カッとしてRAIDケースポチる。

ORICOのHDDケースがダメダメだった

写真左の透明な3.5inch HDDケース、ORICOのHDDケースだが、これがなんとも微妙だった。それまではSeagateのUSB外付けHDDの中身を入れ替えて使ってたがこれがなかなか出来が良くって問題なくTimeMachineで動作していたのだが、つい人に譲ってしまって、トランスルーセントなHDDケースを購入したのが間違い。ORICOのHDDケースは本当に物によって当たり外れが大きすぎるねぇ。。。各種制御チップの出来のせいなんだろうけど「不正な取り出し」警告が頻発。一部データが破損したりと実害もでたりでカッとして「ええい!捨てちまえこんなもの!買い替えだ買い替え!RAID1にしちゃる!」

 

RAID HDDケースポチる

ラトックシステムのRS-EC32-U3RWSX。HDD2台でRAID0,RAID1,JBOD,シングルモードの4つのモード。いや、もっと安い、玄人志向のとかNOVACのとかLogitecのとかもあったんだけど、Logitecのは基本的にテレビの録画向けだったり、どれも放熱が?だったり、ググってみるとTimeMachineでは電源管理が仇となって「不正な取り出し」頻発だったりとかいう記事があったりで、Macではラトックシステムのを愛用しているとかいう記事がいくつかみられたので、実売6000円切るのが多い中、これは8400円(でも元は14000円)。

安いのはファンはついているもののプラケースで常時稼働や放熱をあまり考えられてない感じだが、ラトックシステムのはちゃんと側面が内側までアルミで

こんな凸凹が刻んであり、なんちゃってアルミ放熱(側にアルミが使われてはいるが内側プラだったりでなんじゃそりゃなケースもある)ではなくて、ちゃんと考えられている。ファンも小さいながら静かで温度管理ができる優れもの。

RAID監視マネージャー

ラトックシステムのサイトからダウンロードできる、RAID監視マネージャー。これがなかなか使い勝手がいい。RAID作成もリビルドもS.M.A.R.T情報(本機ではS.M.A.R.T情報未対応、温度と健康状態の表示もMacの場合で本機では未対応)もログも見られる。

RAID1なんでHDDはメーカー混在とする、うん。

よく見ると気がつくと思うけど、HDDは違うものがさしてある(笑)。よくRAIDでは同じ型番の同じサイズのものを推奨とある。中にはこんな知った風な記事をかいているところがある(どことは書かないが)。

NASは24時間動き続けるため、通常のHDDではなく「WD Red」などのNAS用HDDを選ぶことが大切です。WD Redは、NAS向けの専用ファームウェアを搭載し、連続稼働でNASに籠もりがちな熱にも耐える設計となっています。なお、DS216jをRAID構成で運用したい場合は、同じ容量のHDDが2台必要です。

うーん。。。それ業務用のNASの話ね(しかもそれを書いている対象は家庭用のNASで記事内容もよくわかってないんだろうな、このひとってな内容、ま、基本アフィリエイトサイトなんだろうが)。
RAID0とかのストライピングならいざ知らず、RAID1ならそこまで神経質にならんでもいいかと思うです、うん。できれば仕様ぐらいは合わせておいた方がいいかとは思うけど。てことでそれまで使ってた普通の厚みのWD Blue 3TBのHDDと、薄型になったSeagateの3TBのHDDを買い足してRAID1、です。ラトックシステムのサイトには「薄型非対応」と書いてますが、入り口部にフォーム状の断衝材でちょうどいい厚みのがあったので詰めて対応。グラグラしなけりゃOK。一応気分的にその新たらしいHDDの方をマスターに。そんで、どちらもRAID用ではない普通の安くなってるHDDです。ケースさえしっかりしていれば、そんで用途がバックアップなら、そこまで発熱しないです。はい。ていうかこれまでもHDD1ドライブで24h稼働してましたけど、問題出たことないです(苦笑)。2台になることでより発熱するのをどう処理するのかされるのかを把握すりゃいいだけなんで。知識だけの受け売りと、実体験や経験はちがうって事です。ちょっと心配なのは片方SeagateのHDDって事ぐらい(私感ではWDより故障率多いイメージ)

そうそう、話をもどすと、TimeMachineのため電源は連動をOFFにしました(それでも多少省電力にはなる)。

USB3.0のRAID1とiMac内蔵HDDの速度比較

内蔵HDDです。

USB3.0接続のRAID1は

SATA接続よりUSB3.0の方が早いですね(苦笑 ただ立ち上がりは内蔵の方が反応がいいです。ま、これだけ速度が出てれば十分ですねー。バックアップも早いってことです。

TimeMachine用というか用途によってはHDDケースの相性は様々

RS-EC32-U3RWSX、非常に安定していますね。変なメッセージは一切出ません。TimeMachineにはもってこいな感じです。さらにRAID1なので安心感はこれまでの倍。ミラーリングで2重にバックアップとれるという安心感の他に、RAID1なので最悪HDD取り出してそのまま繋げば使えるという安心感。某所のBuffalo TeraStationを廃止しubuntu serverに切替える。のところでも書いたけど、個人や小規模なところではNASでRAID6とかよりUSB接続のRAID1の方がずっと使い勝手がいいんじゃないかとつくづく思います。はっきり書けばそれ以上はオーバースペック(ま、業種にもよるでしょうけど)。

(つーか、BuffaloのNAS、ほんとあまりいい話を聞かないなぁ・・・。一番の問題はサポートが全く無いも同然なことなんだろうけど。まぁ、Buffaloは昔からそうだったからね。よくBuffaloのNASを本気の業務で使おうと思うなぁって感じです、うん。技術者がいれば、ま、使えはするんでしょうけど、ね。)

それからHDDケース全般に言えることですけど、電源連動機能が曲者で、これがうまくいく組み合わせとダメな組み合わせがあるんですよねぇーえ。USBの制御チップなのか電源周りの制御のつくりなのか。REGZAでも組み合わせによっては「HDDが接続されていなかったため録画できませんでした」てなことが頻発したりしますし。最初に書いた、TimeMachineでの不具合がでたりします。単にデータをいれる外付けHDDなら正直なんでもいいんで安いのでいいかと思いますけど、シビアな使い方するなら放熱だったり、制御チップだったり、電源連動OFFがあったりな上位機種を選ぶ方がいいかと思います。かつ、ちゃんとググって評判をあちこちでリサーチすることも大切だな、と。


3 thoughts on “カッとしてRAIDケースポチる。”

  1. ORIC●はダメですよねぇ、、、
    私も前のMBPのWindowsブートキャンプ先SSDの入れ物として使いましたが、USB側抜き差しの度に認識しなくて、毎回ケース開けてSSD挿し直しで起動。でしたし、やっぱ安かろう〜な感じ。
    Buffal●はNAS使ったことないけど、15年前くらい前に買ったルータがマジカスだったから未だにネットワーク製品買うつもりにならないすね。
    (投げ売りしてたHDDをTV録画用に使ってるのは意外と良い仕事してるけど)

    1. ちわっす。

      BuffaloのRouterは昔から評判よくないですね。メルコ時代からBuffaloは兎に角基本売りっぱなし。サポート体制が全くできてなくて、なおさらそういう評価になるのでしょうねぇ。ものはい・・・いや、よくないな(苦笑)
      メルコHDの傘下のBuffaloもCFD販売も玄人志向も、兎に角「余計なコストをかけない」のが基本となり、それは「サポート」も余計なコストというのがメルコHDの基本的な考え方なんでしょうねぇ。平たく言えばうりっぱなし。

      あらゆるハード・ソフトのメーカーのサポートに電話なりメールなりで連絡をとりましたが、メルコHD傘下のサポートは・・・(略)。これで日本企業と言えんのか?と思うことしばしば。。。(略)

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