ポータブル電源をひとつ買い替えた。EcoFlow River2

先月末に発売開始されたばかりのEcoFlow River2。Anker 521 Portable Power Stationから買い換えました。

買い替えにあたって検討したのはBluettiのEB3Aでだったが、スパッと心が決められずにいるうちにEcoFlowの新製品が出て、そちらに飛びついた。

(うちでは256Whぐらいのポータブル電源があっているので、そのぐらいの容量のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用製品で色々検討)

DJIの元社員などで立ち上げた会社、EcoFlow

DJIのドローンやActionカメラを使っているとわかる、バッテリーの品質や開発姿勢。元社員ということだから現DJIとは関係がないとは思うが、DJIの品質やサポートを学んで来ているとは思う。ずっと検討していたBluettiもポータブル電源メーカーではJackeryと並んで定評のあるメーカー。

ちなみに、今現在定評あるポータブル電源メーカーってぇと大きくはこの4社。

Jackery
Bluetti
EcoFlow
Anker

全て日本法人がある。他は日本法人が無いのでどうしてもサポート体制に不安が残る。Jackryを選ばなかったのは、リン酸鉄リチウムを今だに採用していない点と、先進性を感じないところ。以前のモデルそのままで、安全性はさておき開発力がないのか?とも思ってしまう。あと「いかにも」なデザインがどうも。。。

Anker 521を買って半年で買い替えたわけ

今家にはAmazonで安価で販売しているLiFePO4リン酸鉄リチウム電池 GOLABS i200がある。

Jackryに似ているデザインだがこいつが安い割に意外と良くて、液晶は見やすいし、何もしなければ普通に電池は持つし(あたりまえ)、で、なくなったらUSB-CのPD60Wで充電し(5hぐらい)、ちょくちょくUSB機器の充電ステーションとして使い、無くなりそうになったらまた充電、と、使いつつ非常時に備える、という使い方をしている。ただ、GOLABS i200はUSB PD60W入出力なものの、USB-Cポートでの本体充電が一番早く、例えばソーラーでのDC入力は14.6vで3Aだ。つまりは43W入力が最大値ってわけだ。

なので、家での非常時用にして、業務にも使うメインのポータブル電源はもう少しスペックアップしたもので信頼のおけるものでコスパがいいもの、ってことで、Anker 521にした。

したのだが・・・。DC:11-28V=5.5A (最大65W)でGOLABS i200よりはアップしたものの、ソーラーパネルで充電すると考えると遅い。ACアダプターとUSB-C両方からの充電では2.5時間に短縮されるが、片方だと本体充電に5時間くらいかかるのはGOLABSと変わらず。

にもかかわらずGOLABS i200を残してAnker 521の方を手放したのは・・・

1)設定によっては翌日には空になる

これにはかなりびっくり。GOLABSはなにも繋げなければ当然しばらく蓄電を保ってくれる。いや保ってくれなくては困る。そのためのポータブルバッテリーなのだから。しかし、Anker 521の場合は「バッテリーセーブ」スイッチをOFFにすると2日で自然放電する。バッテリーセーブスイッチをONにしてもGOLABSほどには保ってくれない。

2)残量がよくおかしくなる

いや、バッテリー製品なのでおかしくなることは知っている。たまーに100%まで充電して0%まで使い切り、また100%すればほぼほぼ治ることも知っている。知っているのだが、うちのAnker 521はこの症状が頻繁に起こったのだ。

例えばパススルー充電でAC繋ぎっぱなしにしていたので100%蓄電している筈。にもかかわらず、65W出力で1時間で空になった。・・・20000mAhでPD65W出力のCIOモバイルバッテリーと同じじゃん!

なんだよそりゃ、と思って、ACでゼロから充電始めたら1時間ぐらいで100%表示。んなわけあるかいと、更に0まで使い切って、ACで充電しなおしたら今度は5時間ほどかかって100%表示。65W出力で3.5時間もったのでやっとちゃんとした表示に戻り、以後しばらくちゃんとした表示、という具合。

パススルーで使ってたのがいけなかったのかどうかは定かでは無いが(ちゃんと表示を直せてバッテリーに問題はなかったのだとしても)これでは前日に準備しても翌日に業務で使うときに(残量表示に)信頼できないじゃやないか。

なのでスペック的には下だけれど、変な癖が一切ないGOLABS i200を残してAnker 521の方を買い替えることに。

Bluetti EB3A

先述したが、これはかなり悩んだ。容量は先述の2つほぼ変わらないが、定価が39800円というのがネックの一つでもあった。セールで29800円ぐらいまで下がることもあるのだが、いつもどういうわけかタイミングが合わず、売り切れだったり、セールじゃなかったり。おめーは買うなってことかなぁ、とか(苦笑)

  • 268Wh
  • 最大出力600W(場合によっては1200Wまで使用可)
  • AC430Wで0 – 80%まで30分! 1時間でフル充電
  • USB-C PD100W出力
  • ワイヤレス充電
  • スマホで操作
  • DC入力が200Wまで対応
  • 重量4.6kg

など重量が重い以外はスペック的には同クラスのポータブル電源では抜きん出ているのは確かで、ソーラパネルなどの製品も充実。セールのタイミングで買えばいいじゃん! これを選ばない理由がない。(いや、正確にはデザインがダサいとか、ウチではちょい(価格も含め)オーバースペックとかあるけれど)

だったのだが、どーもなぜかタイミングが合わなくて、買えずじまいが続いていた。

EcoFlow River2

そんなこんなしているうちに先のAmazonプライム祭りでいよいよタイミングがあって、Bluetti EB3Aをポチろうとして、念の為に他製品にもいいのがないかどーか探したら、出てたわけです、見つけてしまったわけです、EcoFlowの新製品River2を。

  • 256Wh
  • 最大出力300W(X-Boostで450Wまで使用可)
  • AC360Wで1時間でフル充電
  • USB-C PD60W出力
  • ワイヤレス充電は無し、ライトも無し(ライトいらね)
  • スマホで操作
  • DC入力が110Wまで対応
  • 重量3.5kg !

んで、定価29800円だ。更に新発売記念のクーポンが発行されていたのを見つけて適用すると26910円。をを!(どこで見つけたか忘れました(苦笑))

最大出力が300Wだけれど、私には必要十分だし、充電時間もBluetti EB3Aと同じ1時間でフル充電。USB-CのPD出力が60Wでちょい物足りない気もしたけれど、手持ちの機材で考えてみると困ることはなく、十分。ワイヤレス充電も他でするからあれば便利だけれど、必ず必要ってわけでもなく、もともとポータブル電源にライトは要らず、スマホで操作はできるし。DC入力が110Wまでだけれど、このクラスではソーラーパネルは120Wが価格的にもバランスいいので、ちょうどいい。そしてBluetti EB3Aと比べて優っている点が、天面がフラットになり物を置けるデザインに変更。別に物を置かんでも、この高さのスペースにするりと収めて使えるということでもあるし、車で持ち運ぶ時にもフラットなおかげで積みやすい(取っ手が上にあると上には物を置けない)。重量も3.5kgと1.1kgも軽いこと! そう、必要十分なスペックに抑えて、クラスに見合った、重量も価格も抑えたモデルってことです。私にはこちらの方がピッタリです。ポチっ。

ポチって届いた箱をみてまたびっくり(笑)。化粧箱すら廃して段ボールをそのまま利用したエコパッケージ。いや、この時代、逆に好印象ですよ、これ。

EcoFlow River2を実際に使ってみて

「そうだよね、これが当然だよね」という感じで、Anker 521で経験した不思議?な変な癖のようなのは一切ありません。残量の信頼性に問題はありません。加えてAnker 521より更に100g軽い(笑)。

ただ、ソーラーパネルはEcoFlow 110Wは、今ひとつな感じだなぁ。Bluettiのソーラーパネルシリーズの方が魅力あるね。ソーラーパネルはなにか別な120Wのを探そう、うん。

信頼して安心して使えるのが、なにより、って話でした。

ところで(完全なる蛇足)…

いつも思うのだが、ブログにしろ、YouTubeにしろ、実際には手元にもなく、自身では試してもいない輩が

  • オススメポータブル電源○○選!(単なるスペック比較)
  • プロが選ぶポータブル電源(どこがどうプロかわからない)

とかが溢れていてウザい。必死に探すとほんとに参考になるのもあるからそれを参考にすればいいのだけれど、単にスペック抜き出してやってるのもほんとに多い。参考の邪魔だし、ネットのゴミ。

加えて

  • 防災を考えると最低でも500Whが必要、できれば1000Wh以上のものを
  • 防災やアウトドアで冷蔵庫が動かせる!炊飯器が動かせる!
  • 多人数キャンプに必須な大容量!

とかいうのも多い。というかほぼ上とセットでそう。なんちゃって防災を考えてます!的なのに多い。というか案件レビューにも多いのだが(中にはちゃんと徹底的に実力・能力検証をするような素晴らしいのもあるけれど)。

逆にウチみたいに256Whのエントリークラスのものを2台という方が珍しい。いや、別に考え方は人それぞれだからいいのだけれど、それが全てではないので、決めてかかっているようなのがあるので、どーかと思う、という話。

防災はまだしも、多人数キャンプで大容量のポータブル電源を持って行って炊飯器や電気コンロ、冷蔵庫動かして、夜は電気毛布・・・。アウトドアでノートパソコンで仕事もできて、プロジェクターで映画。テレビだって観られる。いや、そこまでしてキャンプすんなよ、と、言いたい。キャンピングカーやグランピングは別として、そもそも不便を楽しむのがキャンプだろ、と。いや、人それぞれだからいいのだけれど。

防災にしても電化製品に頼った考え方は最後には破綻する。エネルギーを蓄えておくなえら、アウトドア用のガスやホワイトガソリンの方がずっと長い期間保管できる。アウトドアストーブで煮炊きする方が自然な考えだし、焚き火台を使った煮炊きも場合によっては有用だし。冷蔵が必要な食材は防災では役に立たないし、アウトドアでも極力避ける。電気を使わないで代替できるものは使わない。防災にはテレビより電池で動くラジオの方が有用。

そう、そう考えていくと、普段からアウトドア用ガス缶と保存用食料と水をある程度ストックしている身からすると、必要な電力は最低限でいい。東日本大震災のおりに絶対に必要になった電力は懐中電灯やラジオにつかうニッケル水素乾電池の充電、LEDランタンの電池やバッテリーの充電、スマホやiPadのバッテリーの充電、電気毛布を(弱でいいから)動かせる程度の電力、ぐらいか。夏なら扇風機。つまり灯りと暖と情報。20000mAhのモバイルバッテリーでは容量も心許ないし、ACも使えない。その程度。なのでその4倍容量でACも使える256Whぐらいのポータブル電源は意外や心強いのだ。で、うちの場合は多くに(場所を分けて)使いたいのでそのクラスのを2台。

完全に家を失うような災害、そして仮設住宅等にってケースならうるさくて夜寝れない発電機より大容量のポータブル電源とソーラー充電の方が良い。そのあたりを想定するなら、予算が許す範囲のソーラーパネルとそれで日中に充電できるクラスの大容量なポータブル電源という組み合わせは確かに良いかとも思う。

電気の通っていない別荘に電気をとか、電気のない作業場に電気を、とかも大容量なポータブル電源が活躍するシーンだと思う。キャンピングカーや車中泊を想定した旅ならある程度の容量のポータブル電源が便利かと思う。

思うが、それら以外の一般のケースなら電化製品に頼りすぎず、トライする気があるのなら、それに変わるモノとそのスキルを確保しておくことも大事なんじゃねぇかと。

防災やキャンプのことをなにも知らないような奴が、想像であれこれ知ったかぶりで情報を流しているのを見て、そんな愚痴をこぼさずにはいられないのでした。うん。

いや、別に震災時に炊飯器つかって電子レンジつかってドライヤー使っても良いんだけれど、震災時には風呂や洗髪がいつできるかどうかわからんし、炊飯器や電子レンジで貴重な電気を大量に無駄に使ってないで、火を使って鍋で上手にご飯炊いて、料理できた方がカッコいいよ? (以下略)

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