DJI Air 2s 自分でDIPSに飛行申請し許可おりた

DIPSにて飛行申請を自分でしてみました。現在のフライト経験は20h(その内、目視外飛行は練習で10h)。内容的には「目視外飛行」と「人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行」の2つ。なので問題はないかと思いますが、さて。。。

DIPS申請自体は簡単だが、一覧に無い機体の場合はちょっと難儀する

巷に溢れているDIPS申請の情報を頼りに、自身でもできるか、まずはトライ。DIPSの機体一覧にDJI Air 2sが登録されていればなんの苦労もないのだが、新しい機体のために一覧には無い。ので、いろいろと調べながら「目視外飛行」と「人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行」がクリアできるようにプロペラガードの写真なども追加登録していき、1回目申請してみると・・・

数日後修正指示が来る

修正指示がメールで届きました。要するに一覧に無い機体なのでこんな修正指示が

「総武されたプロペラガードが第三者及び物件に接触した際に危害を軽減できるかご確認いただき、その旨改造概要欄に記載して下さい。または適合性において代替文書への変更をご検討ください)」

ふむ・・・。DJI Air 2sはDJI Mavic Air2の新型機でサイズは一緒。重量は誤差範囲の違い。安全性能はAir 2sの方が上。プロペラガードなどのオプションパーツは同一。且つ、DJI Mavic Air2はDIPSの一覧に登録されてありDJIオプションのプロペラガードもOKなんだが、一覧に無いというだけで同じだと思われる条件のプロペラガード安全性の根拠を示せ、という訳だ。

代替文書への変更してしまおうかとも思ったが、ちょいとそのお役所仕事の対応に引っかかったので、改造機にし、プロペラガードを付け、安全性の根拠に「だって、許可おりてるDJI Mavic Air2と一緒でしょ?」的なことを書いて修正し申請あげてみたら、やっぱりダメ(苦笑)で「一緒だという考察より根拠を」的な内容。

行政書士がDIPSの申請登録で「DJI Air 2sでも許可申請実績多数!」なんて謳い文句で広告がわんさと出ているが、プロペラガードのところは一体どうなっているんだろう? もしくは自分でDIPS申請通った方でプロペラガードのところが問題なかった方はどーやったのだろう・・・(だれか教えてください(泣))

あきらめて、修正指示の内容通りに「代替文書のへの変更」をして申請し直した。

さらに数日後にやっと申請が通って許可証もらえた

メールで許可しましたよ、と連絡が来たのでDIPSにログインしたらPDFと電子認証の書類一式がダウンロードできる様になってました。早速ダウンロードしてPDFは印刷してラミネートして携帯。尚且つダウンロードしたフォルダごとiCloudにアップしてiPhoneでもiPadでもどこでも取り出せる様に。ほっ・・・・。

FISSにも登録する

DIPSの許可申請が通ったのでもちろんFISSにも登録。こちらは超簡単。且つ便利。(書くことが無いのでまるっと端折るけれど、ググればいっぱい解説出てきます)

ふぅ・・・これで、やっと、DJI Air 2sを飛ばせる条件が増えた♪ 気を引き締めて安全にフライトします!

DJI Camp スペシャリストにトライする!

実際にドローンを飛ばしていると、思ってる以上に注目を浴びるので、許可証だけではなく、やっぱり第三者に何かしらの掲示できる認定カード的なものもあった方がいいなぁと実感。色々調べてみると、なんの役に立つのか全くわからん「ドローン検定」(学科のみならかなり安価、簡単、でも学科のみの意味わからん)、JUIDA(25万もかかる)、DPA(30万! でも内容は充実)、そしてDJI Camp スペシャリスト(安価だがある程度の飛行経験とある程度の技術が前もって必要)とある。内容的にはDPAかDJI Campが良さそうだが、加えて、来年には機体は登録制になり飛ばすには免許が要る様になるらしいこともあるので、残り少ない期間で来年どーなるか定かでない時期に、JUIDAもDPAもあまりにも高すぎてるので、意味を見出せないドローン検定も除くと残るはDJI Camp。てことで今月のDJI Campにトライしてみようと思います。うん。

DJI Camp スペシャリスト講習では特殊飛行訓練も追加できるので、自分ではなかなか訓練が難しいのと認定カードに「夜間飛行」が追加になってた方が信頼度は上がるかも、というのがあって「夜間飛行」の特殊訓練を追加。無事DJI Camp スペシャリストが通ったら「夜間飛行」追加してDIPSの申請をしなおそうかと、目論んでおります。(予定)

参考:その後の関連主要記事

8 thoughts on “DJI Air 2s 自分でDIPSに飛行申請し許可おりた”

  1. はじめまして!コメント失礼します!
    こちらは同じメーカーの小型機ですが同じく申請をして同じ理由で通らなかった者です…

    メーカーさんに確認してサポートセンターとのやり取り画面をスクショしてもダメでした笑
    最近では純正プロペラガードでは逆に通りにくいのでは?と個人的には考えております。

    もし可能であればお伺いしたいのですが、ブログ内の”代替文書”とは補助者を配置の事でしょうか。不勉強で申し訳ないのですがご教示頂けますと助かりますm(__)m

    なお、当方も来月AIR2Sを購入しますので楽しみです。
    こちらも申請どうなる事やらですが(^^;

    1. lightningさん、コメントありがとうございます。

      > もし可能であればお伺いしたいのですが、ブログ内の”代替文書”とは補助者を配置の事でしょうか。

      そうですそうです。そんな選択肢もあるよ、と、担当者から指示があるので、つまり「これなら通すよ」ってことかと思います。

      プロペラガードに関しては機体一覧に載っているモノは大丈夫ですけれど、一覧に載っていない機体は、なにか実験でもして安全を証明しない限り通らないのかもですね。純正だろうが、非純正のフルカバータイプだろうが、機体一覧にのってねーんだから、自身で証明せよってことなんだと理解しています。この辺、過去の記事や話などをみたり聞いたりしていると、以前は通ってたようなんですが、最近厳しくなったのかも、とか思ってます。

      まぁ、そろそろ、DJI Air 2sも機体登録される頃かと思います。来月購入なら機体登録されていて、すんなり行くかも、ですよ!

  2. ご丁寧な返信ありがとうございます!とても参考になりました!
    今回はmavic miniに海外版バッテリーを搭載した249gでの利用を想定した申請でしたので機体としては一覧には載っているのですがペラガード付き写真でもダメでした笑

    憶測ですが、ノーマルの199gなら通ったのかも?しれませんね。
    重量増となると純正のペラガードでは第三者への損害を軽減する根拠が弱くなってしまうのかもしれません。

    とはいえ海外版と日本版で別のペラガードを使ってるとは思えませんがね…

    大人しく私も代替文書の方での申請を行いたいと思います。
    ただチャレンジしたい気持ちもあるのでもし突破口が判明しましたら、
    またこっそりとお邪魔させて頂きます。

    この度はありがとうございました!
    ちなみにgromいいですね。
    同じ車格で私は古い川崎のKSR80に乗っています♪

    1. lightningさん、コメントありがとうございます。

      > 今回はmavic miniに海外版バッテリーを搭載した249gでの利用を想定した申請

      あ、私もDJI mini2+海外版バッテリーで申請しようかと思ってましたが、思いとどまりました(苦笑)改造機になるので面倒そうだなぁというのが理由です。それより来期までは200g以下の恩恵を受けられる方がメリット大きいなと判断しました。

      > 機体としては一覧には載っているのですがペラガード付き写真でもダメでした笑

      これですが、Mavic miniは200g以下の機体なのでDIPSの「ホームページ掲載無人航空機」の一覧には無いはずです、というかありません(あれ?と思って確認しました)。もちろんDJI mini2も同じ理由で掲載はありませんです。これをDIPS登録する場合は先述の様に(本来の仕様と違うバッテリーの使用して重量も変わる為に)改造機になるので、より厳しい審査になろうかと思います。プロペラガードのメーカーや質の問題ではなく、(重量変更に伴う影響も加味して)とになく安全性を証明した書類を添付せよ、ということかと思います。ま、この辺りになるとどうやって個人で科学的にそれを証明すればというか航空局が納得する書類を作れるのだろう?という問題になってくるので実際には難しいという話だろうと、残念ですが。

      DJI Air 2sはDJI mini2やDJI Mavic miniとは違い、先のコメント返信の通り、新しい機体なのでまだDIPSの「ホームページ掲載無人航空機」の一覧には載ってない、でもMavic Air2が3ヶ月後に掲載されたこともあるので、そろそかも、とか思ってたりしてる、です。

  3. はじめまして!
    Air 2Sを発売早々に買って、期限内だった許可を書き換え、Air 2Sを新規登録したところ、通ったのですが、期限切れたので再度申請したところ、同じくプロペラガードの指摘を受けました。

    今でもAir 2Sは機体登録されてませんでした。

    事務局にプロペラガードが第三者及び物件に接触した際に危害を軽減できるかご確認いただき、その旨改造概要欄に記載して下さい。または適合性において代替文書への変更をご検討ください)とはどういう意味か直接聞いてみるのが早いんですかね?

    1. kkさん、こんにちは。

      > (プロペラガードが第三者及び物件に接触した際に危害を軽減できるかご確認いただき、その旨改造概要欄に記載して下さい。または適合性において代替文書への変更をご検討ください)とはどういう意味か直接聞いてみる

      聞きましたが、教えてくれません。担当者が変わったんでしょうか?いかにもお役所仕事で、却下はするが、ではどうすればプロペラガードとして認められるのか、どういう実験をすれば「第三者及び物件に接触した際に危害を軽減できるかご確認」されるのかは教えてくれません。第三者に協力いただき実験するにしても何をもって軽減するのか。つまり言われた通りのことをやろうとするとプロペラガード無しで実際にぶつけてどのくらいの怪我をし、プロペラガードをつけたときにはどのくらいの怪我ですんだのか。もしくはプロペラの破壊力を数値・数式で示して、プロペラガードの時の衝撃の数値・数式をしめせ、とでも言っているかのようです。そうでなければしっかりしたプロペラガードが付いていれば写真をみれば危害を軽減できるのは明白なのですから、写真だけでは、同等機種のDJI Mavic Air2と同等ではだめだって事はそういうことかと思ってしまいますよね。

      まさに、The お役所仕事

      ので、あきらめて、他の方とのやりとりでもありますとおり

      >> もし可能であればお伺いしたいのですが、ブログ内の”代替文書”とは補助者を配置の事でしょうか。

      > そうですそうです。そんな選択肢もあるよ、と、担当者から指示があるので、つまり「これなら通すよ」ってことかと思います。

      で通した、と。

      1. ここ最近一覧にない機体での包括申請でプロペラガードはなかなか難しいみたいですが本日、プロペラガードで許可を頂けました。
        一か八かで記載してみたら通ったのでメモ代わりにコメントしておきます。申請機体はMavic3です。
        先ず機体の改造有無では「改造あり」を選択して下部のテキストボックスには、メーカーのプロペラガードが記載されているHPのURLと、そこに書かれている概要や寸法などコピペします。
        もう一点、機体の追加基準ですがこちらは「プロペラガードをつけて飛行する」にし更に下部のテキストボックスに、改造の所で入力した内容をほぼ同じく入れるだけでした。
        下記はその文言ですので、参考にどうぞ。
        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
        プロペラガードの装着後の安全性についてのメーカー見解
        ・https://m.dji.com/jp/product/dji-mavic-3-propeller-guard?from=shop
        ・https://m.dji.com/jp/product/dji-mavic-3-propeller-guard?from=shop&view=overview
        上記HPから抜粋
        <概要>
        回転するプロペラから人や物体を保護し、飛行安全性を向上するDJI Mavic 3 プロペラガードは独特なデザインが施され、スピーディに取り付け・取り外しができます。
        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
        以上です

        1. コメントありがとうございます。
          私の時には同じことをやったのですが、ダメでした。担当検査官によって対応が違うということなのでしょうね。
          まぁ、今はDJI Air 2sは登録されているので問題ありませんが、今後導入するかもしれないMavic 3とかの時には再トライしてみようと思います(^^

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