見た目はまるで変わってませんが、どうでもいい事情で(他の方が欲しがったので譲ることにし)自分用のThinkPad X1 CarbonはGen7(中古)から1世代新しいGen8(同じく中古)に買い替えやした。全く同じじゃね。Gen8まではギリギリ安価な個体が探せるので、ね。でもCPUが変わったのとWi-Fi6になったぐらいで他はほぼ何も変わってません(苦笑
ついでなので今年リリースされる予定のUbuntu 24.04 LTSの準備を兼ねて22.04 LTSではなくて23.10にInstallしなおし。
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Ubuntu 23.10でもThinkPad X1 CarbonのCPUファンは回らず
私、Ubuntuには必ずpsensor(グラフィカルな温度表示アプリ)をいれるので、それでThinkPad X1 Carbon Gen7にUbuntu 22.04 LTSを入れた時に気がついたんすが、ThinkPad系にUbuntuをInstallするとどうもCPUファン制御がうまくいかない場合が多いらしく、CPUファンが高回転で回り続けるものや、回らないものがあるようで、ThinkPad X1 Carbon Gen7/Gen8は後者、CPUファンが回ってくれない。ThinkPad X1 Carbon Gen8にUbuntu 23.10では回るようになってたり・・・しませんね(苦笑)。自身で回るようにごにょごにょする必要がやはりあるようで。
このあたりを参考。
https://the2g.com/post/xubuntu-thinkfan
https://neos21.net/blog/2020/05/10-02.html
https://booleestreet.net/archives/11263
1箇所だけだと意外と間違いや、ご自身が常識と思って端折ったりされているところがあったり(これは私もだけれど)するので、複数箇所参考にするのがいいっすな。
これらの記事を参考にごにょごにょするとして、Ubuntu 23.10 Install直後にまずは手動ででもCPUファンを回しておく必要があるので、デーモン云々は後回しにして、手動でとにかくCPUファンを回す。ふぅ、これで一安心。そうえば
自動でCPUファンを回すのはちょっと苦労した
先の情報をそのまま試すとThinkPad X1 Carbon Gen7もGen8も全くCPUファンは動かない。ので、自分の為にちょいと書いておく。
上記記事の説明中の温度入力ファイルについてだが、ThinkPad X1 Carbon Gen7/8に関しては
$ sudo find /sys/devices -type f -name “temp*_input”
とかして探さず、単に
hwmon: /sys/devices/virtual/thermal/thermal_zone0/temp
でよかった。つまり/etc/thinkfan.confの中はこう(各温度での閾値は好みで変更(オーバーラップさせることは必要))
tp_fan /proc/acpi/ibm/fan
hwmon /sys/devices/virtual/thermal/thermal_zone0/temp
(0, 0, 55)
(1, 48, 60)
(2, 50, 61)
(3, 52, 63)
(4, 56, 65)
(5, 59, 66)
(7, 63, 32767)
参考になったのはこちら
https://wiki.archlinux.org/title/Fan_speed_control#ThinkPad_laptops
そしてthinkfanデーモンを有効とかその辺も必要なく、
/etc/default/thinkfanを編集
START=yes
を追加して、再起動すれば良かっただけだった(^^;
再起動後、無事CPUファンが自動で必要な回転数で回ってくれて一安心。
Windows11はRufusを使ってUSB SSDから起動するように
そういえば、このThinkPad X1 Carbon Gen8は到着時SP製の両面実装のSSDにWindows10だったんだが、SP製のSSDは取り外してWD Black770に差し替えてUbuntuにする予定だが、Windows11もほぼ使わないとはいえ、何かの時のためにWindows11でも起動できるようにしとこう。
てことで前回はEaseUSのアプリを使ったが、今回は新規InstallなのでRufusを使ってUSB SSD(Kioxia)にInstallすることに。やり方はこちらとかをさんこう(丸投げ)
https://www.rk-k.com/archives/6891
UEFIからブートデバイスセレクトでUSB SSD指定でWindows11が起動するのを確認。アップデートとかも適用しておく。
ちなみに、本当はせっかくThinderbolt3が搭載されていることだし、Thunderbolt接続のSSDからの起動にしたかったんだけれど、なぜかうまくいかず。ほぼ使わないWindowsのために時間を割くのが勿体無かったのでサクッと諦めてUSB接続のSSDにした。
あとはじっくり自分用に
上の2点だけやってしまえば、これはサーバ用途じゃないので、自身が必要となるアプリたちを入れて終わり。あとはゆっくりやります、はい。
(Ubuntu 23.10自体の感想は無し。他をあたってくだせぇ(手抜き))
ところで・・・。この個体、バッテリーも液晶も大丈夫なんだけど、キーボードがなんかいまいちなんだよなぁ。。。バックライトが付いているんだけど、光り方にムラがある。加えてスペースキーが初回だけひっかる・・・。パンダグラフかキートップが欠けてるか欠けそうとかそんな感じ。バックライトは個人的に意外と使うので、キーボード交換しちまおうか、思案中(キーボード新品交換代プラスしてもその辺のGen8の中古より安価)。
2024.1.17追記 結局キーボード交換した
やっぱりバックライトの光り方がちとおかしいのと、スペースキーの「カチっ」が我慢ならんかったので記事書いたあと新品取り寄せて翌日到着。早速交換。ちなみにiFixitに詳しくやり方はある。
https://jp.ifixit.com/Guide/Lenovo+ThinkPad+X1+Carbon+第7世代+キーボードの交換/137128
そういえば、バッテリーのコネクタがちょいと癖のある感じの特殊なコネクタなので力任せに引っ張らないこと。
https://jp.ifixit.com/Guide/Lenovo+ThinkPad+X1+Carbon+第7世代+バッテリーの交換/130626
交換完了。スペースキーももちろんちゃんとしているし、バックライトも均一に光ってます。これでスッキリ。一応確認、と、外したキーボードのスペースキーを外してみたらやはりパンダグラフが壊れかかってました。一度無理やり外したんだろうなぁ・・・。で、軽く失敗した、と。キーボードのバックライトの光り方がおかしいのもあって、何かしでかしてるのかも。ま、新品交換したからどーでもいいが。
One thought on “ThinkPad X1 CarbonのUbuntuをubuntu 23.10にする”