「〇〇すべき◯つの理由」的なタイトルの痛さ

だいぶ減ってきたとはいえいまだに見かけるこの手のタイトル。ほぼ100%に近い確率で内容の無い、ただのアフィリエイト記事、コピペまとめ記事であることを示すアイコンのような存在だと思っている。

なんでこんなダサいタイトルが増えたのか考えてみるに、コンサルタントの影響が大きいように思う。「統計で出てますからはっきりといえますがこれをやるとアクセスがあがります。間違いないです。是非やりましょう」的な。たとえばこんな

クリックされるブログのタイトルとは?絶対抑えたいポイント3つ

この手のコンサルタントは厄介だ。一度も自身で儲けたことも成功したこともない人が企業コンサルタントをする、新入社員がマニュアルに沿ってただのデータだけでコンサルタントをする、言ったもん勝ちのところすらある。100%間違いというわけではないが、大きな落とし穴もある。1つのデータというのは確かなものではあるが一元的なものでしかないという側面もある。記事のタイトルでいえば釣られてクリックしてしまう、程度のもので、クリックは増えるが、そのあとの反感を買うなどのネガティブな側面は一切捉えていない。イメージダウンに繋がるおそれは無視だ。一番大事な(いろんな側面を踏まえた)実体験が欠けている。こんな記事もある

https://www.kasegu-writer.com/entry/2016/09/28/「××すべき5つの理由」的なタイトルが廃れてき

いや、違う。単純にダサいからだ。読み手が賢いとか書き手が賢いとか優劣をつけている時点で、いや「釣りタイトル」をつけている時点で間違えている。読み手を釣ろうという気が満々なのがあからさまなのにどうして気がつかないのか。その反動で内容のない記事をみたときに嫌悪感をもたらすのだ。もっとえば、クリックされるタイトルなんてのを考えている時点で間違えている。書きたいことがある、すると必然的にタイトルは出てくる。読まれる読まれないはあくまで内容次第だ。内容のないものにいくら頑張ってタイトルをつけたところで、という根本的なところを履き違えている。

ま、個人的にはこの手のタイトルは余程のことがないとクリックしませんが、微かな望みをもってクリックした時の落胆の大きいこと大きいこと(2回いう)。もうブログをやめてくれ、と言いたくなる。本当に有用な貴重な記事が余計なタイトルのくだらない記事に埋もれていくのに本当に腹が立つ。

がるるるる・・・(意味不明)