からさらに色々とあったりしたのでここらでまとめの追記的にメモ。
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DisplayPort問題をどうするか
スリープ復帰後にウィンドウがリセットされてしまってどこかにまとまってしまうDisplayPort問題があって、eGFXのちょっとした問題もあって、どうするか色々と組み合わせを変えたり、テストし検証したりして今はこんな風になってます・・・
現在の図
27inch WQHDに買い換えたサブモニターはeGFX Breakaway Box(以後eGFX)経由でDisplay portでつないでます。一方メインの32inchモニターはMac mini 2018本体のHDMIポートにつないでいます。なぜか・・・
Display Port問題自体はちょっと考えればeGFX経由をHDMIにすれば解決。もしくはUSB3.1 HubについているHDMIポートでサブモニタを接続してメイン・サブ共にHDMIポートに接続すれば良いんですが・・・なぜかその構成だとスリープ復帰後に結構な頻度でメインモニターが砂嵐になったり赤い画面になったりして、そうなると再起動を余儀なくされるという現象が発生します。またeGFX経由で全てをつなげればスリープ復帰問題からは解放されますが、今度は画面スクロールなどでスピーカーからノイズが発生するという問題が出てきます。うーむ・・・。いずれも原因は特定できていません。
加えてAdobe Illustratorと写真.appがeGPUに正式には未対応なんですが、上の構成にするとノイズが気になり画面描画パワーを必要としないLogic Pro xは「eGPUを優先」を外した上でメインモニタで表示させられ、且つ、写真.appはサブモニタで表示させれば必然的にeGPUパワーを使い、Adobe IllustratorはどちらかのモニターがeGFXを経由していればIllustratorからeGFXの存在がわかりeGPUパワーを使うことができるってわけです。DisplayPort問題はなんら解決しませんが、この構成が安定性と利便性を考えると今のところ一番いいという8ヶ月間使った結果となりました。
USB 3.1 Gen2ポートのHubは相性問題もあったり・品質にばらつきもあったり、安定性に問題があったり・・・。
Mac mini 2018の4つのThuderbolt 3ポートのうち2つはeGFXとNVMe SSDをつないでますが、のこりの2つはUSB 3.1 Gen2として使い、USB3.1 Gen1(つまりUSB3.0ねw)Hubを繋いでます。このUSB 3.1 Hubが曲者で、何度か取っ替え引っ替えしてみました、なかなか安定するものが少ないです。制御チップの相性だったりもあるのだとは思いますが・・・。ウチで試してダメだったUSB3.1 Hubを参考までにあげておくと
でも書きましたがAukey製のUSB-cタイプHubがやばいです。電波障害が発生します。BluetoothやWi-Fiがもろに影響を受けます。レビューをあさるとどうもAnker製でも発生している模様。さらにちょくちょく接続が切れてしまうという不具合も発生。
エレコム製 USB3.1 Gen2 Hub
これも酷かった。かっこいい謳い文句、日本メーカーで信頼していたら全く速度がでず、4つあるポートの全てで25MB/sとか10MB/sとかUSB2.0かよ!ってな速度しか出ません。しかも不安定。使い物になりませんでした。ここまでひどいのはなかなか無いですねぇ。
うちで今正常に使えてたのはUGREEN製のUSB-cタイプのUSB3.0 Hub、サンワサプライ製セルフパワーUSB3.0 Hub、TUNEWARE製USB-Cタイプ USB3.0 Hub。ただしUGREEN製は速度が多少落ちます。他のHubに繋げるとSATA SSDが500MB/s近くでるのに対し、UGREENのHubに繋げると380MB/sくらいまで落ちます。が、いずれも不用意に接続が切れてしまうということもなく安定して使えてはいます。
別な問題発生。CDが焼けない・・・
新しくしたスロットローディング式BDドライブ、今の環境でなぜかCDを焼くと失敗します。どのポートでもダメ。iTunesからが特にダメ。数時間まってもおわりません。では、とToast18でトライすると「インターフェースが不安定です」と出て失敗します。一方DVDやらBDやらはいけたりするので意味がわかりません。ドライブが悪いのかと思いきやubuntu/win10マシンにつないでiTunes for winではサクッとCDが焼けます。・・・ますます意味がわかりません(泣)
どうも手持ちのHubがヘタって?きたような気もします。TUNEWAREのusb-cとサンワサプライのUSB3.0セルフパワーのHubが特に怪しい。サンワサプライ製は1年たってますが、ちょっと不安定な感じもしてきました。
では、と、以前使ってて安定性抜群実績のあるBelkin 4ポートUSB3.0 セルフパワーHubの新しい型番のを購入。
これをmac mini 2018のThunderbolt3/USB3.1 Gen2コネクタに変換噛ませて使ってみたら・・・!バッチリじゃん。CD焼けるじゃん!サクッと焼けるじゃん! やっぱ、Hubだったかぁ・・・。信頼性のあるHubじゃないとダメですねぇ・・・。
Thunderbolt 3ドックかなぁ・・・
こうやってみるとUSB3.1 Hub周りが特にどうも不安定な感じがしますねぇ。安価な制御チップや電波障害対策をしてないとか、いろいろと安いものはあるのかも。上の図の通り結構接続するもがあるので、安いHubでお茶を濁してないで諦めてCalDigitあたりの安定性に評判のあるThunderbolt 3ドックを導入したほうがいいのかも。でもThunderbolt3のライセンスがフリーになって、まってれば安いドックとか出てきそうだったり・・・いや、そこまで待てない、サードパーティ製のThunderbolt3チップが出てくると安定性や相性などの検証はやり直し・・・やっぱり今あるドックか?・・・と悩んでましたが・・・
CalDigit TS3 Plus Dock(スペースグレイ)購入
意を決して購入。Amazonや秋葉館.comでは32400円。楽天やYahoo! Shoppingだと32400円〜50000円台のふざけたお店も。フリマやオクでも同様にふざけた価格が多い中、意外やAppleオンラインストアでは28000円(税込30.240円)!消費増税前に買っちゃえ!ってんでポチりました。
早速設置。USB HubはBelkin以外は全て外してケーブル周りも整理。
これで本体のThunderbolt 3ポートは埋まったものの、本体USB3.0 x1ポート(うち一つはUSB-C)、Thunderbolt3ポートx1の余裕もできました。
CalDigit TS3 Plus Dockの15もポートがありますが、eGPUを使っているのでDisplayPortは使わず、サウンドはYMAHA MG10XU経由で鳴らしているのでサウンド入出力系も増えましたが使わず、EthernetポートもWi-Fiメインで使っているのでこれも使わずです。前面のSDカードスロットやUSBポートは使います。
この状態でしばらく使ってみましたが、非常に安定しています。光学ドライブはCalDigitにもつないでみましたが、想像どうり安定して動作します。電力的に余裕のあるCalDigit TS3 Plus DockはセルフパワーUSB Hubとは一線を画すということも改めて認識。価格で導入を悩んでいる方もいるかと思うが、導入を悩んでいるならオススメする。価格なりのことはあると言えます。もちろんUSB Hubで困っていないなら導入するまででも無い。
参考までにこんな風に接続を変更。
配線も気をつけてし直したところ先述のスクロールノイズはかなり軽減。まだノイズ対策としてはやれることはあろうかと思うのだがとりあえずはこんなところか、というところまでは軽減できた(※後述)。これだけ接続していてもUSB3.1 Gen2ポートはしっかり速度が出ます。
SATAタイプのSSDなのでこのぐらいが限界。
eGFXのGPUをRadeon RX570 8GBに変更
なかには「mac mini 2018のiGPUはAdobe Photo ShopやIllustrator使うには十分!」とかはっきり言っている人もいたりしますが、よほど使ってないのか?と思わざるを得ませんねぇ。。。最初見た時びっくりしたもん。A2のポスターを作ってたりするとカクカクとしか動きませんよ? eGPU経由だとするすると動きます。LightRoomも同様に動作が緩慢ですが、eGPU経由だとキビキビ動作します。これだけ違うのに「mac mini 2018のiGPUはAdobe Photo ShopやIllustrator使うには十分!」とは・・・。自身では使ってなくて単なる知識(しかも間違った)なんでしょうか? それはともあれ、実際に使ってみてるとAdobe系でも8GBあったほうがサクサク動作するのと、FinalCatProも復活して使うことになったのでGPUボードの価格も下がったことだし、4GBから8GB搭載に交換ました。
eGPUパワーを使うとと画面描画やスクロールでノイズが出る・・・をいろいろとやってみたら面白いことが
eGPUパワーを使うと画面描画やスクロールなどで「ブブブブ・・・」というようなノイズが乗ってしまう問題に悩まされていた。で、今回配線をいろいろ変えたところかなりのところまでノイズは小さく、耳をすませないと聞こえないほどになった。なんだろうなぁ・・・とか思ってアクティビティモニターでGPUの履歴をずっとみていたら面白いことを発見。
写真.appはもともと「外部GPUを優先」に対応していないのでeGPU経由のサブモニタで表示して強制的にeGPUパワーを使ってる。メインブラウザはしょっちゅう使うので「外部GPUを優先」にしてMac本体からのHDMI経由で表示。サブブラウザのFireFoxは「外部GPUを優先」にして且つサブモニタで表示している。ちょっとわかりにくいが、この状態で、写真.appもFireFoxも使うとノイズが乗る。しかしSafariはノイズが乗らないのだ。なんで?って思ったらなんとmojave 1014.6とSafariの最新版はなぜか「外部GPUを優先」にチェックを入れてもeGPUを全く使わない(笑) iTunesでも同じ。たんなるバグだろうか? が、面白いことというのはコレではない。
試しにSafariをeGPU経由のサブモニタで表示すると「ほら、こっちで表示するとeGPU使うじゃん」となる。なるのだが・・・面白いことにノイズが出ないのである。あれ? では、と、控えのVivaldiをサブモニタで起動してみるとコレもノイズが出ない。FiraFoxではノイズが出る。写真.appもノイズが出る。iTunesもこっちで表示するとノイズが出る。でもそういえばサブモニタにいつもいるMail.appはノイズが出にくい。
この差は一体何? なんだろうなぁ・・・何が絡んでいるのだろう? 最近忙しいのでとことん突き詰めるようなことは今はできないが、なんとなしに気にかけておきましょうねぇ。。。って、その前に新しいCatalinaでちゃうよね(苦笑