXBench Metalなども走らせてみました(数値は面倒なので割愛)が、いずれも無事パワーアップしたのを確認。
で、実際の動きはどうよ?
32inch 3008 x 1692で使ってるメインモニターもFullHDのサブモニターも気になるようなことは一切なくなりました。PhotoShopもサクサク動きます(^^ Illustratorの引っかかってたスクロールもヌルヌルと動きますね(笑)。
そういえば、eGPUの使い方に関して一部のブログでは「Mac miniやMac Proなどモニターが別付けのものではちゃんと設定しないと動かない」なんて古い情報をMac mini 2018、macOS Mojaveにも当てはめて書いてたりするところがあったりなんですが、macOS Mojaveでは普通にMac mini 2018 → Thunderbolt3 → eGPU → メインモニターとすれば、基本eGPUがメインで動作します。詳しくはAppleのこちらを参照
「外部 GPU を優先」オプションを使う
macOS Mojave 10.14 以降では、Finder で、特定の App の「情報を見る」パネルで「外部 GPU を優先」を有効にすることができます。有効にすると、eGPU を使って、その Mac に接続されているすべてのディスプレイ (iMac、iMac Pro、MacBook Air、MacBook Pro の内蔵ディスプレイも含む) で App が高速化されます。
App が開いている場合は閉じます。
Finder で App を選択します。多くの App は「アプリケーション」フォルダにあります。App を普段エイリアスやランチャーから開いている場合は、その App のアイコンを「control」キーを押しながらクリックして、ポップアップメニューから「オリジナルを表示」を選択します。そして、オリジナルの App を選択します。
「command + I」を押して App の情報ウインドウを開きます。
「外部 GPU を優先」の横にあるチェックボックスを選択します。
eGPU で使う App を開きます。
eGPU が接続されていない場合、Mac が macOS Mojave を搭載していない場合、または App が GPU の選択を自己管理している場合は、このオプションは表示されません。App によっては、利用するグラフィックプロセッサを直接選択するものがあり、その場合は、「外部 GPU を優先」チェックボックスは無視されます。
eGPU に接続した外付けのディスプレイをメインのディスプレイとして設定する
eGPU に外付けのディスプレイを接続している場合は、そのディスプレイをすべての App 用のメインディスプレイとして選択しておけます。App はメインディスプレイに関連付けられた GPU をデフォルトで使うため、このオプションはさまざまな App に対して有効です。
メインディスプレイで eGPU を使って高速化したい App をすべて閉じます。
Apple メニュー () >「システム環境設定」の順に選択します。「ディスプレイ」を選択し、「配置」タブを選択します。
白いメニューバーを、eGPU に接続されているディスプレイを表すボックスにドラッグします。
eGPU で使いたい App を開きます。
eGPU の接続を解除すると、内蔵ディスプレイを司る内蔵のグラフィックプロセッサを使うデフォルトの状態に Mac が戻ります。eGPU を再び接続すると、外付けのディスプレイが自動的にメインディスプレイとして設定されます。
です。「eGPUに接続した外付けのディスプレイをメインのディスプレイとして設定する」がそうです。ちなみにこの状態ではサブモニターでもeGPUが優先的に使われることになります。言い換えればこの接続形式では余計なことは考えずとも、よい、って事ですね、うん。
あ、そうそう、Akitio NODE GraphicsBoadの方を選ばなかったのは先述のAppleのリストにAkitioが載ってなかったから、ってのもあります。
それと、Radeon RX560もこのリストからは外れてるんですけど、macOS Mojave 10.14.1以降ならOKです。
てことで安定して使えてます。
ふむふむ。。。GFXbench Metalとかだと基本、ゲームのBenchなんでRadeon RX560でも「う・うーん・・・」となって「ええぃ! Radeon RX580に買い換えるか!? いやいっそVEGA・・・」とか一瞬思うんですけど、ゲームしなけりゃいい話(笑) Raden RX560で最初の目論み通り私にはちょうどいい感じですねー。GPUボード買い換えるのは上位のGPUボードが安くなってきてからでいいです、うん。
Mac mini 2018のHDMIポートにメインモニター接続していた時にはスリープからの復帰に失敗して画面が赤くなってしまったりしていたので、Mac mini 2018買ってからスリープは使わずにいましたけど、eGPUをつけっぱにした状態で起動、終了、スリープして半日置いて復帰とかもしてみましたが、問題なし。やっとスリープが使えます。ふぅ。。。
そんな感じで、上見りゃキリがないし、自身の目的にあったパワーアップってことと、無事スリープも使えて、ちょうどいい感じです。ASRockのRXシリーズのGPUボード、Sonnetの互換性リストに載ってませんが、大丈夫そうです。
そうそう、この組み合わせ、(これも目論みどおり)非常に静かです。加えて、デスクの下に半埋め込みで設置したので尚更静か。デスク上に置いてるRatocのRAIDのファンの方が音します(笑)
しかし、いい時代になったねぇ。。。
上見りゃキリがないし、自身の目的にあったパワーアップってことで、ちょうどいい感じです。ASRockのRXシリーズのGPUボード、Sonnetの互換性リストに載ってませんが、大丈夫そうです。
そうそう、この組み合わせ、(これも目論みどおり)非常に静かです。加えて、デスクの下に半埋め込みで設置したので尚更静か。デスク上に置いてるRatocのRAIDのファンの方が音します(笑)
しかし、いい時代になったねぇ。。。