iPad Air 6th追加した。

いやぁ、88歳の父が私のを見てて欲しくなった様で「買う」とか言い出したので、少し考えて私のiPad 10th 256GB Wi-Fi(今年3月に買ったばかり)をそのまま譲ることにした。写真が趣味の父はMac miniを使っているので安価なAndroidやFire HDタブレットとかよりiPadの方がとっつきやすかろう、と。雪が降ってきて寒いのでこたつで本を読んだりネット見たりしたかったようだ。なるほどね。わからんでもない(苦笑)。

譲ってしまうと私のがなくなるので私用にとiPad Air 6th 128GB Wi-Fiをポチった、という訳だ。なんのことはないiPad Air 6th 128GB Wi-Fiが自分にはぴったりだなぁと思いつつも、iPad Air 6thが出る2ヶ月前の今年3月にiPad 10thを買ったばかりだったので流石に自分自身にも言い訳できなかったが、これで言い訳もたつ(笑)。

来年2025春頃にはM4チップ搭載の新型iPad Air 7thが出るかも?な噂もあるがそれまでまって価格高くなってがっかりみたいなのも嫌だし、というか数ヶ月iPadが無い状態は業務的にも困るので、素直に今年のモデルを買った(初売りだと10000円のギフトカードがもらえる様だけれど、Apple Storeで10000円のギフトカード使ってなにかを買う予定がないんだよなぁ。無理してギフトカードに足してさらに散財するのもアレなのでちょい後ろ髪ひかれつつ年末にポチった。もちろん何か買う予定がある方は絶対に初売りの方がいいかとは思います(苦笑))。

iPad 10th 256GB Wi-Fi と iPad 6th 128GB Wi-Fiの比較

比較、といってもすでにあちこちに上がっているので、ここでは個人的な比較になるのだが

iPad Air 6thiPad 10th
CPUM2A14 Bionic
Memory8GB8GB
USB-C3.2 Gen2 (10Gbps)2.0
Apple Intelligence対応非対応
表示P3の広色域sRGB
メディアエンジンハードウェアアクセラレーテッドH.264およびHEVC
ビデオデコードエンジン
ビデオエンコードエンジン
なし
Wi-FiWi-Fi 6EWi-Fi6
厚み6.1mm7mm
重量462g477g
発売時期2024.52022.10

ざっとこんな感じ。CPUが大きく違う。A14からM2だからね、結構違う。搭載Memoryは同じだがアクセス帯域も違うので、ね。Logic ProをiPadでも使う私はここが一番重要で、最近アップデートされたLogic Pro for iPadはM1以上の方がより快適に使えるとのことなので、どうしようか悩んでいたのだ。ほいほい買える価格帯ではないしねぇ。

日本ではまだ本格利用ができないがApple Intelligence対応も用意しておきたかったのも一つ。うちではまだWi-Fi6だがWi-Fi6EかWi-Fi7のWi-Fiルータのいいのが出れば買い替える予定ではあるのでWi-Fi6E対応はあって損はない。

加えてここはあまり触れているところが少ないが、iPad 10thのUSB-CはUSB2.0のままなのだが、iPad Air 6thのUSB-CはUSB3.2 Gen2(10Gbps)と実は大きく違う。USB-Cを使って何かをしようとするときに大きなメリットになる。USBオーディオインターフェースを繋いで使うにもUSB2.0でも支障はないのだけれど、外部ストレージを使うなんてときには大きく速度が違うからね。

最後にもう一つ。ここも触れているところは少ないが発売時期だ。2年の差がある。つまりはiPadOSのバージョンのサポートがより長い間サポートされるってこと。そこまで長く使うかどうかはさておき、手放したり譲ったりするときにもね「iPadOS △△までですがまだ使えます(iPadOS ⚪︎⚪︎には非対応)」てのと「最新のiPadOS⚪︎⚪︎です」ってのでは価値が違ってくるからね。

128GBがちょうどよかったし、Wi-FiモデルでOK

届いたので2台並べてiPadからiPad Airへ移行しながらセットアップ中(ちなみに、一度失敗。最初からやり直してApple IDとか途中の設定全てスキップしてとにかく設定アプリを開ける様にして、iPadOSをアップデートをすませて、それからiPad 10thから移行、としないとうまくいかんかった)。

iPad 10th 256GB Wi-Fiを入手したときにも書いたが、私のiPadの使い方(Mac StudioとiPhoneの補完的役割)だと128GBがベストな容量だったりする。クラウドもいくつか使っているし、OfficeにはNASもUbuntuサーバもある。iPad本体だけに保存しておくデータというのは意外にそこまで多くなく、Logic Proの作業時/録音時のデータと、Kindleデータ、あと必要に応じてAmazon Primeビデオがいくつかダウンロードできればいいぐらい。64GBだと少ないが256GBは多くて、128GBでちょうど、だ。いや、多い分には困らないのだけれど、入手時に価格が結構違うからねぇ。今回は新規入手だったので当初から予定していた128GBになった、と。

あと、Wi-Fiモデルにしたのもセルラーモデルとの本体の価格差26,000円にもなるからだ。セルラー機能が付いただけで26,000円の価格差は正直高いと思う。たとえば私はIIJmioのギガデータプラン5GBプランで990円/月にして、端末セットでモバイルWi-FiルータNEC Aterm MP02LN SAを110円で入手した。26,000円と110円だ。モバイルルータ+iPadにはなるけれど実際に使ってみているとそこまで手間でもないしそこまでスマートさが失われるわけでもない。むしろiPadだけではなくUbuntuマシンのThinkPad X13もWi-Fiに繋げるし、個人的にはメリットが大きい。iPhone 15もメインの回線はSoftBankなもののモバイル通信用にeSIMでIIJmio(5GB)も入れて2回線でつかっているのと、事務所用にAndroidスマホもIIJmio(2GB)にしているので、IIJmioのグループを設定してパケット量を合わせて12GB使える様になっている(もちろんあまった容量は翌月に繰り越せる)。ちなみに「iPhoneのeSIM契約のパケット容量をUPしてiPhoneでテザリングではダメなの?」と思うかもしれない。いや実は今年の初めぐらいまではそうしていた。が、iPhoneでテザリングでやっていると、途中でテザリングが切れたり、電話を使うとテザリングが使えなかったりする場合があって、なかなか不便な経験をしたのでモバイルWi-Fiルータに切り替えたという経緯がある。ちょっとした使い方ならテザリングでもじゅうぶんなんだけれど、本格的にInternetに接続して使うにはやっぱりiPadセルラーモデルにするか、モバイルWi-FIルータを用意するかの方がいい。

あ、そういえばすっかり忘れていたのだけれどiPad Air 6thだとバッテリーの状態がより詳細にわかる様になり、且つ、最大充電容量も設定できる。

Screenshot

iPad 10thではこの情報がわからんのでAppleサポートにオンラインでバッテリー状況を問い合わせるか、ゴニョゴニョして調べるかしかなかった。充電も80%固定ではあるけれど、上限が設定できる様になっているのは嬉しい。通常はこの状態で使っていればバッテリーのヘタリを最小限にすることができるようになるのもiPad 10thにはない設定なので嬉しい。

余談)ところで、iPad Air 6th用のフィルムとケースが欲しいんだが、最近Amazonの配送が遅くて週末注文だと翌週月曜日とかになるんだよなぁ。かといって他サイトだと同じものが倍近くの価格つけてるし・・・。大人しく数日待つか。。。(ぶつぶつ・・・)

iPad 10thとiPad Air 6th (11inch)とiPad Air 5th のどれを選ぶ?

あくまで電脳-煩悩的な考えだけれど一応書いておく。

iPad ProとiPad miniに関してはサイズやスペックから目的がはっきりしているだろうし、多分悩むのはiPad 10thとiPad Air 6th (11inch) と、それに加えて型落ちのiPad Air 5thかなと想像する。

まず、iPad Air 6thとiPad 10thだけれど、これは使い方とコストで選んでいいかと思う。イラスト・漫画などの絵を描く、DAW使う、動画編集するなどのクリエイティブな使い方をする場合と重めのゲームをする場合はちょいと無理してでも後から後悔するより最初からiPad Air 6thを選んだ方がいい。それ以外のライトな使い方をするならiPad 10th 64GBでじゅうぶん快適だ。ちなみにKindleなど電子本を読んだり動画をダウンロードしてみる場合は128GBモデル以上を選ぶのをお勧めするのだが、これがipadの場合64GBの上が256GBになり、iPad Air 6thの128GBとあまり変わらない価格になってくるのでなかなかに悩ましくはあるのだが、その場合はスペックを取るか容量を取るかでいいかとも思う。急いでいないなら来年2025に出る予定のiPad 11thまで待つという手もある。

iPad Air 5thとiPad Air 6thだが前者がM1チップで後者がM2チップなくらいの違いだが一番安価なモデルが前者64GB、後者が128GBなのでそこが判断の分かれ道になるかと思う。個人的見解だが、価格でiPad Air 5th 64GBを選ぶくらいならさらに5.8万円と安価なiPad 10th 64GBの方をお勧めする。iPad Air 5th 256GBが実売8.7万円、iPad Air 6th 128GBが実売9.1万円、iPad Air 6th 256GBが10.8万円なのでM1かM2のどちらかのチップ搭載が欲しのなら容量とコスパを重視するならiPad Air 5th 256GB、より長い期間のサポートとM2パワーを重視するならiPad Air 6th 128/256GB、かな。

ちなみに、だが、iPad 10th 256GB Wi-FiからiPad Air 6th 128GB Wi-Fiに換えた感想は「あぁ、アレが使える様になった♪」というのが増えるだけといわれればそうで、外観とか操作感とか普通のアプリや操作で体感できる処理速度の差はなどは感じず、ほぼ全く変わらないのでそういう差が出るアプリなどを使わない場合には全く感動とか喜びとかは無い(苦笑)。逆にそういうアプリを使わない限りはiPad 10thで「じゅうぶんじゅうぶん」と思っていることも事実。これは例えば最上位のiPad Proとて同じことでiPad 10thでじゅうぶんな使い方しかしない方が上位機種買っても(特にiPadなんてほぼ見た目かわらんのだし見栄など張れるわけでもないだし)単なる無駄遣いになることは書いておく。

【追記】2025.1.14

買い替えてから2週間経ったので改めて感想を。先述したことではあるがやはりiPad 10thと比べて

  • M2パワーを必要とするアプリ
  • USB3 の速度での有線通信

この2つ以外全くと言っていいほど違いは無い(苦笑)。体感できる違いもほぼ無いのも実感。ので、USB-Cでの速度とM2パワーを必要とするアプリを使わないのであれば現状ではiPad 10thでじゅうぶんだと改めて実感したことを追記しておきます。

そんなわけで

期せずして急遽iPad Air 6thをポチって父にiPad 10thを譲ったのだが、父、最近すこし物忘れが激しくなってきたけれど、いつまでiPadつかえるかなぁ(遠い目…)
主に小説を読みたいってことだったので、江戸川乱歩全集とか横溝正史とかミステリー系をいくつか用意してあげたら、気に入ってこたつでずっと読んでるので、ま、良いかな。

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