バカみたいに忙しくてネタはあったのになかなか更新出来ませんでした(^^; てことで3月前半〜 中盤のネタ
DAWでつかうUSBオーディオインターフェースは、Focusrite scarlet 2i2を使ったのち、USBオーディオインターフェース付きのアナログミキサーYAMAHA MG10FX→Mackie ProFX10v3と切り替えてきたのだけれど、これ一つで万事OKと思いきや、そうでもないのね・・・。
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万能ではないUSBオーディオインターフェース付アナログミキサー
YAMAHA MG10FXを買い替えたのの一番の理由は定期的におかしくなり電源の入れ直しが必要になることと、録音した音が今ひとつだったことと、使い勝手が悪いと思えるところが出てきたこと。それでMackie PfoFX10 v3に買い替えて、安定度と使い勝手、そしてカラオケ遊びでのワンノブコンプの効きはとてもよく満足してたんだけど、DAWで使うときの録音でちょっと躓くところがあった。
うまく理解できないところがあったのでMackieサポートに問い合わせてみた
質問内容:
・Logic Pro 10.6.1
・USBオーディオインターフェースとしてマイクからの録音をしたい
・録音自体は出来る、マイクの音も正常に拾えている
・他の動作には問題がない
・9/10はUSB3/4をON
という状態で、Logic Proで作っている楽曲を流してそれに合わせて歌ったりしてマイクの音を録音した場合はどうすれば良いのでしょうか?
Yamahaの同等機種の場合には切り替えるボタンがあったし、ForcusriteのUSBオーディオインターフェースではモニター用のヘッドホン端子があったのですが、ProFX10v3で録音しようと思うと、Logic Proで再生した音までミックスされて録音されてしまいます。Logicのメトロノームの音まで一緒に録音されます。
回答内容:
Mackie ProFX10v3のUSB3-4チャンネルはMAIN OUTに出力されてしまいます。
Mackie ProFX10v3のMAIN OUT=USB出力ですので上記状態が正常な状態です。
Logicでミックスした音源を聞きながら、Mackie ProFX10v3のアナログ音源のみLogicで録音されたい場合は下記設定を行ってください。※Logicからの音源をMackie ProFX10v3のUSB1-2にアサインする
アサイン方法は以下の通りです。
MacのFinder→アプリケーション→Audio MIDI設定→オーディオ装置→入力出力共にProFX10v3を選択
→スピーカーを構成で左フロントAnalog1、右フロントAnalog2を設定
上記設定後※1を設定してください。
【※1:ProFX10��3の「TO PHONES」を押した状態】
CH11/12のUSB3-4は突き出た状態に設定しヘッドホンをPHONES端子に接続
ヘッドホンから聞こえてくる音声はProFX10v3のch1〜ch9/10に接続した音源と、MacからUSB1-2(Analog1,2)にアサインした音源のみが聞こえます。
ステレオミニ端子(CH11/12)、およびUSB3-4にアサインしたPCからの音源はヘッドホンから聞こえません。
またUSB1-2(Analog1,2)にアサインした音源はProFX10v3のMAIN OUTからは出力されません。
これはMAIN OUT=USB L/R OUTの為、USB1-2→Mac→USB1-2→Mac・・・・という無限ループ(ハウリング)を防ぐための機能です。
またお客様のようにLogicで再生した音を再度Logicに戻すことを防ぐが所以の仕様です。スピーカーから上記音を聞きたい場合は、スピーカーをMAIN OUTではなく、CONTROL ROOM OUTに接続してください。
ヘッドホンと同じ音がスピーカーから聞こえてきます。【※2:ProFX10v3の「TO PHONES」が突き出た状態】
Mackieサポートより
MAIN OUTの音、(ProFX10v3→USB L/R出力)がヘッドホンとMAIN OUTからステレオで聞くことができます。
Macの設定でUSB3-4(Analog3,4)にアサインしてください。
USB1-2(Analog1,2)にアサインした音源はヘッドホンからもMAIN OUTからも聞くことができません。
USB3-4(Analog3,4)にアサインされた音源はMAIN OUTからも聞こえますが、再度Logicへ戻ってしまいます。
ふむふむ。Yamaha MG10FXはUSB IN 1/2、USB OUT1/2だったのだけれど、Mackie ProFX10v3はUSB OUTが1/2、3/4とあるのでちょっとわかりにくかったが、そういうことね。なるほど。でも・・・
それでもダメだった
確かに、Mackieサポートからの回答の通りにすれば録音は可能となるのだが・・・ミキサーのゲインは効くがLEVELが無視されるのね。ヘッドホンでモニターする音量のバランスもとれない。つか、録音の度にミキサーの設定を一部だけじゃなくあちこち変えないと・・・ダメじゃん(苦笑)。
でも、ミキサーとしては使いやすいのでこれはUSBオーディオインターフェースとしてみなさなけりゃ良いのだな、と、思い至って、新たにUSBオーディオインターフェースを買い足すことに(^^;
KOMLETE AUDIO 2
最初、また、Focusrite scarlet 2i2(第3世代)を買おうと思って調べてたらKOMPLETE AUDIO 2の存在をしりました。評判もなかなか良いようで、scarlet 2i2と同じ構成でこちらはscarlet soloと同等の価格ですね。コスパいいじゃん!しかもちゃんとしたレベルメーターがあってこちらの方使い勝手が良い。大きさも、コンパクトなFocusrite scarletと同じくコンパクト。あちこちのブログでも音質の評価も上々で少なくともscarletと同等の音質はありそうだ、てことでダメならscarlet 2i2かSoloに買い直すことにして、まずはこちらを購入してみることに。
・・・実は最初使い物にならない!と返品手続きをしました。USBケーブルを繋ぐと本体から高周波が「キーン」となりだしてどうしようもない。これじゃ使えないと思ったのですが、ふと、手持ちの高品質なUSBケーブルに替えたらピタッと止まります。付属USBケーブルが不評なレビューが多いですが、なるほどね、です(苦笑)。うちは手持ちがありましたが、ない方はUSBケーブルは別途用意した方がいいです。
ちゃんとしたUSBケーブルに替えて試してみると、十二分に使い物になりますね。つまみなどは流石にプラスチッキーですが、全体の感じは安っぽさは少なく「カッコいい」の方が強いかな。音がいいのはあちこちのブログ記事の通りです。
Mackie ProFX10v3で使いにくかった録音はこれがあるおかげで録音はKOMPLETE AUDIO 2のUSB IN 1/2、モニターするのはMackie ProFXv3のUSB OUTと分けられて、遅延もなし。演者はLogicの音を聞きながら自身の音もちゃんとバランスとって聞けて、録音自体はちゃんとしたゲインと音質で録音。結果、なかなかいい環境に落ち着きました。ふぅ。
sE X1Sも追加
アコギ内蔵のピックアップの音も良いんですけど、sE X1で拾った音の方がもちろんリアルなのと、KOMPLETE AUDIO 2のおかげで録音環境が良い感じになったのでsE X1に追加してsE X1Sを入手しギター用にsE X1、ボーカル用にsE X1S。
ずっとsE X1を使ってきたのではっきり言えますが、sE X1Sはかなり良いですね〜。そんなに変わらないかなと思ってましたが、sE X1より全体的にレベルアップしてますね。追加してよかった(^^