XPの反省をどこまで生かせるか MSのWindows 7 EOS対策 – ITmedia なんて記事が上がっていた。読んでみて違和感。何かが違うというかズレていると感じる。そぉいや私はMicrosoft Officeをどうするかしばらく考えていた。というエントリーを昨年の秋にした。
そもそも、Microsoft Office Suite製品そのものがもう時代に合っていないんだね、と、はっきり思った。
2012年のこんな記事がある。いよいよMicrosoft Office離れが始まった–タブレットが紙+プリンタを駆逐 …
それが現実のものとなった。クラウドとタブレットがあればビジネスがなりたつ時代になった。小さい事務所にリースでいれたパソコンデスクにおさまったドーンとでかいデスクトップPCを指一本ずつで押して使ってたようなところはいまなら多分iPadで十分。特殊な業務をするところでない限りパソコンなんてもう使わなくて済む。
昨日の私のエントリーで「MS-DOSというのはアプリケーションというのを自由に組み込めばいいだけなんだってよ!すげー」と思ったとかいたが、パソコン全盛期の第二期は「ワープロと表計算があれば仕事はかどるんだってよ!てか必須!」だったのだと言える。そして今はタブレットの世代。ワープロすら要らない。表計算で自分でちょいちょいとマクロ組んでやってたようなことはそういうアプリがあったりするので表計算そのものが要らなくなって来ている。lotus123が終わったように。一太郎が日本語ワープロから製本やPDF書類制作にシフトして生き残りを模索しているように。
高度にVBAで組まれたエクセル書類というかアプリケーションは他ので代用できるだろうし、どうしても都度カスタマイズしたものを作らなければならないようなところはそもそもパソコンが必須だろうから、そういうところではフリーのLibreOfficeで十二分に対応できる。
そう、まだ、どうしてもOffic Suite製品が必要だってところにはLibreOfficeがある。LibreOfficeの最新版6.0は本当に良く、十分に使い物になる。ver4.xの頃から「いけるかも!」と思っていたがver5.xで「完全にいける!」にかわり、最新版では「あぁ、これで十分じゃん、十二分じゃん!」になった。過去に作ったVBAの資産も多少の手直しで使えることも確認出来た。
LibreOffice、本当にいいっすよ。まだつかってみたことがない人はぜひ試してみてほしい。Windows版なら1ファイルダウンロードしてInstallするだけ。Mac版なら本体と日本語化パッチの2つ。もちろんLinux版もある。互換性考えるならもうこちらをデファクトスタンダードにしたらいんじゃねーかと思うくらい。
Microsoft Officeが必須だったのは、もうすでに過去のものとなったのだ、と、ハッキリ思ったのでした。うん。