チラ裏な雑記。相模原の障害者施設殺傷事件で、厚生労働省の有識者会議がまとめた報告書ってなんだよありゃ。
つい先日新聞を読んでいたら相模原の障害者施設殺傷事件で、厚生労働省の有識者会議がまとめた報告書が載っていた・・・。
いつも思うのだが、有識者といいつつ、偏った人たちを集めて会議させて報告書をまとめたところで、いったいどんな報告書が出来るというのだろう。いつもいつも現場は無視だ。理想論やリベラル主義、医学の立場でこの手のを検討したって埒が明かないのは子供にだって解る。それがそれぞれの立場でしかモノを語らないから「退院後のサポートが足りなかった」とかまさかの言葉が出てくるわけだ。「措置入院が解除された患者を支えていく制度がない」だと?! ちがうだろ、そもそもが。
- 正確に精神状態を把握出来ていない
- そもそも措置入院の解除の判断基準を見直すべきではないのか
- 社会への危険性を(こんな事があってもまだ)認識していない
個の(しかし危険な)人権を最優先で法整備し、なんの罪もない人への危険性排除に関しての記述が一切ない。全然現実的じゃないし、頭で考えただけの、それぞれの自身の立場を守った報告書だと強く感じた。アメリカでの保護観察下に置かれた人のように足に取り外しの出来ないGPSを付けるとかそういう事も必要ではないのか?
いったい何を議論したのだ?この人たちは。。。そうではなくて、それぞれの現状をしっている現場の人、突然の悲しみを負った遺族たちの声をもっと聞くべきだ。人権は人の命より大事なのか・・・?