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てことで、初売りでi-ATHLETEメタルラインのIA-419 ブラックにて作り直した遠近両用眼鏡と、それまでのFREE FiTの2012モデルのFFT-015は近々両用眼鏡に作り替えてデスクワーク専用にしたのと2つ作った。すぐにエントリーしなかったのには訳がある。今回の遠近両用眼鏡がダメダメだったのだ。どうダメだったのかというと
- 右目がぼやけて遠くが見えなかった
- 一週間足らずで左側レンズに傷がついた。しかも外側だけではなくて内側も!
の2つだ。これの顛末がハッキリしてからエントリーしようと思ってたわけだ。ともあれ、普通に使っていてあっという間に傷が入ったので、クレームを入れに地元の眼鏡市場に向かう。。。
店員さんとあれやこれやと話をしていて、とりもあえずも測定し直しましょう、という事に。時間をかけてもらって、いろいろな組み合わせで見え方を一緒に考えてくれた店員さんにはホント感謝です。ここで店員さんがボソッと。
「実は個人的にはNIKONの遠近両用はお勧めしてないんですよ・・・(^^; }」
ぬぅわにぃ!?つまりはこうだ。
「遠近両用に【MIプレミアム】を指定するとレンズはNIKONになる。そのままで良い場合も多いが組み合わせによってはダメな場合も多い。平面度が高いので見え方に癖があり、端の方は見えずらいハズ。更に防汚コーティングも今一つ。その点HOYAは視点に合わせて湾曲させてあり、中心から端まで見えやすく、コーティングも良い。HOYAは【MIプレミアム】では無いが、同等の視界の広さがあるレンズを出している」
ふむ。なるほど。高機能レンズや特殊レンズはメーカーでの組み合わせや癖がそれぞれあるって事なんすね。眼鏡市場のWebSiteには記載がないので分からないがお店のパンフレットにはどの高機能レンズや特殊レンズがどのメーカー製なのかが記載されている。その辺の事情を知らないので、昨年も今年も【MIプレミアム】指定で作ったので当然レンズはNIKON。更に今年は【PC PREMIUM】を追加した・・・つもりだった。しかし、実は【PC PREMIUM】という高性能ブルーライトカットレンズはカールツァイス製のもので、カールツァイスでは【MIプレミアム】同等の遠近両用がないので、私の場合にはNIKONの【MIプレミアム】レンズ+NIKON版の【PC PREMIUM】同等のブルーライトカットフィルター加工で納品されたって訳だ。(分かりにくい!)且つ、左側レンズの傷は不良の可能性が高いって事だった。
で、結局店員さんの勧めでHOYAで、且つ【PC PREMIUM】同等の加工で作り替る事にした。右目の見え方に関しては、色々と提案してくれて、アレをこうしてこれをこうして、と、希望の見え方になるように頑張ってくれた。
本日、レンズが届いたから来てくれと連絡があって、眼鏡市場に行き、レンズ交換をした。結果その違いにびっくり!まず見え方がより自然だ。そしてプラスしたブルーライトカット加工だが・・・これがハッキリと分かるぐらいに違う!眼鏡市場のWeb Siteの説明では
こんな感じになっているが、実際のレンズをお借りして比較させてもらったら【PC PREMIUM】は実際にはもっと低反射で高品質だった。控えめに載せている感じ。だが先述の様に遠近両用の場合にはカールツァイスには【MIプレミアム】同等レンズがない。
今回交換前のNIKONの【MIプレミアム】+NIKON版【PC PREMIAM】同等ブルーライトカットの見え方は・・・なんと「従来のPCレンズ」と同等かちょっとだけ、きもーち低反射かなぁというぐらいで、青くギラギラしていた!しかもNIKONレンズは平面度が高いので広い面積でギラつく。そしてレンズを外してみて分かったことだが、ブルーライトカットは薄い茶系のレンズなんだが、NIKONのレンズの縁から見ると透明だ。正面から見ると色が付いている。店員さんと話した結果、これは通常のレンズの上にフィルムを貼っている感じじゃないかと。で、今回早々に傷がついたのはそのフィルム部分ではないかと。試しにこすってみるとぼろぼろと傷が拡大していくので、ほぼ間違いないと思われる。
今回交換後のHOYA版【MIプレミアム】同等レンズとHOYA版【PC PREMIAM】同等ブルーライトカットレンズは、正面から見ても縁から見ても同じく薄い茶色の色が付いている。これはレンズに練り込んであるんだろう、と。そのため、傷にも強く、防汚も優れている。さらにHOYA版【PC PREMIAM】同等ブルーライトカットレンズの反射は本家カールツァイスの【PC REMIUM】には及ばないがかなり近い。しかもHOYA製レンズは湾曲しているので写り込みが小さい。
結果、「視界の広い遠近両用眼鏡にブルーライトカットをつける場合には、HOYAが良い」という結論になるわけだ。
・・・うーむ。遠近両用眼鏡を眼鏡市場で作ってみた。で書いたようにそのままのNIKON【MIプレミアム】はなかなか良いんだが、こんな落とし穴があるとは。でもおかげで今回いろいろと分かったし、HOYAの良さも分かった結果となった。
ついでなので、遠近両用眼鏡での主要な組み合わせを書いておくと
- ALL-DRIVE → ITOレンズのみで【MIプレミアム】同等レンズは無し。しかも二度と作るまいと思ったITO製。
- PC PREMIUM(& 同等品) → カールツァイス【MIプレミアム】同等レンズは無いが【PC PREMIUM】の品質は高し!NIKON製同等品は実際には無く普通のブルーライトカット。HOYAは【MIプレミアム】同等があり且つ【PC PREMIUM】同等もある。
- 調光レンズ → ITOレンズの場合【MIプレミアム】同等品は無い。NIKONの【MIプレミアム】には調光レンズを付加できる。
という感じになる。もちろん詳しくは店員さんとじっくりと相談して欲しいが、あらかじめ頭に入れておくに超したことはない。
まとめるとITOレンズ・カールツァイスは遠近両用はお勧めしないが、単一度数のレンズの場合には選択肢が広がって良いかも。近々・中近の累進レンズはNIKON・HOYAがお勧め。遠近両用のNIKON【MIプレミアム】は特殊加工を追加しなければお勧めだが、特殊加工を追加してもしなくてもHOYAの方がお勧め、て感じかな。
にしても、眼鏡市場に限らず、やっぱり店員さん次第だなぁと、改めて思いました。今回、地元の眼鏡市場の店員さんの様に、知識があり、自身でも勉強し、客の側に立って一緒に考えてくれるやる気のある店員さんがいれば満足の行く結果が得られると思います。お陰で非常にクリアでいい感じの見え方の眼鏡になりました。そうじゃない店員さんしかいないところもあるようなので、それは「眼鏡市場」が悪いんじゃなくて、そのお店のSTAFFが悪いんだと。
誰かの何かの参考になれば(^^
こんばんは〜☆
店員さん次第です!
えと。
自分の話ではないのですが・・・
シニアグラスの度数がススミ
セルフ(的)なお店ではどうにもならなくなった母が
先日某メガネ屋さんで相談したところ
とても感じの良い店員さんで
あーその度数ではセルフのお店では無いかもですね〜
シニアグラスではなく「遠視」が入ってるのでは?
などと言われ新しいメガネ買ってきた〜
嬉々と報告されました(笑)
対人のお仕事ってどう考えてもサービス業的な雰囲気含む
なので・・・
平たく言えば同じ商品(しかも同じようなお値段なら尚更?)
なら感じ良い店員さんが居るお店で買う
(たいがいの人)
ですよねw
彼女は満足なお買い物だったらしーです〜w
そうっすよねー! 買い物ってさ、商品とともに満足も買うんですよね(=゚ω゚)ノ