いつものNextCloudの警告やら注意やらはlolipopだったりXServerだったりの先人が対処方法を書いてくれているのでググればすぐに見つかるが、下記の対処方法は意外と少なかったので書いておく。
NextCloud 29.0.7へのアップデートと、NextCloud 30の新規インストール時にいつもの警告・注意の他にこんなのが。
One or more mimetype migrations are available. Occasionally new mimetypes are added to better handle certain file types. Migrating the mimetypes take a long time on larger instances so this is not done automatically during upgrades. Use the command `occ maintenance:repair –include-expensive` to perform the migrations.
という赤い警告が出ていた。どうやらSSHで警告の通りOCCコマンド打つのが手っ取り早いもよう。まんまその通りやれってんだから、やる(笑)。
が、XServerはサクッといったが、lolipopの場合はちょいと一手間必要だったのでメモっておく。
XServerレンタルサーバーの場合
こちらは簡単。SSHログインしてNextCloudを置いてあるディレクトリに移動する。当該ディレクトリにoccがあるのを確認。occはphpで動作するので下記のコマンドを実行すればOK
php occ maintenance:repair --include-expensive
sshを修了して、NextCloudで警告が消えているか確認。確認できたら(セキュリティのため)sshを無効化して修了。
lolipopハイスピードプランの場合
これはちょいと手続きが必要。lolipopの場合、SSHログインしてNextCloudのディレクトリに行っても、そのままではphpのパスが通っていないので先述のコマンドを打てないのだ。なので
php -v
とかしてもcommand not foudと帰ってくるだけだ。むぅ。てことで今後のためにもパスを通しておく(viでもいいが私はnano好きなのでnanoで)。
nano ~/.bash_profile
.bash_profileの中身はこんな感じ
if [ -f ~/.bashrc ]; then
source ~/.bashrc
fi
export PATH="~/bin:$PATH"
パスを通す。(phpのバージョンは実際の環境を調べて合わせる)
echo 'export PATH=/usr/local/php/8.2/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
有効化
source ~/.bash_profle
php -vとかして確認。OKならやっと
php occ maintenance:repair --include-expensive
だ。NextCloudで確認して件の警告が消えているのを確認したらログウトしてSSHを無効化して修了。