Mac Studio (M1Max)に合わせてオーディオインターフェースもアップグレード AUDIENT iD14mkII

Forcusrite Scarlett 2i2(3gen)を繋いでいて、ほぼ満足なのだけれど、一つだけ不満がある。接続を替えるたびにヘッドホンの音量が変わったりすることがあるのだ。ボリュームは一切触っていない。なんとなくだがUSB-C(2.0)絡みで電力がちょっとだけ安定していないような、そんなイメージを持っているのだが、ちょっと原因が特定できないのと、それ以外では大きな問題もなく、音も悪くないのでそのまま使っていた。

が、Mac Studioになってポートに余裕が出てきたので電力の安定とより良い音を求めてThunderbolt接続かUSB-C(3.0)接続のオーディオインターフェースに切り替えようか、と思い立った。

Thunderbolt接続かUSB3.0か

Thunderbolt 4ポートはUSB-C(3.2 10Gbps)としても使えるのでMac Studioのポート、OWC Thunderbolt 4 Hubのポートを活かすにはどちらでも良い。少なくともUSB-Cコネクタ採用といいつつUSB2.0接続のままのオーディオインターフェースと比べてパワーも帯域もより安定し色々とアップグレードが見込めるだろうとは思うが、さて、どちらがいいだろうか。

Thudnerbolt接続のオーディオインターフェースというと予算的にはほぼ一択、Universal Audio Apollo Soloしかない。

10万円は切っているものの、やっぱり高いなぁ・・・。今のところUADプラグインには魅力を感じない(というかそこまで使わない)し、それが一番の魅力でもあるApollo Soloはちょっと躊躇する。

ちなみにUniversal Audio VOLTシリーズはUSB2.0なので今回は却下。同じ理由で、人気らしいMOTU M2も却下。手元のFocusrite Scarlett 2i2よりはっきりと上のクラスの音と使い勝手でなければ入手する意味がない。

とか条件を絞っていくと、必然的にこれになった

AUDIENT iD14mkIIを選ぶ

そう、冒頭の写真にあるとおり、AUDIENT iD14mkIIだ。

  • USB3.0インターフェース(USB-C)
  • ループバック対応(Scarlettは未対応)
  • デジタルソフトウェアミキサー(超便利)
  • ボリューム以外にも色々つかえるホイール(超便利)
  • 4out(Scarlettは2out)
  • ファンタム電源のトグルスイッチがかっこいい(笑

写真では「見た目がちょっとアレかなぁ・・・」とかもチラッと思ったけれど、いやいや実物はとても質感が良くいい感じで、Mac Studioの隣においてあって違和感皆無です、はい。価格的にも比較的手を出しやすいし、コストに見合っている感じ。Universal Audioはちょっとコストと見合ってない感じがする。

そうそう、192kHzには未対応で24bit 96kHzまでですので、192kHzが必要な方は注意が必要です。でも、実際問題96kHzもあれば十分かと思いますが、ねぇ。192kHzものデータで作業している人ってどんだけいるんだろうか?と、思ってみたり。てことで、私的にはそこは全然問題にはならんすが、スペック至上主義な方は選ばないのかも。

それと今のところWindows11には未対応とのことですんで、どちらかというとMac向きの機材かと思います。

というか、何度か書いている通り、基本天邪鬼なんで「人気」「みんなが使っている」というワードがつくとちょい一歩引く癖があるんだよねぇ(苦笑)。するととことん調べて自分が気に入るものを探すということをするので、他の方と違う選択をすることも多い。

モニタースピーカーもYAMAHAじゃなくてTANNOY、ヘッドホンもSONYでなくてAKG、マイクもシュアーじゃなくゼンハイザーとsE Electoronicsとか。あ、TANNOYもsE ElectoronisもFocusriteもそして今回入手したAUDIENTも英国メーカーだな。そういやギターアンプもORANGEやVOXが好きだし、バイクメーカーのtriumphも好きだし・・・英国メーカーが好きなのかも(笑

あれ?なんの話だっけ・・・? あ、そうそうオーディオインターフェースの話(笑

AUDIENT iD14mkII、実際どーよ?

届いて半日ばかり手持ちのFocusrite Scarlett 2i2とあれこれ比較してとりあえずUSB DACとして比較してみてますが、USB DACとしてもクラス上ですね。はい。以下Focusrite Scarlett 2i2と比較して、ですが

  • ハッキリと違いがわかるダイナミックレンジの広さの違い
  • 立体感と生々しさと深さ
  • 解像力
  • 聴き疲れしない
  • ジャンルを選ばない脚色のない音

ヘッドホンOUTからの音とモニタースピーカーOUTの音で比べてましたが、ざっとそんな感じで価格差の価値は十分あります。そして、安定度がいい。最新のMac Studioでバチッと使えます。ドライバーというかデジタルソフトウェアミキサーがとても使い勝手がいいです。

これ、ちゃんとuniversal版(M1ネイティブ)になっていてMac Studioでもばっちり動きます!んで、使い勝手がとても良い。

てことで、AUDIENT iD14mkIIはM1 Macな方には一押し出来るオーディオインターフェース

先述の通り、Windows11には未対応、しかしM1 Macにはフル対応です。いろいろと使い勝手も抜群にいい。ミキサーが特にいい。私はMacのログイン項目に加えてMac起動時に起動するようにしました。そのぐらいいい。再生される音もかなり良い。Focusrite Scarlett 2i2よりクラス上とちゃんと言えるオーディオインターフェースです。USB DACとしてもかなりおすすめできますし、ヘッドホンアンプとしてもおすすめです。余裕のあるThunderbolt 4ポートにそのまま付属のケーブル挿して安定して使えますし。

右側の大きなノブも良い。すごく良い。押せばミュートするし、これ一つでモニタースピーカーの音量、ヘッドホンの音量、そしてDAWのスライダーやつまみとしてもサクッと使えるという優れものです。

なので、USBオーディオインターフェース+ミキサー+モニターコントローラー+DAWコントローラーとしても使えるという。うへへー。こりゃいぃ。

唯一の注意点は24bit 96kHzまでなところぐらい。先述の通り私は全く、(もう一度言います)私は全く問題になりませんが、192kHz必須な方は選択肢から外れる機材となります。つかこのクラスの機材なら十分すぎるぐらいのコスパかと思います。192kHzで本気でやっている方は10万越えのずっと上のクラスのオーディオインターフェースの方が良いだろう、とも思いますが・・・(略) てことで、96kHzまでな所はこのクラスでは実際はデメリットにはならない、てのが、個人的意見です。

他の選択肢としては、(USB2.0なので)安定した環境を整えてMOTU M4はかなり良いかと思います。が、ドライバー周りがM1にちゃんと対応できていないという声も聞きますので、Macで使う場合そこは注意と下調べが必要かと。WIndows11な方はサクッと使えるようです。

もっと予算を抑えたいならFocusrite Scarlett 2i2も良いです。個人的にはこれがデフォルトのようなイメージを持ってます。売れているのは伊達ではないです。もっと上を目指すなら10万円前後からそれ以上のインターフェースにやっぱりなる、て感じでしょうか。

てことで、Focusrite Scarlett 2i2の次に選ぶ機材としてはアリかと思います。私は超満足です(^^

あ、Focusrite Scarlett 2i2はWindows/ubuntuマシンの方に使います。

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