カメラ・レンズの防湿庫は黙って東洋リビングかトーリハンを買え

東洋リビング ED-40DSK オートドライ(年代もの)

FUJIFILM X-E4を入手したのを機に防湿庫を移動してふと思ったので、書いておきます。

昔から防湿庫といえば「東洋リビング」か「トーリハン」だ。写真の防湿庫はもう記憶が定かではないが当時、フロッピーとかも入れていたような記憶があるので20年以上前に新品購入したものだったような気がするが(あやふや)今も壊れる事なくちゃんと動いている。家にはもうふた回り大きいやつもあるがこちらも現役。知り合いの中にはさらに古いトーリハンを使っている人もいるがこれも同じく現役。

乾燥剤方式(いや乾燥剤を入れておくってんじゃなくて、ね)というシンプルな機構のおかげで壊れにくく、修理する場合もそのユニット部分の修理で済む。で、なんでこんな事を思い出して書いているのかというと・・・

ペルチェ式の安いのは買うな

て、こと。特に、雪の降る地域では。ペルチェ式の防湿庫の注意書きにこんなのがある。

※冬場のご注意 
ペルチェ式の特徴として、気温が下がりすぎると凍結する恐れがあります。 低温になると飽和水蒸気量が下がるのでカビのリスクは激減しますのでご安心ください。

そう、温度差を利用するペルチェ素子は外気温が下がると凍結する恐れがあるのだ。これはペルチェ素子式の温冷庫を使って実体験済みだが、凍結してとんでもないことになる。水分がペルチェ素子とヒートシンクに凍結して付き、温度が上がったところで溶け出して水浸しになったり、そこから錆びてボロボロに壊れたりする。温冷庫は1年経たずにペルチェ素子がダメになり交換した。つまり、長く使えない可能性が高い。沖縄などの暖かいところなら問題はないだろうけれど、そうでないところで使うのはお勧めしない。上の注意書きに至っては「冬場は電源抜いておけ。ただの箱になっても冬場はそもそもカビ生えない・・・と、思う」と書いているのだ。金払って買う意味ねぇじゃん。。。これつかうくらいだったら、プラボックスに乾燥剤入れていた方が安心じゃん。

昔から愛用されているのには訳がちゃんとあるのだ。長ーく使えることを考えると、結局コスパははるかにいいってことにもなる。

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