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昨年12月からとりあえずと無料のGoogle Workspace Essential Starterを使い始めて様子を見てんだけれど、よし!イケる!ていうか、これからはコレじゃないとダメだ!と思い腰を上げて本格利用することにした。
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エディション(プラン)を比較検討した
Google Workspaceの各エディションの細かい比較などはそれこそググればわんさと(古い記事も役に立たない記事も含めて(苦笑))出てくるのでそちらを参照してもらうとして、個人事業主がほぼ一人で使うとなると、業務内容によっては選択肢が結構ある。最大チーム人数は個人事業主の場合あまり関係ないので1人で利用した場合の人数以外のプランの比較をざっと上げておくと
- Google Workspace Individual(1130円/月、通常の@gmail利用、1TB)
- Google Workspace Essentials Starter(無料、Gmailなし自社メール利用 15GB、アカウントが増えても無料(25人まで))
- Google Workspace Enterprise Essentials(1130円/月、Gmailなし自社メール利用、1TB)
- Google Workspace Business Starter(680円/月、独自ドメインのGmail、30GB)
- Google Workspace Business Standard(1360円/月、独自ドメインのGmail、2TB)
- 参考:Google One(1300円/月、@gmail利用、※2TBプランの場合)
て感じ。もっと上のBusiness Enterprise版とか、グッと割安になるNPO向けとか、教育機関向けのeducation版とかもあるけど、ここでは割愛。2番のEssentials Starterからアップグレードできるのは同じEssentialsと名のついたEnterprise Essentialsのみで他のエディションに変える場合は一度解約が必要とのこと。数ヶ月使ってみて、思ったとこは
- 使うべきなのは確信
- Google Oneも使ってみてたが、業務で使う場合より広い連携をするWorkspaceの方が魅力大(あたりまえだが)
- スペースは2TBは多い気がするが30GBでは(私の場合)少ない。無料版の15GBで利用するにはかなり工夫が必要。
- 独自ドメインはあるので、困ってはいないが独自ドメインでのGmailはかなり使いやすいし、これまでの「メール」の概念を一気にアップデートできるのは魅力大
てことで、個人用のGoogle Oneは容量アップをせず、解約して通常にもどすことにまずは決定。あとは最後まで独自ドメインのGmailを使うかどうかで悩んだ。
独自ドメインのGmail、1人の契約だと他に独自ドメインのメールアドレスを発行できないんじゃ?
できました(笑
そこがずっと引っかかって、あちこち調べてましたが、そんな説明をしているブログなどはついぞ見つからず。GoogleのFAQでやっと見つけました。30個までメールエイリアスが作れるんじゃん!
例えば*********.comというドメインを持っていて、info@*********.comというアドレスがあったとします。それで契約すると1人じゃないですか。別に問い合わせ用にtoiawase@*********.comを作ろうと思うと2人の契約になって月額が倍になるのか?!と心配していたわけです(苦笑
違った。契約時(試用申し込み時)にはInfoは使えず、個人名などをつかったログインアカウントを設定する必要が、まずあります。つまりusadii3@*********.comとかですね。これで契約数1人。設定進めていくと「メンバー(ログインアカウント以外の人)を追加しろ」と出てきますが、1人なので無視して初期設定をすませると、管理コンソールの「ユーザー」では「0人」となってます(さらに色々と設定を済ませていくと「1人」になるので気にしない)。で、ここまできたらメールエイリアスでinfo@*********.comを設定すれば良いってことでした。なーんだ。30個まで作れるので余裕ですね。
注意点としては全てusadii3@*********.comのメールエイリアスなので受信はusadii3@*********.comになること。ラベル作って整理すればいいから問題なし。メール作成時もどちらで書くか選択可能。
設定でIMAPを許可して好きなメールアプリを使うのも可能。でも、せっかくなので私はそのままGmailでやることに(色々と連携で都合がいい)。それよりレンタルサーバーのメールサーバ使うより圧倒的に高性能なGmail機能で独自ドメインのメール使う方がはるかに便利。
独自ドメインのメールアドレスを複数人で使う、様なのは、メールエイリアスでは無理です。それは(有料版では)アカウント追加になります。
無料版以外だとGoogle Meet他も色々都合がいい
録画できるオプションが追加されたりっていうのもそうだけれど、それより相手がGoogleのアカウントを持ってない人とも、相手がブラウザさえあればWeb会議できることが、都合がいい。
他にもリモートサポートができたり、AppSeet使えたり、上位版になればなるほどセキュリティ機能も充実したりてのもあるな。うん。
というか、業務でGoogle Workspace for Education Fundamentalsを扱い、管理することになったこともあって、ある程度のエディションを自身でも使ってサービス連携やGAS、なんならGoogle AppeSeet、管理コンソール、などなどいろいろ慣れておく必要も、あったというの実はあったり。無料版と有料版では結構違いがあって、ね(苦笑)。
独自ドメインでも無料で使えるGoogle Workspace Essentials Starterはほんとおすすめ
私は必要性があったのでBusiness Standardに変えたが、独自ドメインのメールを現状のまま使う(Gmailの機能使わない)というなら、Google Workspace Essentials Starteはほんとおすすめ。25人までという縛りと15GB/人という縛りがあるけれど、チームワークができる。必要なのは独自ドメインのメールアドレスのみ。これはさ、企業内のグループで別で使ったり、サークル・団体・グループで使ったりできるってことだもんね。管理者が許せば例えばMicrosoft Teamsを採用している企業などで、とあるプロジェクト限定でGoogle Workspace Essentials Starteでグループワークすることもできるってことだもんね。
Google Workspace Business Standardを導入してのデメリット
2001年にApple iBook G3 Dual USBからずっとMacをメインに使ってきて、iPhoneやiPadが出てからというもの尚更Appleの標準メールアプリとカレンダーを使ってきたので、完全に使い勝手というか考え方自体が違っていて、慣れるのにしばらくかかりそうだということ(苦笑)。いや20年以上も当時の「メール」と「カレンダー」の機能から考え方も含めてそのままだったので、いい機会だここらでアップグレードが必要だったのだ、とももちろん思うけれど、それがデメリットといえばデメリット(というか違和感)。
iCloudのメールと個人用のGmailは引き続きMac/iPhoneの標準メールアプリを使う予定なので、メールアプリが業務用のGmailと2つになることが2つ目のデメリットかな。
ま、どちらも大したデメリットでもないけれど。
コレを機にiWorksはやめ、Microsoft Officeは予備に
Microsoft 360をまず検討する人が大半なのだと思うけれど、Officeスィートがまずありきで、それに付随したクラウドサービスを使えるという設計のMicrosoft365と、最初からクラウドを前提とした設計Google Worksのサービス群ではまるで違う。端末を選ぶVBAと、端末選ばずに動作するGAS、の様に。
価格的な単純比較はできないのだが、Microsoft 365の1.3万円/年と比べるなら機能的やレベルの面を加味して考えると近いのはGoogle WorkSpaceではBuisiness Starterの680円/月だ。年額にすると8160円/年。加えて、オリジナルメールの自前で用意するなら0円/年のEssential Starterだ。
正直、実は最初舐めていた。初期の頃のGoogleスプレッドシートはあまり使い勝手が良くなくて機能もぐっと少なくまだまだExcelの代わりにはならんなぁと思っていたのだが、最新のGoogleスプレッドシート+GASではクラウドで使うならExcelを凌駕しているじゃないか! かつてデジカメでも「まだまだフィルムの代わりにはならんなぁ」というのと全く同じ。そうね、進化していくんだもんね。くそぉ、もうちょっと早く最近のを試してみてれば(苦笑)…
さてiWorksの方はというとApple製品同士ならかなり便利なものの、やはりApple製品同士でしか使えなので、互換性の無いiWorksはコレを機にキッパリと使うことを停止。唯一keynoteだけは使うかもだけれど、まだ使ってみていないGoogleスライドが良さそうならこれも移行する予定。
Microsoft Officeは他所からくるファイルの(完全)互換性確保のためだけにとりあえず残すけれど、新たに買ったり用意したりは今後しないだろうなぁ。LibreOfficeも一部使いたい機能があるので、残すけれど、これも停止。自身で使うのはGooleドキュメントとGoogleスプレッドシートに完全移行。保存場所もGoogleドライブに移行。これに完全移行するメリットとしては端末と場所を選ばない事。LinuxでもWindowsでもMacでもAndroidでもiOSでもChromeOS Flexでも使える。無料で、(ネットが使えるなら)どこでも。
てことで、iCloudの容量契約は200GBから50GBへダウングレード、個人のGoogle Oneも解約し無料版に逆戻り、他にもクラウドサービスやサブスクリプションサービスは必要なもの意外は停止・解約、Evernoteはとうに解約して買い切りのUpNoteに移行しているし、と、色々整理してみると、コスト的にもメリットが大きくなった。
ただ、普段は全く問題のないクラウド環境だけれど、ほんと万が一のためにローカルに保管するというのは、そのうち考えておいてもいいかも。とくにGoogleスプレッドシートなんかはそのままダウンロードしても単なるリンクなので、Excel形式に変換してダウンロードとかして保管、とかいう手順が必要だったりするので、暇な時期にでもGASでどーにかするようにしますか、ね。
Google Workspace導入のお手伝いをした
と、ここまではウチが実際にGoogle Workspaceを導入して使ってみた経緯と感想ですが、さらにその後、当方の顧客である、とある教育現場に教育機関向けのgoogle workspace for education fundamentalsの導入に携わり、また最初Microsoft365を検討していたところから相談を受け、内容からNPO向けのGoogle Workspace for Nonprofitsの方が向いていると判断してお勧めし、導入と設定・管理のお手伝をしたり。
Microsoft Teamsよりはマシだけれど、それなりに導入や管理にスキルがある程度必要なので、ご自身でやる場合はあちこちでしっかり調べる必要はあります。for Education Fundamentalsやfor Nonprofitsは無償のプログラムですから要件もあり、審査もありますから、つまづくと認可されませんしね。あともう一つでお試し開始準備中。
(主に金額的な理由から)Google Oneで大丈夫じゃね?とか思ってチームの複数人で同じ一つのGoogle Oneアカウントを共有していたなんてところもありましたが、運用が破綻(^^; そりゃそーっす。Google Oneは一人用の設計なんですから。ま、これは蛇足ですが。
クラウドやチームワークツールを検討しているのなら、第一候補でいいかと思うほどです。いや、まじで。
Google Workspace 10%割引プロモーション
Google Workspaceに興味を持ってもっと詳しく知りたいと思った方はこちらから詳細をご覧いただけます。
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提供できるプランは
- Google Workspace Business Starter
- Google Workspace Business Standerd
の2つです。プランごとにプロモーションコードが違うのでどちらのプロモーションコードが必要なのかも書き添えてくださいませ。